ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「運命の対決! 立ちはだかるスターダスト・ドラゴン」

「――あの月を見ていたら、お前が来るような気がしてな」


……キングさん電波入った。市街に出てくるや否や高架を見上げて「……ジャック」とか呟くも大概だけど。アレか、シグナーのアレなアレの力が引き合ってるのか。赤い竜の仕業か。それともデュエリストに根源的に備わる感応力でもあるのか。デュエル脳と気合は全ての不可思議を解決する!
 どんだけ回転が好きなんだ、な阿久津さんが『グレンラガン』の“螺旋の力”ばりに謳い上げるモーメントの力よりよっぽど奇々怪々。なるほど、長官さんが席を立つ筈だ……(違
 それにしても無限エネルギーに絶えず成長を続ける摩天楼とか、夢だな。ああ、夢だ。


 そしてシティに来た瞬間に会えてしまったキングと[[]]のライディング・デュエル。キングの一輪車はどう考えても何かおかしい。キングの操縦も異様に/威容におかしい。発言はおかしくない、かもしれない。享楽主義快楽主義デュエリストというのは、殊に5D'sの時代にあっては需要があるのかもしれない。デュエル以外は駄目人間だけどな!

 かくて舞台に役者は揃った。デュエルで取り戻すと投げ返した相棒が敵陣に。さあさあ、いざやいざや。エンターテインメントでなければならない!