ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「カペタ」に魅せられる《突然の衝撃/Sudden Impact》

―――あらゆる文脈をすっ飛ばし、昨日今日と感得した事をつらつらと述べてみるに。


―――あらゆる文脈をすっ飛ばして読んだ「月刊少年マガジン」巻頭『capeta』で平勝平太が全日本F3優勝を果たし、大泣きしながら大喜びして見せる様子に感情がひどく揺り動かされた。これまでノータッチだったのが若干悔やまれて、どこから手をつけようかと惑った。


―――『宇宙兄弟』で主人公が月往きの切符の手前に来た頃、『BILLY BAT』で“かの月面着陸”が捏造されようとしている事に奇縁を感じた。また『デラシネマ』で躍動する主人公を見て突拍子もなく飛び跳ねたくなったり、ようやくの『GIANT KILLING』で前回の答えが半分くらい出た所に残り半分を納得してないファン達が押しかけてきてどうするどうなると思ったり……「214番目のビートルズナンバー」などというトンでもない代物が出てきたり。


―――世の中はびっくり箱だ。漫画からもリアルからも、思いがけない事ばかりだ。良くも悪くも。


―――そして「はてなダイアリー」の長所をひとつ再発見する。何か新しいモノに出逢った時、そのキーワード伝いに知らない人の言葉を見出すことが出来る(可能性がある)。全部が全部心地良いものとは限るまいが、今日出遭った『capeta』が好きな人々の言葉は全くもって、悪くなかった。