今週の遊戯王アークファイブ
―――仲間に攻撃されたり仲間を助けて負傷したり妹を助けられたかと思いきや無駄だったり、負傷を推してそれを伝えにきた傍からスタンガン喰らわされたり……エクシーズ編以来、扱いが悲しい黒咲さんである。普通に遊矢(⇒ユート)とのタッグでルリ+セレナと戦うんじゃあかんのか。ユズに「虫」が入ったと知らされた遊矢が逆鱗入るのを制止したかと見せて逆にユートが乗っ取り変身、更に次回は逆鱗で新ドラゴンという怒りの同位体パワーを見せつけるための礎か……不憫な。あと前回といい今回といい、やはりプロフェッサーはラスボスといった感じでない。かといって中間管理職という風でもないのだが……小物加減と厄介度合が同時に高まってるドクトルに比べるとキャラ弱く見えてしまう件。
はたして幻影騎士団デッキへの丸々置換は、前回の予告柱文で言うほど「異変」的な演出はなかった模様(五枚引いてから気づくにしても今少し)。「ユートの想いがデッキを変えたのか」とあっさり受け入れる遊矢が主人公で、前回普通にデッキを取り換えたユーリが推定ラスボス(そして二人の中の人が同じ)というのがなんともかんとも。また他方、(兄妹対決の際にも感じた事だが)これまで他の同位体女子に比べ描写が少ないせいで操られている攻撃的な表情ばかりが印象強まるルリの過去、というかユートとの馴れ初めイメージが文字通り思い出したように同時にぶち込まれる闇鍋感。ラストのハイライト消えたユズといい今回、人格、「人が変わる」ことを色々な方法で描いてるなって適当に閉じておく。