「魂縛門！封じられた未来！」
ちと残念な事に、「Z-ONE」で除外されたフィールド魔法発動に対してクロウは普通に驚愕しておりました。前回の遣り取りは一体何だったのか。ともあれスーサイド気味な召喚ロックバーン、をこれまた普通に二人の連携で打ち破り終了（元から２対１が不利なのは当然とはいえ）。GX屈指のチートカード「幻魔の扉」っぽいリアルリスキーなイメージは、最後に門が物質的瓦礫と化しアキの反転サイコパワーでもって助かるという流れの為にあっさり。
過去を変える事の是非は、結局のところ作品のあり方次第。5D'sにおいて、特に「もし俺に運命があるとしたら、それはお前と出会ったことだけだ！」と言ったクロウにとって認めるべき選択ではなかったという話。クロノトリガー、テイルズオブファンタジア（また小説版ファンダム）、TOD2その他、あったことをなかったことに失われたものを取り戻すよう改変する物語は幾らも存在するのだし。一方亡父の想い出を幻視してシェリーがさっくり正気返ったのも、展開上の都合遊星粒子が人の心に反応するとかその辺のあらわれかもしれない。ダグナー編の冥界絡みといい不動博士といいサイコパワーといい、未来世界でありながらオカルトパワーなり超科学設定が強い強い。人知で全てをどうにか出来ぬ示唆、とは深読みか。
勝負はガチガチというより父兄参観じみた雰囲気にあって、一人の応援も無い……と思ったらアレが母親とか、彼が兄貴とかプレッシャー不可避(社長はまだしも気を遣う風だが)。モクバよりハルトより、丸藤翔寄り？の弟キャラ(且つ、いつか出ると思った開始口上のノリが合わないキャラ)。ディファレントディメンションデーモンならぬCCCとは、一体何の略なのだろうか。「例外処理」？
アクアリウムというより竜宮城モチーフVSフォーカスフォース(違)。今は懐かしき梶木を想い出す魚族と水系統支援効果は、割合アクションデュエル向き。しかし相手がコピーで相乗りするわ「自分のカード効果を受けられない」で丸損させるわ、ライズファルコンに近い攻撃力追加だわ……にしても予想より追い詰められたというべきか、相手に全力を出させた上で利用し倒す型？ それをリスペクトデュエルというべきか、青マスクのような逆境逆転戦術というべきか。
一方、途中で見切ってしまい偵察に出たソラは対戦相手である隼と遭遇したわけだが……この流れがどう転がるのか今ひとつ予想し難い。まずレイラ坊とソラは参加クラスから違うし、よしんばソラが隼に敗れ自由行動に移るとして、向こうはほぼ確実に勝ち進むのだろうし……参加人数が多くない割に試合組みは結構時間的余裕があることを利用し大会とは関係なくぶつかる展開、があるや否や。
