ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

『カードファイト!! ヴァンガード』AC編第38話――《崩れる境界線/Collapsing Borders》

『カードファイト!! ヴァンガード』アジアサーキット編 ニコニコチャンネル (毎週火曜19:30配信)
(前回感想はこちら)

「立ち上がれ、僕の分身! ブラスター・ブレード・スピリット!!」

 次回予告の「世界はこんなことで、終焉を迎えちゃいけないんだ!」という発言がとってもメタメタしいと感じるこの頃。通算第103話は作画演出ともに良い具合だけども、ある意味山なくオチなく。顔面と哄笑がリミットブレイクした蒼竜レオンの予告ファイナルターンが始まったぞ、という終わり故、凌いだ返しでアイチが勝つ事は確定的に明ら、か? 時間的にファイト決着以降の描写か、決着までの尺稼ぎ回想が多目になるのかね。
 あとは時期的に英語版とほぼ同期する挿入歌「Believe in my existence」の間奏がカットされたり、ブラブレ魂がスペリオルコールされるに辺りデッキトップから4枚目が光ったり(エイゼル効果はデッキトップのみ)といった事が気になった程度。ツインドライブでその4枚目を引いた筈だけど、ブラダー魂さんかな。

 ヴァンガードが「普通のカードゲーム」アニメから「普通のカードゲームアニメ」に移って久しい。再放送を見るにPSYクオリアの兆しは地区大会決勝から始まり、直後にレンさん遭遇と意外に早いけど―――そもそも“メタゲーム”“カード資産”の概念不在は「普通のカードゲーム」じゃありえない話だよな、と今更ながら。シングル単価が高いオラクルをカード屋の娘が販促、というのはその意味で妥当かもしれんがと雑考。
 大体にして私が面白いと感じ視聴を始めたのはアイチ闇堕ち突入段階から。そのチート概念をどう解釈するかに興味が強かったわけだし……よって関心は既に3期へ飛び気味だという話。はたして、1月2日以降まで。