ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「宿命の対決!キャットちゃんVSドッグちゃん」\(`д´)ゝ

 GXのデュエル猿回のリメイク的な話かと思いきや、猫好きVS犬好きの代理闘争、ならぬ厳しさを見せるお姉さんの前に勇気を振り絞る幼女(なお中の人も武内Pより若いつーか幼かった模様)かわいいエピソード。犬がデュエルしてるフリの時の土佐弁が地でもいいのよ? というか一発キャラでなくてもいいのよ? というレベルの可憐さ……3DS版ゲームにも登場してルートもあったとな。素晴らしいな素晴らしい。ゲーム版遊戯王はこういう細かいところを拾っていくスタイルらしいよね。

 分類上、久々のキャシー回かつ遊馬の「デュエルをすれば皆仲間だ」補強的な話でもある(もしナンバーズの力で知性を得た犬が相手であれば遊馬が戦ったろうがそうではなかった。むしろ犬にデュエル仕込むドッグちゃん調教力が半端なかった)。ただ主人公は、台詞半分くらい「俺のハートピース……」な上にそれを賭けた勝負の最中に犬っ娘にかっとビングを教授した結果の敗北で真っ白になるという有り様ではあったけど。そしてアストラルさんの予言はある意味当たっているという、バリアン・アストラル世界の住人にも広まるから。恐るべき感染力伝染力……?

 借りたバイクで走り出すどころか、コモンズブーイング&トップス称賛の板挟み。おまけにロジェ長官の介入で満足さんと遊星じみた誤解を捏造する嬉しくないファンサービス(しかも手前勝手のサムとクロウに飛び火)。トドメに優勝してジャックと戦うことを期待するなんて発言や仲をアピールという……セルゲイの制御が難しいからか、負けた方を囮とし遊矢が勝てば取り込むハラか?(最終的にユズに会いに行かせてくれたのは、まあ彼にとって都合がいいからだろが) あとシンジも大概、万事をトップス批判の火種にする気満々ではあるがメリッサも相当なタマだな……あれは素の煽りなのかそういう仕事スタイルなのか。

 はたして遊矢とユズもそうであるが(バトルロイヤル開始時点で別離)、それと匹敵するくらいに久々の再会(バトルロイヤル終幕以来)であるソラ。流れ上質問攻めになるけれど……「遊矢から見たソラ」って考えようでは「コモンズ勢から見た遊矢」と同じくらい偏見入り易いよね。むしろ疑念が沸くのが遅いともいう。まあ前回「お前を信じる」となったのも、今回の釈明が聞いてもらえるのもMCS以前の積み重ねあればこそということで、逆に遊矢がシンジやサムとどめにクロウに疑われるのも当然かもしれない(彼らの性質はまた別問題だが)。なお満足さん。
 ともかく、漸く「ユズを救うため」という発言。しかしあえてデニスをセレナから引き離したとなると、「与えられた任を果たす」以外を自己裁量でやり過ぎじゃないですかね(アカデミアの戦士としてありながら最大限の便宜を図る友情)。同時に遊矢も手を広げ過ぎじゃあないかと。ジャックに勝ちシティ民を笑顔にし次元戦争を終わらせユズと一緒に帰る、でも荷が勝ってる感が強いのに……まあ仲間を意識的に見捨てる遊戯王主人公とか「ない」だろうけども。
 かくて計画を台無しにする真実は盗聴されており(チェイサー有能。いやギャンビットが続いてるなら制御プログラムかな)長官の命令で遊矢が拘束……あれ、再会できなくない? と思ったらホイホイ隠れ家から迷い出たユズがクロウの養い子に遭遇して野外観戦へ……やっぱり再会できてねえ! いや「次元を越えた再会」に嘘は無いけれど、なんというタイトルミスリード感。そして次回は黒咲VSクロウという鳥獣族ツワモノ同士……流れ上クロウが勝ちそうではあるけれど、そうそう容易いわけがないし……?


別々々途:「真・女神転生ZEXAL」 【完結】