ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook（Ⅱ）

ＡよりＲへ。記録を継続する。（二冊目）

《束縛された秘宝/Relic Bind》／岡本倫『パラレルパラダイス』第１８・１９話

感想




（前回の感想はこちら）　（感想記録モーメント）　（eヤングマガジンにて前回無料）

パラレルパラダイス(1): ヤンマガKCSP

パラレルパラダイス(1) 特装版: プレミアムKC　（10Pの描き下ろし漫画、設定資料などを収録した36ページの小冊子が付属）←電子版もあるでよ

異世界の救世主。 : 続・黒のノエル　／　パラレルパラダイス第一巻収録エピソード感想まとめ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |:､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |::|ヽ::＼/ヽ丶､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |::|　 ＼＼/ ヽ::＼-‐ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　 　 　 |::|　 /::ヽ:::＼_‐ヽ::＼- ＼ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/:::|　　　 　 |::|　/::/ /ヽ:::ヽ　 ヽ::＼-‐＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_/::::::/〉　　　　 |::|_/::/_//_/ヽ:::ヽ-‐ヽ::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ._ｨｲ:（o◎:::l 　 　 　 |::::::::::::::::::::::／∨∧　 ∨∧
　　　　　　　　　　　　　　　 .{::::l:::(o／ｰヽ＿＿__|::|￣￣￣　 　 ∨∧　 ∨∧
／ニニニニニニニニニニﾆ}::/:::ｨﾉへノ::､ヽr r rヽ＼　　　　　　.∨∧　 ∨∧
／　　　／ニニニニニニニ/::/:/､ヽ／l::::〈::ヽ」」」 ￣　　　　　　　∨∧　 ∨ 〉
　　　／／ /ニニニニニﾆ/::/:/　 |」」」l:::::::ヽ:ヽ 　 　 　 　 　 　 　 ∨∧.　 ∨
　 ／／　/:::/ ./ニニニﾆ/:::/:/　　　　 ||::::＼:ｷ',　　　　　　　　　 　 ∨∧　　　　　　　　　　　　　　【地縛神】
／／　 /:::/　/:::/ //.　 /:::/:/　　　　　||::::::::::>:::ヽ　　　　　　　 　 　 ∨∧
／　　/:::/　/:::/ // 　 /:::/,:/　　　　 ／＼／::::::/:ﾍ　　　　　　　　　 　ヽ/
　　　 ￣ 　 ￣.　　　 /:::///　　　　 /､:::::_:♭:::::ヽ彡ﾍ/l
　　　　　　　　　　　 /:::///　　　　 /:::／ｨ ｀ヽ:::::l ＼_,:::l　　　　　　　　　　　　　　　【「土地神」ではいけないのだろうか】
　　　 　 　 　 　 　 /:::///　　　　　 ￣//フ　　',:::',　　',:::'- ､
　　　　　　　　　　/::://ノ　　　　　　／/´　　　 l:::::',　 l ｨ lヽ＼
　　　 　 　 　 　 /::ノ　　　　　　_ -''´l 〉　　 　 /, l l ', .|| l:l　 ＼＼
　　　　　　　　　￣　　　　　　 / /　//　　　　/ l | |l ', || l:l　　　＼＼

―――いや本当すいません。18話書くの遅れて19話が実質本番描写オンリーだったので前回同様まとめればいいやと思いながら私事にかまけてズルズル遅れまして。まさか４話分も遅れるとは……２１話で次号休載入って助かった感。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :;:, .:.
　　　　　　　　　　　　　　　パチパチ…　　　　.　. .:', .:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.::... .　　　. .':::;:, .:.
　　　　　　　　　　　　　　　':;:.　:::. .　..:.:λ:: ::'; ::,)､::.:;.:,:;.:
　　　　　　　　　　　　　　 ..':;ヾ::.:ｿ)人ノ从:.ｿ）ノ　）:.: .;,.'
　　　 　 　 　 　 ＿／　 　 　 　 .::Vィ'　　(ソﾍ （::.:.:'.,; .ヽ　　 　 ヽ　 ＼ ＿　　　　　　　　　　　　　【油鮎】
　　 　 　 　 _／;@/　 　 ／　',:; .::）　　　　　　　て:;;':.　　|@ヽ、　ｷ''ﾌ　ヽ@｀ヽ.
　　　 　 　 /",:;ン　　 |`ゞ 　 ...:.（ノ　　　　　　　　（::..　　ゞｿ 'ゝ　 l ;;ゝ、 ｀くｯ_:＼___
　 　 　 .__/,／　　 _／/´　　...::::）　 　 ﾍ ｿﾊ　　　,ゞ.:. 　 ヽ:;　| 　 ヽ -ﾊ 　 　 ｀vヾ､
　 　 　 ／V 　 .／ :;/'..;: . .:::: .:ｿ　　　ﾉ:.::.:.. :（　　　 （: :. 　 ヽ,ｷ_　　ヽ@|　　　 　 　 ＼
　 　 ／ 　 　 /@,;)ゞ.::.: :::..::..:（　　　 （::..::..:::.::ﾉ　　　　）:::...　 /_ ｽ　　　 ヽ
　　　 　 　 ／￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ

　なんやかんやというか交尾で時間取られて目的地の「火燐石」採掘坑に到着するも夜ということで一泊確定。特装版読切といい本当に同志がいないんだなあなゲテモノ好きミサキ“以外”で食材を集めたり採石したりで夕食。川でガチンコ漁法を行う陽太（さらっとデカい岩を持ち上げているが元から鍛えられて見た目の割に筋力高いのか、はたまた召喚以降の影響か）にミサキがついてたり、やはり植物好きなルーミが集めた果物が想い人には不評だったりメンバー内でも意識せずとも格差があるね。なお同行できず留守番の子。
　また火燐石は「割って中身が空気に触れるだけで燃え出す」、「純度が高い結晶は小石ほどでも50年燃え続ける」というファンタジー物質。どういう原理かはともかく、この土地が界隈でたまに囁かれる「未来の地球」という線は現状薄いかもなあと。そして「私たちよりずっと長生き」というミサキの言葉が引き金となってか、陽太が【嫉妬深い神の呪い】のことをクインテット全員に開陳するのだった。元からルーミと初体験時、あとそれを聞いてたリリアも知っている事だけど、ジーニアスに『（全ては救えないのに）お前が教えるのは自由だ』と実質警告されたことを早々に話したのは……短い期間ながらルーミ達への「信用するしかない」が「信頼」に変わりつつあることと、カルの毒で亡くなったユウリのことも手伝い「死なせたくない」という感情があるのかなとも。元から隠し事が得意な風には見えないし、前回１７話も「これからは俺が戦う」とか覚悟を表明したしな。今回も「それがきっとおれがこの世界に呼ばれた意味だからだ」と……コイツ地球に還る方法を探す気が（いまのところ）全然ないんじゃなかろか？　同時進行しても誰も責めないと思うんだが。

　でも具体的な方策が彼自身にあるわけでもなく、まず「呪い」の話自体を残り三名にも信じてもらわないことには手段を探すこともできない（その場合、ミースの街でできるだけ多くの娘を寿命から解放しつつ「交尾すれば成人しても死なない」ことを証明するところから始めないとならなかったかも。迂遠過ぎる）―――けれど見た目からくる一抹以上の不信感疑惑は拭いきれないがクインテット達に一定の情報信憑性はあるらしい神鳥が降臨したのでそこんとこはサクッと解決。ルーミの提案通り街近くにある祠で待ってたらこの後のテンポが致命的に遅れるから（21話読後感）。

『私はこの地の地縛神だ ここからは動けない　長くは生きているが見識にも限界がある　しかし……』

『お前は違う　意思さえあれば その足でどこにでも行くことが出来る　思うものを見ることが出来る』

『任せたぞ　人間の男よ』

……べ、別にそれくらいの言葉で不信感が無くなったりしないんだからね！（などと意味不明な言動をしており

　ともかくも。ガーディアンにして姫巫女に仕える巫女のひとりでもあるモモさえ何も知らず、ジーニアスでさえ詳しくは語れない「嫉妬深い神」についての情報を得る指針……南にある海に面した街「リール」*1に手掛かりがある、かもという情報を取得。というかだね。ジーニアスはミースの守護神で近くに祠がある。リールの街に「嫉妬深い神」を祀る祠がある。それはつまり……嫉妬深い神はリールの守護神である、もしくは守護神「だった」ということになるのか？　てっきり資料集で示された４＋１の街のそれぞれに守護神（地縛神）が存在しているのかと思ったんだが……もしかして現在、というよりずっと長い間リールの街は守護神不在とかじゃないだろうな。それとも「別の神」が替わりをしているのか。そこまでいくとむしろ新しい方がずっと守護神やってて現地人すら「誰それ？」かも。ああでも、シーザー王国の歴史とこの異世界から男が居なくなってからの三千年という期間の関係が現状不明だな。情報はよ。むしろ代替わりした方の神様が教えてくだされ。

　閑話休題。不寝番を（帰れなくなった原因の）ミサキと陽太で交代で、代わる時のミサキ羞恥顔カワイイとか、「何のことだ？」が気の利いた忘れてあげるフリなのか欲情の泉に影響されている間は性格どころか記憶すら曖昧になってやしないか疑惑とか過りつつ……、

.　　　　　　　 　 　 　 　 │　　　　　 　 │　　　　　　 　 │
.　　　　　　　 　 　 　 　 │　　　　　 　 │　　 ./7　　　 .│
.　　　　　　　 　 　 　 　 │　　　　　　　_|_　 . /7∠>　 . │
　　　　　　　　　　 　 　 {二二二二二〃ミﾒｲ/_／..二二二}
　　　　　　　　　　 　 　 {二二二二二乂彡ｿ..二二二二二}
　　　　　　　　　　 　 　 {二二二二二ﾆ|i|i|ﾆﾆ二二二二二}
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　 　 ｀|´　　　　　　　 　 ',
.　l｀ヽ、　　　　　　 _,,--..,,_　　　 　 　 　 |. 　 　 　 　　　_,,..--,,_ 　　　　　　 ,.,r'´l
.　',　　｀"''――‐''"　　　　　　　　　　 　 l　　　　　　　　　　　　゛''‐――''゛´　　,'　　　　　　　　　　　　【うたた寝の間に拘束されてて、】
　　＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ', 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　／
　　　 ｀''-.､　　　　　　　　　　　　　　　/ . ',　　　　　　　　　　　　　　　､.-''´
　　　 　 　 ｀ヽ　　　　　　　　　　　　 /　 　', 　　　　　　　　　　　　,r'´
　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　/.　　 　',　　　　　　　　　　／
　　　　 　 　 　 　 l　 　 　 　 　 　 /　 　 　　',　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 | 　 　 　 　 　 /　　　　　　',　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　 |　　　./　　　/　 　 　 　 　 ',　　　', 　　 l
.　　　　 　 　 　 　 l　　 /　　/./.　　　　　 　 　 ',.',　　', 　　l
　 　 　 　 　 　 　 /　 ./　　/./　　 　 　 　 　 　 ',.',　　',. 　',
　　　　　 　 ,..-‐./　 ./　　/./　　　　　　 　 　 　 ',.',　　',. 　',.‐-.、
　　　　　 ∠,.-''/　 ./　　/ノ　　　　 　 　 　 　 　 ヽ',　　',. 　',''-.,｝
　　　　　 ／　./　 /_,,.-''　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ''-.,,_ ', 　',.　＼
.　　　 　 {_,,..-'ヽ-'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '-,r''-..,,_}
　　　　　　　　　　　　　 ..::::´::::::::::::::::::::::::＞..-=≦
　　　　　　　 　 　 　 ／::::ミ､::::::::/::::::::-=ﾐ､:::::ヽ
　　　　　　　　　　　/:::::::::ﾄ､::::､:/::::.:::::::::::::∧::::∧
　　　　　　　 　 　 .′::::::::l:::ヽ:::}::/::{:|:::::::/:::::',:::::∧
　　　　　　　　　　 |:::::::::|::}:ミ､:∨≦l:{::::::::::::::::|::/::::}
　　　　　　　　　　 |:::::::::|::|　　 　 .八|::::::::::::::::|:::::::::|
　　　　　　　　　　 |:::::::::}:ﾘ__ 　 　 ＿ヽ:::::/:::::!::::::从
　　　　　　　　　　 |:::::::::/＿｀ 　 ´　　｀∨:::::::|:::::::::∧
　　　　　　　　　　 |:::::::ﾊヾ{心 　 　 衍豺::::::::!::::::}::}:ﾊ　　　　　　　　　　　　【Sの子が攻めるターン、かと思ったんだよなあ……】
　　　　　　　　　　 |:::::::{∧ .ゞ'　　　　ゞ' |::::::::|:::::::|::ﾄ､{
　　　　　　　　 　　|:::::::|:::込:::　'　 　 :::::::|:::/::ハ､:从　)
＿＿＿＿＿＿　八::::::∨-‐＞.ｰr.r' 。ｲ|/:::{　/: :＞. ､
　　　　　　 _r≠≦: ヽ::::{: : : : /{ |:{{´　「从:::| l{: /: : : : }
　　　　.ｨ: ´: :｀ヽ: : : : :ヾ! : : /:/ .l:|{》　/ｲ{::::| l|/: : : : 八
　　　/: : : : : :￣｀ヽ:_:_: : ＼:{/　 |:ﾄ{ ./八ﾊ::{八: : : : : : :.}
　 　 ゝ､: : : : : : : : : :＼ ￣Y　 ./|:|　 　∨:Y:}､ { : : : : : 人
　　　 　 ｀丶: : : : : : : : :＼人　{ .l」　　 /{:::|::|::V}≧=:イ}:＞.､　　 . =‐ : : ￣:￣: ｀: : . ，
　　　　　　　 ＼: : : : : :_:_:_>ﾊ八　　　 .{:::::::::::::::}: : : : : :|: : : : ｀く: : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ : ､
　　　　　　　 　 ヽ: : :/:::::::::V ヽ.ト_--_く'::::::::::::::八_: ｨ : |: : : : : : : : : : -‐: : : ヽ-＜: : : : : : : :.＼
　　　　　　　　 　 ｀≠!:::::::::::}　イ￣ヽ : :V_:_::ｲ: : :｀ヾ:.八: : : : : : ／: :／: : : : :V::::::｀ヽ: : : : : ／｀　.､
　　　　 　 　 　 _ =-‐.}:::::::::::|.　　　　Y.Y:{ゞ=/: : : : : :/: : : :_: ﾆ≠-: ´: : : : : : : }::::::::::::::::＞ ´ 　 　 　 ｀ ＜
------ =≦ 　 　 　 _}::}:/::ﾉ　 　 　 .| .|::! ｀＜: : : : /､＞:´: : : : : : : : : : : : : : :ﾘ_::＞ ´　　 　 　 　 　 　 　 ｀　 .
　　　　　 　 　 　 　 ゞ≠≦　　 　 　 } .L|　 　.≧=≠―――――――‐ =≦ｰ '　.､　　　　　　　　　　　　　　　 ｀　＜　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Y　 .＞ ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }≧=-　.　　　　　　　　　 　 　 　 ｀　 　 　 　 　 　 ｀　＜
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 八　　　　　≧=-　　.　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ′　　　　｀¨¨ ￣￣￣￣￣　　　‐--=　__ .イ＿＿＿＿_ ﾆ=-　´ 　　_ノ､≧=-　　-　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＞ .´人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　_ソ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＞　´　　　 　 ＞　.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　-――‐‐=≦
　　　　　　　 　 　 ＞　´　　 　　　　　　　　　　￣　　ﾆ=――　　　―=ニ　￣

　双方の目的（死にたくない・死なせたくない）からすると無用の拘束ではあるんだけど、そこんとこは当人の趣味であり主義であろう。彼女ひいては異世界の娘達からしたら、

「別に今　こんなとこで縛らなくても……明日街に帰ったらいくらでも交尾してやるよ」
「ダメ」

「あなた ひょっとしたら　明日死んじゃうかもしれないじゃない」

「だいたい 自分の命をあなたの気分なんかに左右されたくないから　私は用心深いの」

　というのは実際まあその通りではあるのだ。あと直前にミサキとの交尾を見たせいで陽太に主導権を取られたくないと思ったとかも十分考えられる。なお自分主体でスるからといって余裕ができるとは言ってない。ぶっちゃけた話、歪んだ適応の結果による反射に近い「発情」を「感情が芽生える」と言ってよいのかどうか疑問ではあるけど、「情が移る」という表現もあるしな。ミサキあたりがそこんとこ顕著だ……いやさ、陽太に触れた娘らは大なり小なりそういう面があるけど。ともあれちょっと触っただけで眼がグルングルンして、

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-＜＞､
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::′:::::::イ::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::}:≧:.､:::::ｨ≦::::|:{:::::::::{:::::ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:/:::::|::::::}-― ¨＾´ ￣´l:|:::::::∧:::::∧
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::::::::|::::::|　　　　 　 u. |:|V:/::∧::::::::
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ′::::::::::|:::斗‐　　 　 　 ｀l|:ﾄ∨:/:∧::::::{
　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::/l/l|:|　　　　 　 　 |:|_ }::::/::∧:::::,
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′:::::::::::{::|=ﾊ}=.　　　　　==ﾘ=ｨﾊ:::/:::::＼}　　　　　　　　　　　　　【対面座位から】
.　　　　　　　 　 　 　 　 ′:::::|:::::::|,ｨf斧ミ､　　　　,ｨｆ斧iミ､:::::::::::}::::}ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 {::{:::::::|:::::::|,/／:／:／:／:／:／:}//::::::::|:|::::|::ﾄ､
　　　　 　 　 　 　 　 　 |::|:::::::|:::::::ﾄ.　 　 　 　 ′　　　|{　从:::::|:|::::|::}ハ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |/!::{:::|:::::i:{∧　　 ｧヘ、_,.ｰ 、　乂}::::::::|:|::::V　 }　　　　　　　　　【自分のペースで動いても】
　　　　　　　　 　 　 　 　 |::|:::|::::从::个，/ /⌒Ｙ/⌒ヽ、::::i:::::::从::::}
　　　　　　 　 　 　 　 　 ∧{:::|:::::{ヾ{ﾊ:::i′ '⌒Ｘ⌒ヽ　 }；:}::::::}:::::V
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {从ヾ八:: ； i　　.二Ｘ( 々　 |:从::/}::::/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿ 　； 斗-‐|:.　　Ｙ)(. Ｙ 　 鄯 ─- 　　＿ ；
　　　　　 　　　　 　 ，／　　　　　 ‐-　|i:.　　|{　} |　 　.!　-‐　　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　 　　　　　/　　　　　　 　 　 j　　　 ! 　i　　　l　 　 　 　 　 　 　 ',；
　　　　　　　 　　 ；/　　　　　　 　 　 / 　 　 ;' 　 '、　　.、　　 　 　 　 u 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-============-
　　　　　　　＿＿_　　　　　　　　　　 　 ｨ≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　 ,'´ ―┐ ｀,　　　　　　　 　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-.､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　 !　 　ノ　　.!　　　　　　 ／ﾆﾆﾆニ，::´::::／､:∧_::::ｨ≦:＞､ﾆﾆﾆﾆ∧
　　　　　 ! 　 　|　 　ｌ.　　　　　 /ﾆﾆﾆニ／::::::::::/=ミ､Y::}::::/ｨ≦:::::∧ﾆﾆﾆﾆl}
　　　　　 l　　　ツ 　j.　　　 　 .′ﾆニ／:::::::::::::/_:::､-=≠＜_:::-=ﾆVﾊﾆﾆﾆﾆ|　　　　　　　　　　【めちゃくちゃ声が出てしまうわけですが】
　　　　　 ヽ　　 ♥ .ノ.　　　　　{ﾆﾆﾆ/:::::::::::::::/:{-―　　　　 　｀ヾ::::∧:∨ﾆﾆﾘ
　　　　　　　￣￣　　　 　 　 八ﾆﾆ/:::::}:/:::::/{::|　　　 　 　 　 ⌒ヽ:::∧:∨イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨::::://:::::::{.x≠芹ミ　　　　　　　 }::::∧:∨
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /::::://:::::::〃し:＞ '　　 　　 衍ミx ﾄ､:::∧:∨　　　　　　　　　【お仲間にバッチリ聴かれてますよモモさん】
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {::／{:::::::::::::{　|:{／／／ ' 　 ｀ヾrﾘr:::ヽ::∧人
　　　　　　　　　　　　　　-=≦彡::::八::::::::::::l　|:|　　_＿　_　／／　l:::::::}::::∧::{＼　 　 　 　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　／{:{::::{:::::∧::::::八 Vﾊ　´¨⌒ヾ}　　 　 八:::::::Y､人ヾ 　 　 　 ,'´ ―┐ ｀,
　　　　　　　　　　　　　 ／　 |:|::八:/::∧:::::::∧ヾ{　　 ｀　　　　 ／::::::}::::人Y　　　　　 　 !　 　ノ　　.!
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 人V:_:_Vヾ::{ヾ:::::∧　ゝ 　 - 　 ＜:::::::::::八:::::从　　 　 　 　 ! 　 　|　 　ｌ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ::::::::::、 ヽ::{ ｀≧=-　　< ∨::::::::::/ヾ{ ＼{　　　　　　　 l　　　ツ 　j
　　　　　 　　　　 　 　 　 .　 -　 　 ￣　　　ヾ　　　 　 　 　 ｀ 　　‐-　_　　　　　　 　 　 ヽ　　 &#9829; .ノ
　　　　　　 　　　　　　　/　　 　 　 　 　　￣　ヽ　　　　　　-‐　　￣ 　　￣ 　 ‐､　　 　 　 ￣￣
　　　 　　 　 　 　 　 　 ′
　　　　　　 　　　 　 　 |　　 　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､　　　　}
　　　　　　 　 　 　 　 ｜ 　　′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:. 　　　'
　　　　　 　　 　 　 　 ｜／　　　　　　　　　　 ､　　　　　　　　　　　　　　　 ､ 　 ′
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼

　そして逝ったら気を喪って、縛られたまま股間丸出しの陽太が一人という微妙な図（そういえば今回、珍しく男側は欲情の泉を摂取していないな。本番中の物言いはいつものTHE SUNだったけど）。寿命から解放した恩人にちょっとあんまりさんだがまあ無理もない。寝たフリだか声で起こされた三人、特にルーミやミサキが解きに行ったら匂いで発情からの二回戦不可避だからねたぶん。

　んで、翌朝には（幸いに何事も無かった）ミースの街に戻ってこれたのだが。

. . . . . . . . . . .,'　　,'. ./　 　 　 ',_., -‐'´. . . . . . . ＼､. . i　　ヽ. . . . .ﾄ . . . . |. . . . . . . . .| . . |
. . . | . . . . . . ,　　 !. .i. .，-弋下､ . . . . . . . . . ＼. .丶. ` ｰ- ，_ . . .i ヽ . . .|. . . . . . . . .! . . !
. . . | . . . . . .，-‐卞¨´.　　　＿, ､ヽ＼ . . . . . . . 丶. .丶.ヽ　 　丶.卞ｰ､. . .! . . . . . . . .| . . |
. . . |_ -‐' ´ i　　　!.| 　　´_,,,,､　　ヾ　.＼. . . . . . . . |＼ ｀ ､,,二ｰ丶.:! 　',.｀|`.ｰ ､. . . . .! . . !
. . . | . . . . . .|　　　|.!≠"´￣ ヾ､ 　 ヾ 　＼. . . . . . i　　〃´ヾﾆ､ヾi!|､　 i .! . . . . . . . . |. . .|
. . . .!. . . . . .l 　 〃|'　ん′:::::ヽ `　　　　　丶. . . . .|　'　ん′:::::ヽ　ヾ､　l..| . . . . .,' . . !. . .:!
. . . .|. . . . . .!　 /'　　 '::::::::::::::::::}　　　　 　 　 ヽ. . . !　　':::::::::::::::::::',　 |k ,!|.. . . . ./. . . |. . . !
. . .　!. . .| . .|　,《　 　{::::心斧:::::!　　　　 　 　 　 ',. . | 　 i:::::心斧::::}　　》 i|. . . . /. . . . l. . . !　　　　　　　【留守を守る間に差がつけられる系ヒロイン】
. . . . l. . .| . .i 　ﾏ､　 ゝ:::｀¨´::::ﾉ　　　　　　　　　 ヾ | 　 乂::｀¨´:::ﾉ　 /' /. . . ./ . . . . .| . . .|
. . . . .!. . ﾄ. .i 　　｀　　 ｀　ニ=　　　　　 　 　 　 　 ｀!　　　　=ニ′　'　/. . . ./ . . . . . .| . . .|
. . . . .:i. . !: ､:.､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /. . .／ . . . . . . .! . ﾄ !
. . . . . ､ . !: :ﾄ.丶　＼＼＼＼＼＼　＼　 ＼　 ＼　＼＼＼＼＼＼ / .／ｲ . . . . . . . |. .l | l
. . . . . . ヽ!: :|　｀＼　　＼ ＼ ＼　　　　　　 |!　　　　　 ＼ ＼ ＼ ／イ./　!. . . . . . . ..|. . ! !|
. . . . . . . .｀. ﾄ､丶　丶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ´　　/　 j . . . . . . . .| . .|　!､
. .ﾄ. . . . . . .|: : ＼__　｀　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／.,' . . . . . . . . .! . .!
. .|: ' . . . . . !: : : : : ∧　　 　 　 　 　 　 ＿ 　 ＿　　 　 　 　 　 　 ∧: :/. . .／. . . . . .| . .|
. .|: :ヽ . . . . !: : : : : : :＼　　　　　　　f´ 　 ￣ 　 ｀ヽ　　　　 　 ／: : : /. .／. . . . . .l . !. . !
. .|: : :ﾍ . . . .' : : : : : : : : :＼　　　　　｀ー　¨¨　ー　′ 　 　 ／: : : : /／| .. . . . . . |!. |. . .:
. .|: : : ∧. . . .､: : : : : : : : : : :i　､　　　　　　　　　　　　　　＜: : : : : :/'. . .i . . . . . . .l ! ! . . |
. .| : : : :∧. . . . ヽ: : : : : : : : :.|　 ＞　　　　　　　　　　＜　|: : : : : : :': : : :j .. . . . . . | |.! . . .!

「……えっ？」

「ちょっと待ってちょっと待って……なんでミサキとモモにそのアザが？」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

「ヨータ……ミサキとモモとも交尾したの？」

「なんで……？　なんで……私にはしてくれないのに……うっ……」ﾎﾟﾛ･･･

「うわーーーーん！　ひどいよ！！　ひどいひどい！！」ﾀﾞｯ
「待て！！　リリア！！　する！！　交尾するから！！」

『……』「なんなんだどいつもこいつも……」

　これでリリアとの初本番が次話とのあいだに「もう済みました」で事後スタートだったら不憫なんてものじゃなかったが、そんなことはなくて良かったね。おかげで二話連続ほぼエロマンガオンリー（相手は違う）だったのだけど。まあリリアはリリアは出会った３・４話から６話にかけてエロエロ独占したから恵まれてるとも言えるし、陽太の最初になり損ねたのも二番目になれなかったのも単純に間が悪かったからだよね。長年夢見た念願成就おめでとさん―――問題は、「主人公とヤれば助かる」という前提がここにきて疑わしくなっていることと、直後に訪れた「兆し」であるが。おハルさん……Σ(ﾟДﾟ)

*1:歩いて三日の距離、往復で六日以上のあいだカル除けになる陽太と案内クインテット一名以上を街から出すのは中々リスクあるように思う。あるいは馬などの移動手段が使えればよいが、現状まで見た文化レベルだと凄い貴重品じゃなかろか馬。あとは資料集に載ってたユニコーンやバイコーン……前者は使えないな（確信