ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook（Ⅱ）

ＡよりＲへ。記録を継続する。（二冊目）

《ゼフィドの抱擁/Zephid's Embrace》／岡本倫『パラレルパラダイス』第３７・３８話

感想









（前回の感想はこちら）　（感想記録モーメント２）　（eヤングマガジンにて前回無料）

パラレルパラダイス(1): ヤンマガKCSP

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異世界の救世主。 : 続・黒のノエル　／　パラレルパラダイス第一巻収録エピソード感想まとめ

溢れ出る愛欲。 : 続・黒のノエル

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　 : ．　‐'''　　　...-ｰ￣￣　　　　. ／ 　 ､.　　ｌ ヽ　　 .! ./ 　:!　　　 i‐　　 ﾞ~'''―ー.　 -.〜―.''''''″.-.　"
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　 　 .｀''― -　.、 　 　 　 　 　 'ﾞ.r' `'､, ｀'ｰ　..,,ﾞ'‐ﾞ'. ゛　　　　　　 　　 ,,,.. -‐'',ﾞ.. -‐'″　 ／ ､
.!　 .i　　　．　 　.｀'''､　　　　　　　 ″| ｀'';;-　,,,,.＿_　　　　　　　　　　　　　　 　'.,ﾞﾆ‐'　l, ヽ　　―
│　!　.／ . ／ 　 .,! ｀'-、　　　　　 .‘　　!　ゝ .l　 .! ｀i^"''―ｰ¬―';;.¬'¬''/ﾞﾞ.ｌ　.ヽ .′　　　　　 ＿ ..,,_
　　 　　 '"゛._,,,..-''ﾞ､. ﾞ''　 　　　　　　　　　　　　　 　 ‘　　" ゝ　 !　 ! ′ ′ 　　　　　　　　　　　　　　　 ´゛
----‐'ﾞﾞﾞ￣　丶　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿．　．　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _,,.. -―''''''''¬―ｰ-　..,,_
..′ ゛　　　　　　　　　　　　　 '''."¬ｰ'　　　　　　　　 : '''　 _、　　　　　 　.-'"゛ ､　　.!　 .!　 .l　 i'　 .,,　　ﾞ＼,

「ダメだ　全然見つからない……　大干潮まであと２日しかないのに……　　ん？」


「本当にありがとう　それ以上　何を言っていいのかわからない」

「本当に　ありがとう」
「……ノア……」

「ノアが現れたの？」
「うん」

「でも……」

「もういい　諦める」

「ここまでしてもらったのに　見つからなかった　諦める　　みんな　ありがとう」
「……」

「おれは　諦めてないぞ」

「お前だって　ホントは諦めてないくせに　今回がダメでも　次の20年もまたずっと砂浜を探し続けるんだろ？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:′　 　 ',
.　　r‐-　 ..__　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .　'′　 　 　 :
　 　`、 　 　 ￣¨¨"　'' 　‐-　.　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　i
.　　　`、　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀　、 　 　 ,:'ﾞ　　　　　 　 　 　 |
.　　　　ﾞ:,　　　　　　　　　　　　　: . `、　 ,:′　　.　-;　　　　　 :i
　 　 　 　 、　　　　　　‐=＝=‐-　:, : ',__/. : ,.:'´. :.／　　　　　 ,′
　　　　　　 ＼　　　　　　　　｀`丶　`Yn{: .ノ.:_,. :'ﾞ　　　 　 　 /
.　　　 　 　 　 `　.　　　　　　　 　 ｀ﾌ乂{'´￣　　　　　　　 ,.:'゜
　　　　　　　　 　　 ｀＞: ．.. ____,,.:'ﾞ、` ､` ｰ-=ﾆ...,,____,,. :く
　　　　 　 　 ..,,___,,.:'’ .／.,:'´.:'´:i|: . ＼　＼　`:､: . `、`、: . :､
　　　　　　　　 フ'ﾞ　,:'ﾞ . / .;′ 八: : .　`　　／.>':,　 `、`、.　`、
　　　　　___,..:'´ ／,:′. :′:!. :/-‐ ＼ : . ／／__. :ﾞ,　　 　ﾞ:,: 　 ':,
　　 ..___,,二ﾆ='ﾞ ,://. : /　 :|:/　 　 　 `く／ . :／> i:　　　　',:　　`:､
　　 ｀`　 ..___,..:'ﾞ// :,.:'ﾞ　 . :i′-‐- 、　　｀` -≠=-}:: 　 :ｉ 　i:`、 　 `彡ｧ
　　--‐=ｧ=≠ｷ{,{.:'ﾞ, 　, . : jィだj¨ﾞik　　　　ィだj¨ﾞiｋ:.　 :ｌ　 |:, `、 ﾐﾒ､(
　　　　/／,:'´.:'´.／　/. :/:} 弋辷ﾂ 　 　 　 弋辷ﾂ:,:i: 　:l: . |: ':、:.、＼)、
　　　 ｛(　:{{/ ／/　:/. :/'j7''ﾆ⌒ヽ　　 '　　　　　,:ﾞ/,′: i|:. :|:　:i＼｀¨⌒`
　　　　 　 /,:'{:,.:′,:'_ｱ′　 ‐-､｀`i ､　　　_,　　厶'/ . :,.:':}ｉ: |:、｛
　　　　　 ｛(／ ,:イ¨´　 　j:、`i　ｉ_ﾉ　　　　　 ,.ィｱ'ﾞ :／:,:/:}iﾊ:.＼、
.　　　　　,:'ﾞｱ'´i　|　 __,,.::'ﾞてノ,_ﾉﾊi`　 - 　'"i ﾉﾞ ／:／/／},ﾊi⌒＼
.　　　　 ｛,:'　. :|　| /-ｉ l　　　 _,..ィﾘ　　　 　 ｛ｔ:く(∠／´　ﾉ′
.　 　 　 /　 . : |　l:'二l├=''"　. : i{　　　　　　.′ ｀丶、
.　　 　 ｛{　. : : :、∨-| |　 . : : : : :{　　 　 　 ,′. : : : : .`　、
　　　　,i{{　. : : .:`、ﾏﾘ |　. : : : : : :',´￣￣ﾞｱ　. : : : : : : : 　 >、
.　 　 /: :{　: : .: :: ::`;ｧ''ﾞ＼.: : : : : : :',　　　/ . : : : : : : : : : ,.:ﾞ∨
　　r'{: : 　　 : .: ::／　　　 }iト .;_:_: : :':,　 / . : : : . : : : :,，'’ 　 .
　 ,i| {: :　　. : ,::}′　 　 j;/ 　 ,>'´￣ﾞ7V廴:_:_:_:_;,:.　'ﾞi|　　 　 i

「子供がそんな気を使うな　　ってお前百年生きてるんだっけ？」
「……」


「この辺？」←
「ああ」

　　　　 　 　 　 　 ∨:::::::::!　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::／　　 　 　 　 　 　 /７７７７７７７７７≧x
　　　　　　　　　　　∨:::::::l‐く ｀く⌒i‐､　./:::::::::::／　　　　　 　 　 　 _.////////////ア´
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨::::::i　 ヽ　ヽ ヽ∨::::＞ ´　　　　　 _　 -‐　´ ///////////／
　 　 　 　 　 　 　 ／（＼::::|〉　　　　　　｀く ＼　 _　-‐　´　　　　　//////////／
　　　 　 　 　 　 / 　 ∧ ゝ'　　　　　　　　＾´￣　　　　　 　 　 　 /////////,'/
　　　　　　　　 .'　.／　∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨///////,'{
　　　　　　　　 | /　/　'´へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨//////∧
　　　　　　　　 |'　 .'　　　 |　｀ー---､―､--. .. .＿　　　　　　　 　 ∨//////∧
　　　　　　　　 |!　 ! | |　　!　　　ﾄ.　　|　　!　!|　　|　￣￣￣￣￣￣∨//////∧
　　　　　　　　 | l　| i!ﾊ　 ﾊ_　 | |ﾍ　 ﾊ　 |　|.!　 ∧　　 　 　 　 　 　 ∨//////∧―
　　　　　　　　∧ﾄ. Ⅵ斗七ﾍ　Ⅳ .｢7ｰトﾊ .ﾘ ! 　 ∧　　　　　　　　　　｀￣￣￣｀´
　　　　　　　 /　Ⅶﾊ|{ z≠ミ Ⅵ 　 z≠ミxY　|　　 ∧
　　 　 　 　 /　　　/从　　　　　　　　　　 ﾘ　 !＿　 ∧
　　　　　　/／￣｀ヽ_人　　　 __'__　　　,.ｲ　　|　　＼.∧
　　　　　 /　　　　　　||:|＞　‘_‐‐_’. ＜|:|　　 !　　　 Y ﾍ
　　　　, / ...:／　　 r=ニニ≧x'Y`x≦ﾆﾆ|　　 |　 ＼　∨∧
　　 ／,ｲ::／　　　　|: : : : : : : こ｢:|こ: : : :.!　　 !　 　 ＼ゝ_∧
　／r'´　 　 　 　 　 }: : : : : : : :/Lﾄ､: : : : |　　 |　　　　　　 ）ﾍ

「大丈夫　水晶のかけらは　必ず見つけ出すから」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐ ニニ=-、...
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,..r.>- ' ''´""｀｀　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　／／ノ´ ./　／ /　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　/ /j./´ / /　/ , // /　　i l　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/ ./>// / ,' -―＜'i .i　　 ,' lヽ　　'.,,　' ´|
　　　　　　　　　　　　 / /i:(;' i .,'　i　/ /　|丶!　　/- 、ヽ／　　　',
　　　　　　　　　　　　,'　i |<! | l　/| ＝z、 !　l.|　// ///|l,　'´/　　ヽ
　　　　　　　　　　　　i l/ l/| l .| .i l .|' '　ﾞ'　　 V,,,,' , - ' ´　　i　　 ／
　　　　　　　　　　 　.|./　ヽ!. l l. |、'!　　　　 　 , ,,ﾞ'　　　　 ／__/´,>-,_
　　　　　　　　　　　/ ' ./ l /-':, | ヽ__　ヽ ...　　/　　　　／　　 ﾞ'''i ／,>'、＿ ,.
　　　　　　　　　 ／/／ //__,／´　　 丶_ ...　 <! /　　_/!':,　　r:,. ｀ ｀ ヾl l
　　　　　　 　／　／　 //´　!/　　　　　ヽl／ //― '´＼ヾ　　ヾ!　 ＼　ヽ !
　　　, -―／　／　 　 /　　 |l　　　　　,. -'< .i l_...L lヽ,、｀'、ー,.=x ヽヽ 、',
　　/　　 / .／　,.　'　/　　　 l!　　　／　　　 ＼ 、 !イ ,.,-、　　ﾞ!;;:;!ヽ ', ヽヾ!
　　i　　/／　／ ／　l　　　　 !　 ,ノ、　　　 ,...、) ＼ ｲ;;;;;::）　　 ｀‐',,, !, i　|　!
　　　 ／　／　/　　i　!　　　　ヽ〈<　＼ .／　 ＼＼ ヽ｀-´'　　　,　　/ !|　l
　　 /　／　 ／　　 |　ヽ　　　　　 ヽ、 '/、　　　ヽ ヽ　':,''"　　´ 　 /　ヽ_/
　 ./　/　 ／　　　　l 　 ＼　　　　　　:´::::＼　　　 ＼ヽ .ﾄ　.... 　-‐'''ヽ´　ヽ- 、
　/　/ ／　　　 /　 l　　　 ヽ　　　:::::::::::::::::::::ヽ　　 　'r‐ ''´　　　　　＿!　　|二ヽ
./ , /'　　　　　/　　|　　　　 ＼　　　 ::::::::::::::::::::>、 　 |　丶-‐　''　´　　　　lz、j´

「一緒に　お母さんを助けよう」

「当たってる？」
「当たってる」

「せめて　触れられればいいのに……」

（ティアはいつも無表情で　何を考えているのかよくわからないけど……　料理が好きだったりして家庭的な子なんだよな
　きっと子供も好きで……　でも男のいないこの世界じゃ　子供を作れないから　ノアに……）


「少し休憩にしませんか？　私お風呂沸かしますよ！」
「風呂？」
「火燐石がもったいないので　時々しか使えませんが……　いつも水浴びじゃ　疲れ取れないですからね」

　　　　　　　　　　　　_,.. -.,_,,^　　　 _,.r"　　　　　　;''-"、
 　　　　　　　　　　　　 ,,.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　"　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　-,.;,　-,;.. ^,∴" ;"''`-:,　　　　　　　 `- ,,
　　　　　　　　　　　　　　 ;,, ,,_　　　　　　　　　　　　`;,　　　　　　,.,;" 　　　　_,.. -.,_,,^　　　 _,.r"　　　　　　;''-"、
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `-,._　　　　　　_ ;,;,　"　　 　　;' 　　　　　　 ,,.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　"　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　_,.. -.,_,,^　　　 _,.r"　　　　　　;''.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　∴" ;"''`-:,　　　　　　　 `- ,,
　　　　　　　　　　　　.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　 ゛-'';　　　　　　゛r.,_ 　　　^,,_,.- ..,_ 　　　　　　　　　`;,　　　　　　,.,;"
　　　　　　　　 ,.゛-'';　　　　　　゛r.,_ 　　　^,,_,.- ..,_ 　　,' 　゛　゛,_ ,;_　　　゛''ー`　　　　　~ ' -.,,　　　　　_ ;,;,　"　　 　　;'
　　　　　　　　　,' 　゛　゛,_ ,;_　　　゛''ー`　　　　　~ ' -.,, 　　　　　　　,:-`''゛; ゛∴,^ ..;,-　,;.,- 　　　 _,.r"　　　　　　;''-"、
 　　　　　　,, -` 　　　　　　　,:-`''゛; ゛∴,^ ..;,-　,;.,- 　　　　　　　　　　　　　 .- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　"　 ',
　　　　　　゛;,.,　　　　　　,;`　　　　　　　　　　　　_,, ,,; 　　　　　　　　 ,.゛-'';　　　　　　゛r.,_ 　　　^,,_,.- ..,_
　　　 /~~ヘ/⌒⌒ヽ/~~~⌒ヽ／~~ヽ／⌒⌒ゝ /~~⌒⌒ヽ/~⌒`〃⌒,' 　゛　゛,_ ,;_　　　゛''ー`　　　　　~ ' -.,,
　　　/　　　 （　ﾐ ﾐ 　 ヽ ｿ 〃/　ゞ　（　彡　 ﾐ Ｖ　ヾ　ゝ　 ヽ〃 ,, -` 　　　　　　　,:-`''゛; ゛∴,^ ..;,-　,;.,-
　/~~⌒ヽ ）0o￣~￣~~￣~￣⌒~￣￣~~~~⌒~~￣￣￣￣~~￣ ゛;,.,　　　　　　,;`　　　　　　　　　　　　_,, ,,;
（　〃ヾ　~~)　_,.. -.,_,,^　　　 _,.r"　　　　　　;''-"、 　　　　　　　.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"
／~~ヽoO　　　,,.- ' ~　　　　　`ー''"　　　_;, _,"　"　 ', 　　゛-'';　　　　　　゛r.,_ 　　　^,,_,.- ..,_
 /　〃ヾ(~~)　　　 　-,.;,　-,;.. ^,∴" ;"''`-:,　　　　　　　 `- ,' 　゛　゛,_ ,;_　　　゛''ー`　　　　　~ ' -.,,
 ( /~~ヽｒ(⌒)　　　　;,, ,,_　　　　　　　　　　　　`;,　　　　　　,.,;" 　　　　 ,:-`''゛; ゛∴,^ ..;,-　,;.,-
/ ヾ　 l （⌒ヽ　　　　　　　`-,._　　　　　　_ ;,;,　"　　 　　;'
　　　　 `/~ﾞﾞヾ⌒`ゝ-（゛｀Ｙ⌒)　(⌒ヾ"｀(⌒ヽｒ(⌒)⌒("")/⌒)-（゛｀Ｙ⌒)　(⌒ヾ"｀(⌒ヽｒ(⌒)⌒("
　　　 　 ゝｰ ′　'"ー' ｀" ｀゛ー‐''^ ´ ゛" ｀"''′｀"｀゛"'^´ ｀"´ ー' ｀" ｀゛ー‐''^ ´ ゛" ｀"''′｀"｀゛"'^

「かぁ〜〜〜〜〜っ！　なんだよ　こんな設備あったのかよ」
「ね　私も知らなかったよ」


「……ノアのお母さんって……　百年も海に沈みっぱなしでも死なないんだね」
「まぁ　ノアも含めて人間じゃないんだろうな　他の人間に姿は見えないし　子供なのに百年は生きてるって言うし」

「ノアがもう百年も浜辺を探していて…　明日潮が引いて浮上するお母さんを助けないとまた20年後まで沈みっぱなし…
　そしておれは三千年ぶりの男とか　なんか時間のスケールがでかすぎるわ」

（それだけに……　20年で死ぬ人間の寿命の短さが際立つ……）

「どちらにしろ……　明日海面に出る【嫉妬深い神】の祠に　何か手がかりがあるかもしれない」*1
「そうだね」


「ふぅ……　のぼせた」ｻﾞﾊﾟｯ
「！？」

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　　i　　.......::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::i　 　 i:::::ハ::::::::::::::::::::|　　 i::::ﾊ::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 iγ:/.|:::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::| |::|　 u .|::::|　i::::::::::::::::,::i　　　i::i　i::::::::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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　 .i::|.　.|:::::::::::i:::::::::::::::i. ヽ ／∨⌒ﾚヽ、.　i::i　　 ヾ:::::|　　r弋r::::.....レヽ、i::ﾉ.　i.:.::::::::::::::::::::::::::::::|
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　　 |　　i::::::::::i:::::::::::::::| く　　i:::::::::::::::::::ii　　 `　　　　　　　i i..:::::::::::::::::ii　　,ゝ i.:.:.:i:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　i::::::::ii::::::::::::::::|　丶とつ::::::::o:::ﾘ　　　　.....　　　　　とつ:::::::o::ﾘ　ノ　.|.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　　ﾊｧｰｰｰｯ　ﾊｧｰｰｰｯ
　　　　　 |::::::|:|:::::::::::::::|i　　　ヾ;_.._._彡　　...::.:.::::::::::::::... 　　 弋;.;_;_彡　 　 　.i:.:.:.:.::i:::::::::::::::::::::::::|
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　　　　　　ヾ/:i::::::::::::::::|.i　　 　 　 　 ::::::::::::::　 ,　　　:::::::::::::::::::　　 　 　 　 i i.:.:.:.:.:.:i::::::::::::::::::::::::|
　　　　　 　○ |:::::::::::::::i i　 　 xxxx　　　　　　　　　　　　　　　xxxxxx　 　.i |.:.:.:.:.:...::ﾊ:::::::::::::::::::|
　　　　　　/:::i::i::::::::::::::::|.i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i i.:.:.:.:.i..i::::::|::::::::::::::::::|
　 　 　 　 i:::::::i::i::::::::::::::|　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　u　 i.:.:.:.:.:....:::::::::i::::::::::::::::::|
　　　　　 |:i:::::::|:i::::::::::::::i:::::ヽ　u　 　 　 　 　 , _ 　 , 、　　　　　　　　　　,/.:.:.:.:.i..i.:::::::::::|::::::::::::::::::|
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　　　　　　| i:::::|;;;;i:::::::::::::i:::::::::::::::ヽ　　　　　 `　⌒` ′　　　　　　 ≦:::.:.:.:.:..i...i:::::::::::::::::|:::::::ハ::::::|
　　　　　　　|::::|;;;;;;i::::::::::::|:::::::::::::::::::::`　　　　　　　　　　　　　 r:::::::::::::::i.:.:.:.:....::::::::::::::::::::i:::::/:::::i:::::i

「お前発情しすぎだよ　怖いわ」
「だって……だって……　　舐めていい？」
「ダメ」
「どうして？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
「入れたい気分だから」
ｷｭｰﾝ

「私……先上がってる……　体冷やしたい……」ｽﾞﾙｯｽﾞﾙｯ
「そうだな」

「出るとき　カツラ忘れないでね……」
「ああ」


「さて　そろそろおれも上がるか」


「ダメエビダメエビ！！」
「！？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ......--::―::--.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ..:::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　／::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_ ..斗イ:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼{:/:::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::／:::::::/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::＼:::::::::＼:::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ーｫ:::／::::::::::/::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::＼::::::::}:::￣｀ヽ::::::l
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／:::/::::::::::::::/::::::::::|:::::::::::::::::l|:::::::|::::::::::::::‘,:::::::::‘,::::::}::::::::::::::}:::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /::::::/:::::::::::／ )::::::::::|:::::::::::::::::l|:::::::|::::::::::::::::::;::::::::::‘,::::}::::::::::::::}::::::.
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /::::::::l::::::::／ ／:::::::::/|:::::::::::::::::l',::::::‘, ::::::::::::::‘,::::::::::‘,::}:::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -/￣／￣〉／ ／::l､:::::::::| ‘,:::::::::::::::| ＼:::‘:,::::::::::::::::::::::::::::‘,}:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　 し (__／ 　 ／::::::::|_＼_::l 　＼::::::::::l､＿ ＞＼::::::::::‘,:::::::::::‘,::::::::::::::::＼:::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 /ヽ＿＿＿＿_)ｰ‐ ' ＼::::|　　　　　 ＼ :::::|:::::::::|:::|::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::.
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　　　　　　　　　＞　　　　　　　　 ヘ　＿_ ／::l:::::ﾄ､:::|　　　　　　　　　　　　　　　 　 l/ｌ::::::::;':::|　＼::::::::::::::::::::::::lヽ:::|
　　　　　　　／　　　　 　 　 ／　　　　　 '，::::::l从! ﾍ:|　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::／l::/　 　 ヽ:::::::::::::::::::|　ﾚ
　　 　 　 ／　　　　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 ＼:::|＼ﾊ/　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ムｲノ/ｲ 　 　 　 }:::::::::::::::::|
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　　／　　　　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 込　　 　 {/　　　　　 } 　 u　ｲ:l::::::(　　　　　　　　}:::::::::::::::/
　/　　　　　　　　 /＼ー― ､　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　乂　　　　 ノ　 ／::/::|ｰ― 　 　 　 　 　 }::::::::::／
　{　　　　　　　　/l 　 l　＼ 　＼￣￣＼／￣￣￣＼＿_/≧s｡ 　 　　 .｡s≦l从l:::ﾉ　　 　 　 　 　 　 /::::／
　{ 　 　 　 　 ／　l 　 |　　 ヽ 　 ＼　 　 ＼　　　 　/ｉ:i:i:i}　 | l 　 ≧≦　　　 | |｜　　　　　　　　 　 /／
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{　 / 　 　 ≧s｡　 l 　 |　　　　　　　　＿＼:i:i:i:}:i／　　｜　　 }　 　 斗イ　　 　 ／ l:i:i:i| 　 ー-- ､
{　 {　　　　　　 　 l 　 |　　　　{　 　 {:i:i:i:i:i:／////,＼　|　　　{_／　 　 　 斗イ　　 l:i:i:i|　　　　 　 ヽ
{　 {　　　　　　　 / 　 |　　　　{　　　ヽ:i／//////// ＼　　／　　 　／ 　 　 　 　 l:i:i:i|　　　／　　‘,
{　 {　　　　 　 ／　 　 　 　 　 ヽ　　〈//////////////＼　　 　 ／　　　 　 　 　 l:i:i:i|　 ／　 　 　 }

「お湯につかったらボク　赤くなっちゃうエビ！！」

「そんなの恥ずかしいエビーーーー！！」


ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

.　　　　 ／: : :/: : : !: : : : : : : : : : : : : ∧
.. 　 　 /:/: : /: : : /i:. :.|: : : :l : |: : |ヽ: : ∧
　 　　ﾑｲ: : {| :/i:/ |: :/i: : :/l: ∧: |: | : : :∧
.　 　//:/: : l从 ﾒx | / ｌ: /_ |ﾒ- ∨イ : : : ∧
　　 |:{: :|: l: :}.ｲて卞､　{ノ´ｲ ｿテｱ /: : :!: ﾄ |
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「………　あら？」

「髪切った？」腋ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

―――色んな意味でなんともすさまじい落差。まだ時間はあるから大丈夫、と圧倒的年上のロリノアを励ませたのも束の間、海岸を片端から掘り返して……台詞こそないが目が半ば死んでたり膝抱えて座り込んでたり、リール住人の協力者達も大変お疲れ様で以降ヨータ達が探し続けるも“残り二日”でまだ見つからない最後の一欠片。そりゃカイが握ってるから当たり前なんだが……その自称だか他称だか現人神の所に赴いたと思しいピナコは四・五日間どうしてるんだろう。監禁？　それとも問い詰める踏ん切りがつかない？　主人公側に主導権がないので、向こうに（ヨータを取って食うための）アクションを起こしてもらわないと普通にタイムリミットきちゃうんだよね。

　はたしてティアがマジ天使というか母性お姉ちゃん（エビが絡むとエキセントリックな側面かつ照れ屋）。そんな天使の恥ずかしい所を見まくっている鬼畜がいるらしい。ルーミ？　いやあメインヒロインのアヘ顔は強烈でしたね……。
　あと主人公ことTHE SUNが第３話以降ほとんどの場面において女装用カツラ被ってサユリさん印の飴で声変えてるっていうのが、常態化しすぎてあんま意識されないどころか該当シーンを読んでない人が？？？ってなりかねないような。

「誰もいないと思ったのに」

「髪切った？」
（……２回目……）


「あなた　不思議な人ね」
「はぁ？」

（お前の方がよっぽど不思議だろ！！　何だよさっきのエビの小芝居！！）
「上手く言葉に出来ないけど……」

「なぜだか私　あなたと　もっと一緒にいたいと思ってしまうの」

「不思議　出会ったばかりなのに」

「今まで他の人を　こんな風に思ったことがないんだけど」ｻﾞﾊﾟｯ
「……そりゃ　どうも」

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（うわ……　ティアのおっぱい……　案外大きい……）

（こんなすました顔してるのに……　おれが触れたら　欲情の泉を垂れ流しながら発情して　痴態を晒すんだろうか）

（でも今はもう　彼女の命を救うという大義名分もない　ただ自分の欲望で　彼女が発情するところを見たいと思ってるだけだ
　そんなのはダメだ　ティアも　何よりルーミも傷つける）

（ダメだ……のぼせた……思考能力落ちてるな……　余計なことをする前にもう上がろう
　さっと立ち上がって背を向けて出れば　男だてバレずに出れるだろ）

「先上がってる」
「うん」

「ねぇ　あなたに聞きたいことがあるの」


「どうして　あなたとルーミにだけ　ノアが見えるの？」

「……」
（ルーミにノアが見えるのは……おれと交尾をしたから……）

「ずるい　私もノアとお話したいのに　　どうすれば見えないようになるの？」
「……」


「ティアにも　見れるようにしてあげようか？」


「そんなこと出来るの？」
「ああ　　おれ　本当は男なんだよ」

「……何を言ってるのかわからない」

　　　　/　　　　　　 /|　l　ヽ　　　 ､　　　　　　 ＼　　　､ ＼　　　　　|
　　　 ,'　　　　　　 /　', ヽ　-ヽ´⌒ ＼"'　　　　　 ヽ　　 }＼|　　　　　|
　　／　　 　 　 _　| 　 ヽ',ゝ　 ＼　　　',　　　　　 　 ',　　| 　　　　　　 |
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./ |　　　　　　 　 i　　　　 ｀　 ,.'´.,'´｀ヽﾞ',ヽ　　　　　 |　　|､　　　　　　 |
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　 i　　 　　|　 　 ,'　,'｀ヽ　　　　　ゝ.,_ノ　　i　　　　　 |　 　 ゝ ヽ　　 　　 ＼
　 l　　　　 '､　　ゝ　C ::|　　　　　 　 　 　 ﾘ　　　　ヽ|　　　　ヽ ＼　　 　　 ヽ
　　',　　　 ハ　 　|　｀ｰ'　　,　　　　　　　　 |　　　　 /　　　　　＼ ヽ　　　　 　ヽ
　　 ゝ　　 |　ヽ ＼ゝ　　　　　　　　　　　　.,'　　 　 /　 ヽ　 |ヽ}´　　＼ 　　　　　',
ヽ　　ヽ　　l　/ヽ八　　　 　 　 _　　　　　 /　　　 ,:' 　/i/　/ 　　　　　ヽ 　　　 　 ',
ヾ､ 　　＼ ヽ|　/!　ゝ　　　　 ´　 　 　 　,/　　　/　　,'／⌒ヽ､　　　　　 ヽ　　　　 |
　　　　　　ヽ! ,' |　　 ｀　､._　　　　　 _／/　　／￣｀/ 　　　　 ヽ　　　　　}　　　　/
　　　　　　　|/　ヽ　　　ヽ　｀　' - '´|i　 |　／　 ／/　　　　　　　ヽ　　　 /　　　 ,'
　　　　　　　{ﾞ　　 ＼　　 } 　 ヽ　,-',!/´|／　／::::/　　　　　　　　 |.　 　,'　　　 /
　　　　　　　　　　　 ＼,./　　　 /,ﾍ/｀ヽﾞ　 /:::::::/　　　　　　　　　|　　/　 　 ／

「こんな感じ」ｻﾞﾊﾟｯ
「………」

「おれはルーミと交尾した　だからそれできっとルーミにはノアが見えるんだ
　だからティアも　おれと交尾したらノアが見えると思う」
「……交尾……」

ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞｯ
「うわっ！？」

「大丈夫か！？」ｸﾞｯ

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―――このあと滅茶苦茶交尾した。もしもアザの首輪、ひいてはそれに伴う幾つかの効果権能に「人数制限」があるとしたら、ノアを見たり触れたりしたいというティアの願いには沿えない可能性。しかし同時に彼女の願いが叶うとしたら、既に交尾したのにアザが浮かばなかった娘について疑問符が浮かぶことになる。個人の体質的な問題か、彼女自身それと知らない内に秘めているなにかしらとか。導入としては完膚なきまでにどうしようもなくエロ漫画なんだけど、気になるのはむしろそっちというのが不思議。昂奮しないわけではないが、どうも集中しにくくもある。


　あと、「異世界に呼ばれてからこっち、陽太の意思はどれくらい陽太のものなのか」という疑問がないではない。描写でそれと仄めかすものははっきり言って無いに等しいが、お前あんまりにも自動的やしないか。胸中としてはスる意味がないかもしれないならしてはいけないのではないか、と考えても体はそう動いていない（一度は自制したように見えて結果的に見て大概鬼畜だったミサキの時とそんなに変わりがない）。ティアがノアの姿を見たいからという名分と「彼自身の」欲望が合体したからとはいえ。あとソムリエまがいは単純に彼の趣味性向かもわからないが。


　ともあれミース出立以降、いやリリアとのことから数えれば二十話の検証案件。たとい首輪が浮かばなかったとしても今後のTHE SUNの行動にあんまり変わりがある気はしないが、せめて彼女の願いが叶いますように。ここでティアから信頼を失うとか心理的に痛すぎると思われますよ本当。どちらにしてもルーミには泣かれるか殴られるか……はたして明日。

*1:この発言は、「ノアの母＝嫉妬神」という考えを意識してのものか、それともその祠もろとも沈められてるだけで別存在だと思っているのか……リールに到着する前段で付記されたTRPG経験者という要素的にも、そこんとこ推量を巡らせているのかいないのか。