ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週のSS/スレ観測ログと遊戯王ヴレインズ(遅)




広がらない/収束していくVRAINS 第117話

 リボルバー鴻上およびハノイの騎士のエピローグがどんなものかと前想像して、自首したところで過去犯罪(誘拐監禁虐待・集団昏睡・EMPテロ・脱獄etc)に相応の罰を与え得るかとは思っていた。司法取引でネット社会を警護する仕事に従事させられるとかはあるかなとも。それをソウルバーナー尊の一存で「罰を受けて罪を償った気になるな」的にネット自警団を続けさせるとはね……彼の性格からしてあまり難しく考えてのことではないと思うが、優しいようでエグいような、エグいようで優しいような。
 プレイメイカー(とソウルバーナー)とリボルバーとしてはそこでお別れ、決戦に向かうところで藤木遊作と鴻上了見が僅かばかりに。1期最終を思えばもっと色々あって欲しくもあったが、「お前なら俺を救える。俺ならお前を救える」の仲だった了見を最後「救った」のは尊だったからね。遊作の最後の相手はAiだからね仕方ないね。

 はたして完全にラスボスが確定したAiの目的はというと……いやコレ(コピーAiの量産)は明らかに「目的」じゃあないな。単に激ヤバなことをしてみせて、嫌なら止めてみせろってポーズだこれ。何か寂しいというか切ないというか……いまだかつてシリーズのラスボスでこんなにも(方向性的な意味で)虚無的なヤツはいなかったんじゃないか? 世界を滅ぼすとか支配するとか何かを得るため壊すためでも何でもなく、ただ遊作と戦うためだけに。「AIが生き残る可能性を作ろう」というのもある程度本気かもしれないが。
 あと本編前日譚で草薙が尊に語った、アンノウンとアンネームドがサイバースデッキを見つけるくだりの説明。実際失敗した奴を墓穴に送ってたナニカはAi由来っぽい見た目をしてたし納得ものであると同時に、ああ終わるんだな―という補強感。実に五年ものあいだ、直接対面するまでずっとずっと監視干渉されてたとか暗澹とした黒幕っぽさもありつつ、今までが今までかつAiがAiゆえに「今明かされる衝撃の真実ゥ!」「よくもだましたあああああ!!」という気持ちは湧いてこない。2期3期のあいだにAiに覚悟を決めさせたナニカ、ライトニングの言うところの「真実」とか予言とかがまだはっきりしてないけども。


 「2020年に放送開始予定」のアニメ新作の制作決定は既に発表されている。なおかつ今の放送枠は別のアニメで埋まるから、しばらくはこれが最後のアニメデュエル。マスターデュエルなのに嵐の中で、双方とも人相がキマってて、デコードとダークナイトが激突してOP回収(なお能力によりダークナイトの勝利)。ここからは、もう完全に未知か。なんやかんで遅れて、もう明日。


「◆KUMO 俺GO」