ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「それぞれの決意 心から信じられるもの」

「あの胡散臭いツラは、ダークシグナーに間違いねぇ!」
「なんじゃあそりゃあ!?」
「冗談は顔だけにしとけ!!」


―――君のDホイール滞空時間も十分冗談の域だと思うが。まあ変わり身したり身が軽かったり何故かクレーンで降りてくる懐刀(笑)といい勝負かな。一方で遊星に拳で渇を入れたジャック。遺留品の眼鏡見てカーリーを想ったり、妹に勇気付けられた双子兄の決意に「もうキングじゃない……だと……」と衝撃を受け、同レベルの言い合いになったりと面白い。ネタ成分増量というか親しみやすくなったというか。
 ともあれ一時はバラバラだったシグナー達が改めて結束。「だって俺、シグナーじゃないし〜」という台詞も出たが……少年、ひとつ良いことを教えてやろう。他ならぬジャック・アトラス(TF6版)のお言葉だ。

世界を守る証など……全てのデュエリストの魂の中にあるのだ!

 まあ最後の最後でシグナーに目覚めるのだけど()、対ダークシグナー戦の内は常人のままだし。まだシグナーでもないのにクロウはダークシグナーを倒そうという気概に満ち実力も伴ってるし。事がTCGを中心にしてる以上、因縁云々能力云々を実力と戦術戦略で跳ね返してほしい、という思いは何処かしらあるかな。直近ではヴァンガードにも……PSYクオリア破りはよ。