ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週と今週の観測ログと遊戯王ヴレインズ





VRAINS 第73・74話

 ある意味、前回までの盛り上げ方から考えるとあっさり痛み分けに終わった感じある。ひとえに新スキルの出し方とクアンタムのバウンス効果もあるが、やはりここでは決着はつくまいなという想定通りだったことも。あと「相応しいモンスターが選ばれる」からのランク4ハイドライブがまさかグラサイを降って墓地送りにするラッキーストライプ的なやつだったこととか。けして弱いわけではないが、成長途上という感じが否めない。そして了見君、現状相容れない立場なのは間違いない一方で「お前を倒すのはこの俺だ」ツンデレムーブったらないな。

 はたして次話、なっがいことどっかで仕事?してた鬼塚さんが謎マントに身を包んで久々の登場(リアルとアバターをほぼ同一にしてる人が顔だけ隠さない変装という違和感)。囚われのイグニスとはアースか、それとも既に死んでるかもと思われてた(なのに新EDにさらっといる)アクアの方か―――ああそっか、彼女が幽閉された当時はイグニスを統合するべきボーマンが完成していなかったからか。にしてもあっさり無事でさっくり解放、できたこともまあ筒抜けなんだろうが先んじてソル上層部(クイーン)の刺客……鬼塚さんやつれすぎじゃありませんかね? おそらく数え切れないほど仮想遊作相手のシミュレーションを繰り返し、なんぞ脳機能を拡張……ある意味ではロスト事件のやりようそのままかもしれんこれ。前々から言われてっけど事件で人間性を減衰させられてAI側に近い精神になってる遊作「のように」なろうとしたってか? 鬼塚の意志かクイーンの思惑か両方かしらんが本末転倒み。新規融合含めてヘルカイザー、あとそこはかとなくセルゲイっぽさまでも。率直に言えば、そこまで思い詰めたかといたましい。

 せっかく救出したアクア(疑ってかかれば、この時期に発見されたこと自体がライトニングの罠か偽物の可能性もある)が戦闘開始直線に下に突き落としたんでおっつけ来るブルーガールさんと遭遇するフラグ(でもオリジンは別に存在する)としても、アースVS鬼塚はどう転ぶのだか。EDカットまでも変化したとなればしばらくあの調子が続いてしまうのかも、と思うとやるせない。


「恋姫†夢想 〜君よ 死にたまえ〜」