ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

《胆液の爆発/Ichor Explosion》/岡本倫『パラレルパラダイス』第76話






パラレルパラダイス(1) 特装版: プレミアムKC (10Pの描き下ろし漫画、設定資料などを収録した36ページの小冊子が付属)←電子版も

別れの海。: 続・黒のノエル

f:id:bottle512:20190331215904p:plain


―――これもう後ろの穴をTHE SUNのTHE SUNで栓をするしかなくない? と思ってたら本当にやりやがった。あとカヅチが見た「旧世界」のビジョン(制服が極黒の小鳥仕様っぽい!)、極限まで追い詰められた精神が奥底に眠っていた願望と立場上見る機会のあった映像記憶とを混ぜ合わせた感じで、いくらなんでも真面目に「後ろで交わると【チャンネル】が繋がる」ように「作られている」なんてことはあるまいな。ないよね?(恐る恐る


 しかしガリア、一ヶ月後に延期と約束したら本当に帰ったな……ちょっと待って、君いったい何処に帰ったの? そして一ヶ月間何をする気なの? という懸念。何食わぬ顔で「アルル」としてレジスタンス拠点に帰ってメアリに嘘八百誤解を吹き込んだりで今回未遂に終わった「人間同士の争い」を煽るとか勘弁してくだされ。一ヶ月間の猶予はカヅチの復調と事情把握とガリア本人への対策のほかに、そちらに気を配る余裕があるか怪しいため、尚更に。ここで界隈一部で願われている「マヤが実はタダの人間じゃなかった」パターンが来たら多少はなんとか……それはそれで別の問題要素でもあるが。

 また別途、いい加減にリールの街へ生存の報告をしたいところでもある。ただでさえ船の帰る予定を大幅超過のうえ更に一ヶ月以上音沙汰なかったら心配なんてもんじゃない。それにしたって手段や経路が課題になる。不便だーーっ。