ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

《ゴブリンのゲーム/Goblin Game》


―――久々に感得したゲームの恐ろしさ。即ち、「プレイの想像だけでも脳内を妄想が氾濫する」ばかりでなく、「実際にプレイを始めてしまうと常時その事が頭から離れない」。要は『G-XTH』のことだが。
 確定情報が足りず考察する余地の多い漫画を読んだ時や、日々の雑事をこなしている間にブログ記事を思いついた時にも似ている。居ても立ってもいらない気分になるが、直ぐどうこうする訳にもいかない。

 かつて真っ当に真っ直ぐにゲーマーであった頃は……どうしていただろうか。記憶が曖昧だ。ニコニコ動画で技巧的技術的戦略的精神的な超人たちを目の当たりにして以来、そういったプレイ動画の視聴で満足を得るようになって以来、それが自分が持つハードとソフトであっても改めて始めた事は無い。想像はしても実行はしてこなかった。なんとなれば……多分に、動画を見る以上の満足を自分がプレイする事では得られないような気がしていたからだろう。「馬鹿の考え休むに似たり」、文字通りに。

 プレイ、「Play」、遊び。それをすること自体が楽しみであればこそ、「ゲーム」なのではないか。異論は認める。如何に巧くできるか、勝てるかどうかではない。如何にして楽しむか。楽しみを見つけるか
 さしあたってはLv上げて装備整えたいし未踏破エリアを探索したい……自分で考えたPTを育てながら。どのような形になるか未だ答えのない、彼らの成長した姿。それを見るのは、きっとタノシミだろう。

 プレイを再開する為に片付けないといけない諸々は……まあ、なんとか。