ようこそ、「ラヂオの時間」へ――「FFT魔物縛り ♯28 調教師アグリアスの憂鬱」+α
(これで短いとか本気でありえんだろう……汗)
ニコニコ動画で動画を投稿するユーザーの中には、1つの番組のような構成で動画を作る者が”稀によく居る”*1。だいたいの共通点は、激烈な編集技能を備え、またオープニングとエンディングを備えていることだ。
■「セリル」さんの「遊戯王なのはMADシリーズ」(権利者申し立てにより大量削除)
■「東方神龍球」こと「東方紅魔郷をドラゴンボール風味にしてみた」シリーズ
■「お局の人」の「ゆっくりファイナルファンタジータクティクス」
■「ばぐ」さんの「葛葉ライドウゆっくり実況放棄」
■「東方超機鉄」他、一部「東方有頂天」動画
――そして、本日最新話が投稿された「椎名つばさ」氏の「FFT魔物縛り」。もはや1話の長さではダントツではなかろうか*2。
一作のゲーム、そのの縛りプレイ動画という枠をとっくのとうにぶち破って*3、ネットラジオ番組化*4していると言ってもよい。声優担当にイラスト担当、ドット製作および編集担当と分業した体制は一個プロダクションじみてもいる。これで短いとか何の冗談かと、本気出したらどれだけ長くなるのかと……楽しみになるじゃないか。
閑話休題。此度話題に上げつつも、私は実際にネットラジオを視聴したことが無い。アニメ『カレイドスター』やゲーム『うたわれるもの』、殊に後者の番組が一部界隈で大層盛り上がっているらしいと聞いた頃には終了していた。『絶望に効く薬』伝いに存在を知った「オールニートニッポン」も聴いたことは無い。
近年「DOMMUNE(ドミューン)」というネット配信スタジオが話題になっていると最近知ったがこれも同様。
なんだ、何もかも手をつけていないことばかりじゃないか……。何か新しいことを、新しい領域に踏み込まねばならない、知りながら放っておく事をしてはならない、などという積もりは寸毫もない。だが、こうして書き綴るとなにやら自分に残念を感じて、釈然としないのだった。
昨年、10年以上使い続けたコブラトップ式CDラジカセがぶっ壊れる以前からなんとはなしにラジオを聴くこと自体から遠ざかっていた。けれどその更に前のこと、深夜番組をヘッドフォンで聴いていた頃を今になって省みる。
『悠久幻想曲』ドラマCD伝いにラジオ聴くだけでなく様々なゲームを知る切っ掛けとなった「子安・氷上のゲムドラナイト(→ゲムドラエース)」。
『明日があるさ』を読んで聴くようになった「林原めぐみのハートフルステーション」。近縁で「青春ラジメニア」、「米倉千尋のsmile go happy」、「ラジオ:電撃大賞」(松野太紀&吉野紗香の時期)。「ゆる蔵、うれしいね」に「KANON皆口(水瀬)さんち」。
……そういえば「Jack&Betty」中川優美がパーソナリティの「Good Gracious!」も聴いてた記憶がある。「とらいあんぐるハート」のラジオを生で聴けなかったのは作品と曲の良さを知るのが遅すぎたからだな……。
あと忘れてはならないのが
「サントリー・サタデー・ウェイティングバー”アヴァンティ”」。
これは今でも書店で流れてるのを聴く事があるか。なにやら架空の其処で、今日*5も変わらずマスター*6と謎紳士と仲間達が色々なことを話したり聞き耳を立てたりしていると思うと、和むのだった。
物事と因果は連なるもの。巡り合わせは伝うもの*7。偶然だろうと必然だろうと、いつか何かが何処かで繋がって意味を持つ、かもしれない。