ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「灯る炎」/「赤い涙」


 にじファン自前で「誰某の何々が何処其処へ移転した」という掲示板や作者報告頁があれば楽だったが、結局は各々の作品頁・活動報告頁を巡らないことには状況が把握できないのだった。
 本ブログで時たま紹介してきたSS群は主にArcadia連載で、にじファン掲載作も多分「アタリ」は引いてない。今のところは。
 一方でアンテナで更新追ってた二次創作群はそうもいかず、当て所無い一部の終結・削除宣言を目の当たりにしてしまった。早々に去就を明らかにする者も居れば、そうでない者も居る。もしかしたらネットに頻繁には繋がず、未だ状況を知らない作者も居るかもしれない。
 正直、早くどうするか、率直に言えば移転先が知りたい。しかし迷う人戸惑う人を、方針を明言できない人を責められない。拠って立つ場所から追い出されようという時に、なんと言えばいいだろう。ただ、続きが読みたいという欲求要望の他に。なにが、できるだろう。


 はたして、サイトを自分で用意して作品を載せる手間に比べ、既存のプラットフォームなりテンプレートなりを利用する事のなんて容易そうなことだろう。私も忍者ツールでHPを立ち上げようと思った事があるが、道程の分かり難さに速攻で投げ出した()。本ブログにも一本益体ないソードマスターヤマトSSを置いているが、そもそもブログ自体、サービスの提供元なくして始めようとは思わなかっただろう。
 そして実際に書き、書き続けてきて、書き続けようという者にとって、それはどれほど切実だろう。
 いつだったか、二度ばかりArcadiaが閲覧できなくなった時も似たような所在ない感覚があった。日常に定着して当たり前になり、無くなる可能性を考えずにいたら、急に大きな穴が空いた。たった一つ巡回先が消えただけで。ゆっくりとサイトや作品の更新が滞り、やがてエタるのとは様相を異に。

(アニメを第2話から見始めることができた僥倖を想う。此処に帰結する第1期の構成の妙を想う)

別途:「追奏のレギオス」「樂宴のレギオス」「奏楽のレギオス」

 3・15勅令によって、にじふぁんは大きな変革を迫られた。新たな港を求めて、多くの人々が旅立っていく。次々と、次々と。此処で手に入れた多くのものを鞄につめて。―――だが少し待ってほしい。あえてこういう状況、こういうタイミングだからこそ、他所に投稿した作品をにじふぁん、なろうサーバにぶちまけてみるのもありじゃないだろうか。まぁ、そんな感じで。合言葉は「腹の中に蛇が居る」と、そんな感じで宜しくお願いします。

―――俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!