ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週からのSS/スレ観測ログと今週の遊戯王ヴレインズ

祝え! 新たなるシーホースの誕生をVRAINS 第85話

 新年一発目ソウルバーナーVSリボルバー無効試合になったんで、実質新年初デュエル、はあっさりさっくり。「未完成」ということは言ってしまえば人間に近いことにもなり、幼い振る舞いの端々がツンなんだかデレなんだか。勝つ見込みのない戦いに送られる無感動ぶりから「やってみなきゃわからない」と怒ったり「こんな所で負けられない」となってしまう理由。日々苛ついていた「子守」時代が実は守りたい大切なものだったと気づいてハル消滅のボーマン落涙。こと今回に限ればどっちが主人公だかわからんね(メイデンはハルの表面しか聞き取れないしアクアも応援のみに留まった)。アクアと契って推定水属性偏重の新デッキ(見た目すげー変身ヒロインぽい)はむしろ属性メタる元祖ハイドライブと相性悪いところをうまくかわし、最後はブルエンっぽい火力フィニッシュと悪くないデビュー戦だったんだが……システムと同期とやらを果たしたボーマンに真っ先に狙われて食われそうでもあるという。


 そこに来てこれである。まースペクターって被害者でありながら加害者で、かつそういうとこを感じさせないブットビ悪役ぶりが一種魅力ですらあり、それを叩きつけられる相手も敵役とあれば一石二鳥。そして展開的にほぼ確定だろうに負けてもあんま心が痛まないときてる(酷)。悪役対悪役ってこんな気楽な対戦カードだったのか……いや、リボルバー対ウィンディ・スペクター対ライトニングはそうとも言えなかったかな? どことは言わぬが度合いの違い。