《ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery》、《時の縫い合わせ/Stitch in Time》
遂に地球人と地球外異種知性体の接触が公に始まろうとしている『鉄腕バーディー(EVOLUTION)』。最初に開かれたのが戦端かもしれないってのが大概まずいが。
そんな影で……基本的に主人公はずっと影働きなわけだけど……セカイのヒミツ、「ペリダンの禁書」に迫る事となり―――宇宙捜査官物だったのに急にタイムスリップ/タイムワープ、もしくはループ物の可能性が出てきた件。
アルタ人の先祖がかつて地球から攫われた地球人類である*1可能性は既に示唆されていたが、提示されたコピーは嘘か真か現代日本語。というかはっきり辞書の写植。さあて一体どういうことか。
未だ開く為の鍵が届いてない「禁書」を納めた箱……その中身が何時から存在しているかを確かめる事が、考古学でやるような放射年代測定ができれば事実*2を確かめ……禁書も原本のコピー、コピーのコピーだったらどうすればいいんだ? どうか物的証拠として成立可能でありますように。
政治的云々生物学云々はさておいて、アルタ人の起源が地球にあるだけならそ危険度はそれほど高くないように思う。地球に逆移民したアルタ人の末裔がいるくらいだし。
しかし今回のこれは――タイムマシンの存在を暗示している? 『BILLY BAT』では歴史の核心を握るらしい巻物の存在を巡り陰謀暗闘が繰り広げられて、人殺しも辞さない輩がゴロゴロしてるが――研究するだけで命を狙われる*3「禁書」も同じくらいヤバい可能性があるわけだ。研究を禁止する権威者の側にとっても。
『美大受験戦記 アリエネ』第1巻は30日でほぼ確定だろう。23日とは一体なんだったのか……両方の続きを想いながら一先ず幕。ここまで想像を巡らして結局ペテンだったら笑うしかないなと。