ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

第14話「憎しみに囚われたヒーロー フレイムベイン」/荻野純 『γ-ガンマ-』

◎ (第13話感想はこちら) / ジャンプSQ.[γ-ガンマ-]荻野純

――――――罰せよ 少年


 厨二病一歩手前、否ややアウト気味。ただ過去環境的に致し方なくもあり、かつ実現なさしめてしまう「原理」が存在することの幸と不幸。『ダンゲロス』……6巻出るのは今暫く先か。とかやってる間に今日がSQ発売日。




母は 彼が三歳の時に怪人に殺された。父は 仕事でほとんど家に居ない。だから 彼はどこで何をしようと自由だった。
幼い頃から 力があるのを良い事に好き勝手に振舞う者達が気に入らなかった。怪獣とは違う、己の意志で略奪・殺戮・支配を行おうとする奴等だ。
もし力を手にしたら「目に入ったそういう者達を叩き潰してやる」と、ずっと思っていた。その怒りが母を殺された事から来ているのかは分からないが、力を手にした彼は ただ怒りのままにそれを振るった。

「もしよかったら これからもその力で戦い続けてほしい いいかな?」
「……あんたの目的とかに興味は無ぇし構わねぇが・・・」

「俺以外の適合出来なかった奴は どうなった?」「死んだ」
「何様だ てめぇ・・・」
「いいね その感じ」

        ____   -──-
       { > ´          ` 、
       У          、ー--、` 、
        ’            \  ‘,  ヽ
      /    /   ヽ 、     ハ  }   ハ
.     / /  /{      {  ヽ.     ‘,. /   ‘,
.    ,’/ | l ‘,    ト、 ‘;     \.   }
.     j// N-‐ヽ‐ 、  ! ヽ ヘ     }ー- ハ!
   ノj/{ 小f芹ミ トヘj─‐jトハ   } 厶   ,’
     ‘, {:! 弋ソヾ  f笊卞 }  //- } /
      V/!  ,    弋ツ^ j/j/ソ./ /{
       八           ィrァ イ ∧リ
.           \`  '    イ /jハノヘ
           { `ー‐r≦-─ ´  〃 ̄ ≧ 、
             〉} |  Vヘ o o /〈_/´   \
           У/  o〉 ヽo/  /      } ヽ__r‐、
           / /  r‐{    /  /         |__厂ヽ }\__  -‐ ──-
        /{/  r'{ ト、  /  /        ト、¨У´ ̄\          ヽ
         { |  /´  、ヽ/  /     /   }ヽ\   ‘,_____      ’,
        Vゝ {    ` 〉.  {     イ    /|  マヘ _∧ヽ、     、
           ‘ 、^ヽ. ___〈  / '´      / } 〉 } { }  }ハ ヽヽ   ’,      ハ
              `}/´    \/         /  /  リ V |ハ ‘; 、   }       }
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              V´   /         厶-イ  /  /  | |!. }. | /     /
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             V {/         /  {厂 ̄ ̄¨}   /  j/. 〃::::::::::..:.. /
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                /〈∧_,/ \ ヽ /{| ! |`¨´!.|  /.  / ;:::::::::::::::::::;’
              /  V_/_/    >Уヘヒ| |  | | ̄    / {:::::::::::::::::::{

「ほとんどのヒーローは 殺す必要のない敵は殺さないの 何があっても誰も殺さないヒーローだっているわ
だけどあなたはそこまで凶悪ではない怪人も殺してる 残虐に見えるほど燃やし尽くしてる事もある 怪人を倒していても ヒーローには見えないのよ」
「あたり前だろ 俺はヒーローとやらをやってるつもりは無ぇ」
「……ねぇ君さ」「あ?」

「今からでもヒーローにならない? 私が手伝うから!」「!?」
「何だよ・・・それ・・・」

「とにかく 今のままじゃ 軍と敵対する事になってしまう! 悪人ではない人が犯罪者扱いされるのも 軍と敵対する事であなたが人間を殺してしまうのも私は嫌なの!」
「何なんだあんた・・・ どうしてそこまで俺に・・・」
「私は ただ力がある人には 人々を守ってほしいだけ!! 正義にも悪にもなりえる人がいるなら 出来るだけ多くの人が正義になる方が良いに決まってる!!


(こういう人間の事を 正義 というのか・・・)

「俺さ・・・」
「ん?」

「今 生まれて初めて 楽しい気がする あんたのおかげだ・・・」
「ん!」

「……何かあったら 必ず俺に言えよ」

「俺はあんたのおかげで変われた 出来ればあんたの力になりたい」
「……うん・・・ ありがとゼン君・・・」

.          // //  ./ヘ
         // //  .///
.        // //  .///  ,、
       // //  .///  /ハ
.      // ,ヘヽ、 ///  ///
.       // //\ >'//  ///            ,.ィf≧ュ、,
     // //   〈 /\///               ノf'゙jリ}i}iト、_
      // //     `、、'///、           ' 才ヘf{下、
.    // //.      \∨   >          /「! /´ ̄ヽ
  : .// //.          \/          ノ}!|jソ ,彡' {
. : . // //                    / _j/  ,!、 |
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.: .∨',/:          _、(ゝ-tぇfそY´j,.  '´  /j{  ´ }i  '
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¨´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄`~¨゙"'' ‐':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.'′:.:.:.:

「おやゼン君・・・どうしたの? ああこの娘?
「軍の秘密を発表する」とか言い出しちゃってさ 仕方ないから」

「今 殺したとこ」

Y ,く_)/′/" ..= -≡ ´ ̄___ ̄__....,,二ニ=〜ー` 、三) ‘:,y″´( ,ゝ、_,ノ_)⌒
{ {ミ彡、/"´ ̄  ,z≡三 Ξ_. !Ξ ー=ミ、 `ヽ:)、⌒ー=、r 、_ \_..ノ.廴⊆=冫
・.ヾ:;./"  ´ _z= ̄ _二二 二二=、 ヾーヘ;:;{ jヽ:j!. ノ'´..\  ヽ ゜、_
. /   _..r≦ _...=ニΞ三≡}l;;=-⌒ヾ 、 ヾ ヾメ!;! リく__,、__.ノヽ  ) ∵ ,
/′ ,..イ {〃,"_,二=…〜´゙~~⌒ー=-__ ^ ミリ__ノリ:j ´ゝ-=Ξ彡′/____,,ゝ-=
  ,イ!:l!:!ヾ/〃~ ,..二≡=− ...z_ニ=-  辷= 二ー=<=‐"__r≦三Ξノ ´ 二=-
 ,イハ:.ヾf' ,:’.;r'゙ -=ニ二ニ=‐ }l;、____`゙ヽ \=-\_ 、 \Ξ≡=− ___,/´
〃{{゜. ヾ:{ r/ ,;r'´,二ニ=====、彡)λ、 ‘:, ー⊆ヽ \、゙`⌒ミ三='´__r=、
.ヾ ヽ.゜,Υ" 〃,ィ≧=−υΞ}l;;|:γ´彡'ツ`ヽヽヾゝt (二\、 \、`ヾー=ミ ⌒ヽ
≧、ヽう ヾY {{ {ミ=‐___...Ξ,j.l⊥、´_r'" ..彡vー、ヽノ(`   ヾヽ ヾ:、   ヽ
_t-、≧=- ヘ ヾ≧ 二=−  《孑'f.′" "-=彡'´ノリ }⌒    ヾ::.、 ヾ:;..  ヽ
〜⌒==≧__ 二ニ=---、_ Y;;;;;;;;ヽ_..=−_,./〃丿  ゜ .〝 ゛ー、 :.
 ,  `‘ ・     .. ゜  /-―Ⅵ/,二ゝ"-=彡´ /_,=-‐━…ヘ.   }:;:.
     ___ ,...、___ ,ノ/ -‐=`jノニ Y.__r‐≦ー〜゙.=、__r━=ミレ、 ヽ ヾ:;.
_,..=‐'_...⊇、__ ニ=- /(`ー〜二..`くi二 } __ノ,rー'⌒′.. ‘`  r'゙ "}} ゜,}!
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/ ̄,√〜゛.     !ゝ    ≧弐匁Y    ∨:.:. \  釻/ /' r″ 〃.:
   { {!_})          、〃匁'//゙メミ┐__  ∨:.:.:.:.:V1 r'´ ,゙ハ「  八:;:.
(.,  `⌒__,.=―ー--、  ゞjトく爻くノ!\ゞ} `t_∨:.i:.:.:.:.V /)f .,!  ,′:}::
`ヽ_/ "_r‐〜⌒⌒ー、ヽ く7iメyム炙! V/ !...:.!. ,., \レ.:.:.( ゙(\ ;  ,゙ .:l!::
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〃 (じ´ ̄~⌒ーヽ    ヽ Ⅵ`く/´/.:.:/.:.: /.:/.:〃´.:. ∨   从.::. 、:.
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  Y!:l!i:.┃       ,     ′}.;.:.:/.:.:\:.:." リ`ヽ     V;;;! ・  ゙ ヽ:【`
  ヾ:i:i:.ヽ._ ゛    .   ノ./.:/.:ヽ:.:.:.:.<.:.:.:.:. 丶釻 _,);;;;、 `   }ノ

「うん 実に良い感じだ 君は 僕の最高傑作になり得る可能性を持っているよ」

「もっと見せてくれ その禍々しい炎を」

(わかったよ・・・ 俺はヒーローになりたいだなんて 一度も思った事はないんだ
ただ 君が喜ぶと、笑うと、俺も嬉しかっただけなんだよ

「もう ヒーローでいる理由も無くなっちまった 悪いな レイ・・・」

 異能の力を持ってはいるがヒーローとして振舞わず、さりとて怪人として犯罪を働くでなく寧ろ怪人のみを焼き殺す。この劇中世界では普通にありそうなグレーゾーンに、社会は寛容でいられなかった模様。あるいはマスコミは騒ぎ立てるだけ騒いで、体制側もそういう権力や常識の制御下に置けない人間がなるべく増えないように誘導している可能性だってなくはない。あと全然脈絡はないが、『ファイブスター物語』のヨーン・バインツェル青少年を思い出したりした。ともあれそんなダークヒーローの前に現れたるは、運命の女性。

―――レイ・ニコル。防衛軍“第一部隊”所属。見た目白髪ブルートレイン=ショウだってそうだったけど)ショート美少女。この時点で幾つも憶測が駆け巡った。タイミングもタイミングであったし……当人の自覚あるなしに関わらず美人局ハニトラ、自覚がある場合は榊の手駒もしかすると血縁(逆に榊とは無関係で純粋に正義の為に女の武器で誑し込もうとした可能性も微レ存)……「お別れ」の仕方・彼女の生死を問わず復讐者怪人スレイヤーカムバックは確定していたので、「榊隊長」の部下とは思えないほど(表向きはエリート部隊だのに頭の裏を知るが故のド偏見)まとも、というか純真な彼女に引っ張られてヒーローに「なっていく」穏やか展開にほっこりと不安が同居し続けるアンビバレンツ。
 結果として、また榊視点から見た場合。データ取りのため戦い続けて欲しい彼がゼンを殺さずぶっ飛ばした後、むしろ戦う頻度を下げるand心身穏やかにする*1ような手配りをするのはおかしい。レイがゼンを助けたのは偶然としても、部下が「フレイムベイン」を引き込んだ事は当然隊長に伝わるだろうから、“人の感情に呼応する”ゼンの力を引き出すべく何かしらのアクションを起こすのは必然だったろうが……出会いから全部予定通りだったというのは穿ち過ぎだろうか。秘密を探られて殺したのは予定外のような口ぶりだったが、それもポーズだったりは。ヒーローとして他者を守る幸福を与え、然る後に最悪の形で奪うために?

 はたしてそんな手間をかけているのかいないのか「最高傑作」……『GS美神』の魔王アシュタロスがメフィスト(美神前世)の叛逆を「作品」と喜んだり殺せる隙をさらしてみせたりしたのとは大分違う。現役期のリリィキュアルやMr.ロストマン魔法少女ミカちゃん程ではないにしろ彼女らクラスの暴走ブレーカー必須と認識される力を以ってしても榊の不死性を打ち破れず終い。単純に戦闘能力でも(世界に15機しかない例の刀*2込みとはいえ)届かず、最後の廃墟を消し飛ばすほどの炎でも超長距離ぶっ飛ばすに留まる。出会いの時も、レイを殺された時も今回の遭遇戦でも、またそれ以外でも、榊境弼が藤原ゼンを殺す機会は幾らでもあった。にも関わらず少年は生き延び、瞋恚の炎を燃やし続けているのは更なる成長(その上で育ちきった力≒血を抜いて己のもの乃至戦闘員にフィードバックする?)を見込んでのことか、それとも単に長持ちする遊び道具としてか。いずれにしろモテアソバレテイル! 力を手にした切欠が似ているライトブライト=ヒカリ嬢が親友を殺された悲しみと恐怖を背負えどミユキ姉さんとの幸せなキャンパスライフが待つのと対照的で……復讐が果たされる日が来ればいいと思いつつ、その時こそ彼が文字通り「燃え尽きて」しまう終焉かもしれないとも。よくよく考えると、世界唯一の地球産人造異能者なのだよね。存在そのものが非常にリスキー。普通のヒーローみたく「力を使い果たす」引退が許されるかどうかも怪しい。考えれば考えるほどロクでもない結末しか浮かんでこない……orz。

 それにしてもだ。前回のミカちゃんにしても1巻のロックレンジャーにしても「一本作品ができそうな」or「作品一本分をモチーフにした」ある意味贅沢で、今回もゼン=フレイムベイン主人公の長編が一個成立しそうな設定キャラ立て。いや、考え方によっては……『γ』の物語の「もう一人の主人公」or「少年漫画的な意味での王道主人公」と見ることもできる。それだけメイン大筋への関わりは深く*3、長い(と言っても2年前後だが)し、ユリパートとヒーローパートが半々かユリ側に傾く話が多い中、初のユリパート実質無しである。ちっちゃ可愛い妹に姉の愛が溢れすぎちゃったり親友との仲睦まじさに妹が嫉妬したりしないのである。大事なことだから強調したのである()。


 さてさてさて。次話は「博士でヒーロー」である。3巻末の予告からして明らかに「アイアンマン」*4モチーフである。もしかすると当人は生身のままでパワードスーツ装備である。ヒーローを弄くり改造し生体兵器を生み出す榊とはベクトルが違えど同じような事をしているという見方も出来るが、そこから繋げたり接触したりするや否や。


◎ 「ゴブリンスレイヤー」 【完結】

                   ____
                  ≠ ∧ ` 、
                  /.{、  .∧  ヽ   r--、r=ミ rュ           ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
        ___       イ/ .} \   \__∧   ≠{ ̄ ̄`ヾ  つまるところ、俺は奴らにとってのゴブリンだ。
      ≠ミ  \_____/∧  {   〉=ミx_ ≫  く_/}∨/<__ハ
     /.  .\. ∧≪____ヽ.\乂 / 鬼}/刈vー-ミ弋 V/,  i: !
    ./≠^\  \ハ_` <o} }} `Y<_/  }i}__〉. : :}  ∨  i: !
    {/⌒ハ .\  \}\   . }}  |\__  _}i}{: :: :: :}x  }  |:
    .イ⌒ーァ刈_o》-rく  廴  ∧ .厶斗三二{ヘ: : : : : :\,   !: :,
     乂__.斗イ  __7__>"  ∧` <` <{ ∧: : : : : /.   |∧
   〈〈__>  > ´イ o/_      ∧   ` < _}i : : : イ    |__ヽ
    }-=> ´ { ̄ イ.}イ o{> ´ ̄廴__三二o  //. : :/o-‐ '" !  /
    7≠-‐<o rく人___彡^ー-抃/弌_辷{/ ̄冖< : \ \  |. /
rー-=彡⌒ー-弌.   \__,   :{.ハ   /      \: :\  ー /
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         ノイ. : :| : :|:: :∧ー弌 ごノ         ^弌ごノ /. : / : : : |: : |
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          人. : |\| :: :: ∧         ′          ///.: : :  ′ ′
.             j\| : :, :: :: :::∧                  /.: : : : /. : :/     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
          .′ :: : (:: : : : }:.∧      、     ノ    /.: : : : /. :/      | もうちょっと、堂々としててください。 |
            {:: :: :: :: :\: ::ノ: :个 : .           //.: :::///       乂_______________/
              、 : : :: :: :: Y.: : : j: . `|ト     __    イ /.: //ヘ、
.            \.: : : :: ノ: : : 八: . |         /,// /   \
.           /  { \. : :(: : /. : }: . \     /  . : : ://      ,
        ,′   \ ``: .、:: :: : : :} : : .  \_,  /  . : : : ://     ′
.           :. { : : : : ::}: : : : 八: : : .  ∧ |l  . : : : //         ,     乂  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
            :. \ : : :ノ : : ノ} \: : . //  |lヘ、 . : //        ′    |  …………銀等級の冒険者らしく、ね。  |
        |    丶{: : : (: : : : : ノ   \,_//  |//l|\,//     !/        ヽ_________________/
        |     \:: : : :: :∠     |//l|    |//l|       |     |
        |     《二二V二ニ》   ∨∧  ∧∨        j /     |
          ;        》ニニニ0ニニ《    ∨∧, ∧∨          j ′   !
             《ニ/⌒ヽニ》     ∨///∨        j/       !
          |         { : :: : : :}      ∨/∨         /       |
         |         人 : : : : }: .     ∨/            ,′      │
        |         \ハノ : : .     {i/}         . : : ;

*1:「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士」……。

*2:レドネフが使ったのとは別の物。もしくはレドネフを退けた時にパクったか。ジェイラスの四次元ポケットと軍内部での地位及び情報を考えると機密兵器でも借り放題とは非常にずっこい。

*3:たまたま拾ったら手に埋まった玉が黒幕が作成した圧縮ラムダエネルギーで、数多の犠牲者を出した中で唯一適合。以降目を付けられて「最高傑作」候補。他方、ユリと同級生で彼女の変化(休校⇒ミドリちゃん存命期⇒推定死亡⇒「リリィキュアル」期⇒引退後軍入隊)を遠目に観測してもいて、ドゥライズ星人相手の大戦にはチームに誘われ他ヒーロー達と共闘経験あり。

*4:あるいは“ライダーマン”や“G3”か。いや戦隊物ヒーローと並んで人気の「ライダーマスク」の存在のみが通知されているのでないか。しかしライダー系の一部主人公と博士と敵側技術力は、下手をしなくとも榊でも真っ青じゃなかろか。もしライダーマスク編があるとしても5巻収録分、つまり再来月以降だろうが。