ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「蘇りし魂 燃えさかる新たなるジオグリフ」

「この痣が疼くのさ……薄汚いお前の魂を、生贄に捧げろとね」


 死の淵から蘇った二人の女。カーリーとミスティ。当初から怪しかった人相占い師は疾うに生ける死者だった模様。そして道路に沿うような鳥の地上絵の上から斜めに蜥蜴が顕れて軌道上を破壊。おまけに護送中のボマーさんが唐突に登場。シグナーの覚醒を促す使命を負っていた彼は、まあダグナー側に堕ちてしまうのだが。OCGダーク・ダイブ・ボンバーが無双したら敗北必至かもしれなかったと安堵()

 前髪の荒ぶるディヴァイン対Dカーリー、アキ対Dミスティ。ある意味では敵勢力同士で戦っているわけだが、シグナーであるアキがアルカディアムーブメントに依存してる事が状況を複雑にする。思い返すと無印やGXはまだ単純な方で、ZEXAL1期もトロン側とフェイカー側と三つ巴だったけれどデュエルで勝ち進めばよい按配だった。しかし5D'sは敵の中にかつての仲間に、力を合わせるべき相手がいたり、真の敵が味方・支援者の皮を被っていたり。また目的を同じくながら戦わねばならない相手など……まあ結局は決闘で解決するのだが。