ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook（Ⅱ）

ＡよりＲへ。記録を継続する。（二冊目）

続々＊月イチ『僕のヒーローアカデミア』感想ログ（６月分）

SS紹介 感想 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂ー‐-　｀ヽ´　-‐──彳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 γイ ≧-‐　　￣'─ｚﾆﾆﾆミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 从イ二ﾆ　､ｰ- ､ 　　 ミｰ==
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ ｧﾑﾁ二二ﾆ_　　＼ 　　ミ､__
　＿ｒ─-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 ､ {二二二､　　}　　从__
八　乂　 　 r‐￣￣ ｀ヽ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｒ"　-=､ ､ ﾏ二二ﾆﾑ }! 　 从､　　　　　　【ハンニバル・バルカ】
　 {^ー　 二 ＼　 ￣ヽ ∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ≧ｭ､ }　¨ﾏ二二二_ヽ 〃⌒ﾏ
　　｀¨　‐-=ﾆﾆ ⌒{　　∨,　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 f¨´-‐= ＼　マ二二ﾆ_　 ｧ^}　}
　　　　　　 　 }///!ｰ‐　ﾏ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 くｰ｀-､＿_ ﾐ､　ヽ二二ム .ノ ｲ
　　　　　　　　}///!　　　　,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ=彡}^¨ー= 　ノﾉ　 乂二二ﾑ´乂
　　　　 　 　 八'/∧　　　　}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､ー イ　　　 ／ ´　／　}ｒ ､ﾆﾆﾑヽ
　 　 　 　 　 　 乂/ﾑ､ 　　 }　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 γｨ 　^ー-ｒ‐-- 　　　 〃　ﾉ^ｰ┐､}　　　　【国家的には寧ろスキピオ？】
　　 　 　 　 　 　 | i⌒i!^イ :}　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿ノ ｒ__´イ　彡'-‐==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==‐
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□　（先月分の感想はこちら）　（僕のヒーローアカデミアとは）

　【第４４話】先月は三回しか掲載なかった反動か何なのか、今週は月曜が５回もあるぜ！　というのは置いといて昨年１２月から始まった雄英体育祭編がおよそ半年（うちトーナメントが三ヶ月）でもって終了。の割にトーナメント入ってからは一試合一試合、そんなに長くないから決勝が一話でケリついてもそれ自体は短く感じなかったやも。これで予定したた倍の長さだってんだから……でかした！　して、個人的に瞬間最大風速は当然の如く「轟焦凍：オリジン」サブタイコール、次点でかっちゃん轟にマジギレ爆発＆お茶子さんメテオストライク？　騎馬戦では厨二ぽくも格好良い常闇やメカニック発目嬢のキャラ立ちがあったり拳藤さんのサイドポニーにじわじわ来たり。数え上げれば他にも名場面で一杯だから投票企画とかやらないかな、かな。

「ただ・・・俺だけが吹っ切ってそれで終わりじゃ 駄目だと思った　清算しなきゃならないモノが まだある」
「オールマイトォ こんな１番・・・ 何の価値もねぇんだよ　世間が認めても俺(じぶん)が認めてなきゃゴミなんだよ！！」ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ
「ごめんな・・・ 天哉　兄ちゃん・・・ 負け・・・ちまった」

　さてさてさて閑話休題。ある意味当然の帰結として、試合後起きてからずっと轟に噛み付こうとして表彰台の頂で丸太に拘束され同級生ドン引きの一年トップの図。その彼に不満というか愚痴を吐露させたり、轟に感情を整理させるオールマイトの人徳たるや（でもイベント進行タイミングは微妙に合わない）。ともかくも皆さんプルス・ウルトラお疲れさまでした。
　はたして、まるで普通の学校みたく土日体育祭後の振り替え休日。各々の家々で……の前にインゲニウムがギリギリ生き残れて不幸中の幸い。背後でオカン失神してる委員長の表情は安堵かショックか……オールマイト死亡（なんかもう既定路線のように想定されてる）ないし引退時もしくは直前あたりのデクはこの比じゃなかろうなあ……。今後スカウトやら何やらで「環境が変わる」と予告されてるが、心情的に委員長が一番キツい展開になるかなとも。
　んで、一人暮らししてるお茶子のとこに父母がお疲れ会しに来たり、当たり前ながら母親に心配されたデクが自らに第一歩目標を設定したり、かっちゃんが寝起きで歯磨きする時ですらかっちゃんだったりする中―――轟家長女・冬美に見送られて病院の母（あの事件以来ずっと入院“させられてた”のか？）の元へ赴く末っ子・焦凍。試合視てたかな、どう思ったかな、息子とは話せたかな。「オリジン」の前後で思った事に近い形で実現して、胸が熱い。かっちゃんとはまた機会を設けてやってほしい所だが、その為にも「全力で」ヒーローを目指す為にも、遠ざけ遠ざかっていたものに向き合うという勇気に敬礼。あと、とりあえず姉貴との仲は悪くなさそうで幸い。四月の「オリジン」回想だと兄貴も二人いるのだが、この辺が掘り下げられる日が来るやらこないやら。そういう意味では、姉貴が顔のみならず名前出たのは驚きだったり。

『だからさ・・・ お前が良いなら・・・　この名……受け取ってくんねえか』
「うん、今まで好きじゃなかった　けど ある人に“意味”を変えられて・・・ 僕には結構衝撃的で・・・うれしかったんだ」

　【第４５話】ふいに思ったこと。前回の轟のように、上鳴（電気系能力者）が病院に行くと歩くだけで静電気で大変なことになるのでは……とか以前に、人類ほぼ全部が異能者の社会にあって、個性の発動を抑制する道具もなしに（あるけど未描写なだけかも）医療施設が健全安全に運営できるんだろうかと余計な心配をした頃。訪問客以外でも患者も医者も看護士も大小なり能力者なんだよなあ……ガチンコ用途に使ってるのが基本的にヒーロー＆ヴィランなだけで……そういや、アマチュアというか無免許モグリのヒーロー（あるいは仕事人）って居ないのかな？　レイオット・スタインバーグ（『ストレイト・ジャケット』）とかフレイムベイン（『γ』）とか一歩間違うとヴィランと間違われそうなヤツ。

　閑話休題。イベント後の注目（葉隠の嬢ちゃんがじろじろ見られて恥ずかしいだと！？）と指名・職場体験、そして命名―――なんというか、浪漫回路にジワジワきて若干アイタタタな気持ちになったり和んだりしつつ、「名前を継げない」二人の明暗。そりゃあ遺伝的にか個性が近い弟以外に預ける気にはならんだろうが、受け取る側にも相応の覚悟がいりますよ兄さん（しかし他にも名前を継承したがるプロ後輩がいたりするかも）。おまけにあの場で衝動的にインゲニウム（Ⅱ）と発表した場合、兄貴がヴィランにやられ引退不可避だって事も同時に……とも限らないか。事前に切島が先達リスペクトした名前出したりしたしな。一方で轟の「ショート」などはむしろ電気系ヒーローみたいだったり、（各人これまで色々考えたりはしただろうが）この時に急造したコードネームがそのままプロでも用いられ易い事を鑑みると「お前それでいいのか」ってのが幾つか居る（正味「デク」も少し短い）のも青さの裏返し。あとかっちゃんは爆☆殺から離れよう。

「とにかく・・・君を育てるこは本来私の責務なのだが……　折角のご指名だ・・・存分にしごかれてくるくく・・・るといィいィィ」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
（この時 もっと強く言葉を掛けるべきだった　僕はこの日の事を やがて後悔する事になる）

　【第４６話】はてさて、遅れてやってきたデクへの指名（オールマイトをして「この方は」と言わせる人物）は何処からかと思えば、オールマイトを「父」先代を「祖父」と見た場合「大叔父」くらいになりそうな“先代の盟友”にして“オールマイトの元担任”ことグラントリノ。衰えたりとはいえ最強№１ヒーローをガクブルさせるその実態は―――『シグルイ』の虎眼先生とか『ドリフターズ』のハンニバルじじどん系の人だコレ……ッ！！　もしくは、亀仙人。老齢で縮んだのか元からそうなのか、体の小ささや俊敏性から見ると八宝斎（『らんま１／２』）もしくはヨーダ師匠ぽくもある。はたして「オールマイトには時間が無い」と焦って早々見切りかけたデクに、ヘシ折るという表現でも生温い修行が開始される予感。元より不足を悩んで増長してない、からこそキツイやつかも。

　他方、職場体験はクラス全員同時に一週間も分散する劇中短期実質中期的イベントと思しいが……その中でもっと上からも誘いがかかってたのにノーマルヒーローなる看板に“のみ”希望を出した若者が一人。イレイザー相沢が注目したのはその場所……あれ、インゲニウム兄さんがやられた場所が何処かって明言されてたっけ。「今のまま」では兄の名前を受け継げないから？　これで純粋にノーマルさんなりのスタイルに関心があってとか、兄貴の介護に付き添う為だったら謝罪不可避。心配するデク達に笑って返すのに被る不穏なモノローグと、相沢先生が気づいたっぽいのと、何がどう転がりますやら（上段とは別の意味で焦燥感恐怖感）。向いてる方だけじゃ選択肢狭まるってガチ戦闘系の指名を採ったお茶子ポーズ可愛いとか第１話登場の巨大化ヒロインに助平心の峰田とか空気椅子とか最早芸呼ばわりのブツブツうひょーとか、これが当分癒し無きシリアス続きになる前奏曲だったりしませんように……！

「９人目の継承者が こんな湿った男とは… オールマイトはとことんド素人だァな」
「子どもの癇癪に付き合えと？　ハ……ハァ　信念なき殺意に 何の意義がある」

　【第４７話】そういや、ヒーロー科AB組以外のサポート経営ひいては普通科つまりは心操君にも職場体験の話は来てるんだろうか、というか椅子取り席奪取の話はどうなったんだろう。学期変更時あたり？　もしも、やっぱりというか仇を追ってた委員長がステインに返り討ちにされ長期休養とかになったら、なんてのもありえるかな……あまり喜べなくなりそうで嫌な合流の仕方だ。それはさておき……「俊典」ってあの人のことだったのかよ！
　ヒーロー側の修行と同時に悪の英才教育がスタートするよ！　という熱くも恐ろしい両面。こうなるとシガラキの「先生」ともう一人（USJ襲撃事件の時に匂わされたっけ？）のいずれかがワンフォーオールとは似て非なる【「個性」を与える「個性」】の主であり、改造人間脳無の製造者とみてよいかな。「遺伝子の混ぜこぜ」というのが微妙に『γ』のラスボスっぽくて怖い怖い。そして現状、それこそただのクソガキに近いシガラキが（幸いにして？　乗り気じゃないけれど）ステインを教材として悪のカリスマ（かっちゃん「あ゛？」）に相応しく成長・覚醒するとしたら厄介なことだね……現場の脅威的な意味でも、黒幕のカモフラージュ隠れ蓑的な意味でも。そして「先生」とグラントリノ翁の教育論に、先んじて解を出すデクの優秀さ、とはいえシガラキの方は一体どんな答えを出すのやらね。

　さてさて、ハンターの念能力で例えるなら第一歩がジャジャン拳（「凝」「硬」っぽい「発」）で二歩目で加減を学び、今ようやく「纏」＆「練」（ひいては「堅」「流」？）を身に着けようってところか。なんという順序の錯誤か。物語の序盤からずっとそうだったOFAとはいえ、OFAを「撃つ」という考えがまずもって固定観念にとらわれていたという話。まあ前提として「器」および「制御」の問題があったから、身体能力テストの時からデクのやり方は「自分のダメージを局限化する（効率よく身を削る）」という意味で間違ってはいなかったとも思うけどね。んで、今後は全身で柔軟に使うというか、もっと柔軟にワンフォーオールと一体に（「俺自身がOFAになることだ……」）なっていく……それは即ち、巨大な力を受け止める全身のさらなる強化が必須……OFA全身強化のために器自身の強化が必要って当たり前だけどキツイ話だこと。

「敵(ヴィラン)もヒーローも表裏一体・・・　そのギラついた目に見せてやるよ　何が人をヒーローたらしめるのか」
「生半可な扱いは出来なかった　亡き(・・)盟友に託された男だったからな」

　【第４８話】どちらかというと衛宮士郎が魔術を使おうとする度に命懸けで回路を生成してたのを矯正した、みたいな塩梅になったのかな？　はてさてデク君が割合はやめに答えを出して界王拳（二十分の一倍）状態に開眼、その力を「試してみるか！」「お願いします！」とワクワクな引きで来月へと。

　の一方、委員長以外の職場体験シーンがチラホラと。ナンバー４ヒーローこと、これまでにもチラホラ名前出てた気がするベストジーニストに修正してやる！　されそうなかっちゃん、職場体験先まで被ってる切島と鉄哲、ゴツイ風貌に反して口調の優しいガンヘッドに胸キュンお茶子―――そしてそして、第４巻でフルネームが明らかになったサイドポニー拳藤一佳(いつか)（B組委員長）の姐さんあるいは姐ちゃん＆体育祭では微妙に見せ場が無かったのをめっちゃ気にしてたヤオヨロッパイさんというアンバランスな組。ヒーローが公務員扱いだという社会にあって『タイバニ』『RATMAN』ぽく認められてる「副業」（『γ』だと軍属ヒーローは補助受けてたけどそれ以外は本来の身分で生計立ててたな）のCM撮影にさっそく付き合わされる模様。姐ちゃんはもっとヒーロー的活動したいと仰るが、名前を売るという意味ではコレはなかなか出来ない経験値だと思われる。さながらアニメ『デレマス』の第３話で、カリスマアイドルのライブでバックダンサーを務めるが如くに。
　あと初出のコスチュームは肩口まで袖なしのチャイナドレス（和製英語。実際は満州の民族衣装らしい）風。騎馬戦の時は腕部強化が片方だけだった気がするけれど、たぶん両方ともバンプアップできるんだろうね。活躍シーンが待たれる、現場的な意味で。ウワバミさんからするとCMも立派に社会貢献活動なんだって捉えてる可能性も低くないけど。これはこれで、かっちゃんとの対比になるのかも？

○　「やる夫はデュエルバカデミアの生徒のようです」　【完結】

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　　　 ノイ　　i 　 ﾊ 斗/-|{ |　/ヽﾄ､_ 　 | i　　　|　i
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　　　　　/ ＼ﾄ､{ 《弋うﾉ　　　 　 "{じ::ﾊ》|{i　　八　　 　 .┌───────────────────────┐
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　　　　八 　 |　　 ヽ　 　 　 _　　　　　ｲ　　| 　 　 i|　　　.│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　 　 　 　 ＼{ヽﾄ､　 i＞　　　　　　イ　}/ｉ　,　 i{　八　 　 │.　　 　 　 　 　 WHATEVER THAT MEANS　 　 　 　 　 　 │
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　/'　,'::/|::::/|,'＞｡y　 ﾞ<ゝ-‐'´　　 　|::|　l }::::::l　　　　　　　　　　　　・・・運ってのは、自然に転がり込んでくるもんじゃねえ！
　　　i'´ |:/　ﾍ`／　 　 　 　 　 　　　|::| ﾉﾉ:::::::ヽ
　 　 　　i'　 ∠. _　 - 　 _,.．-､ 　 　 |::ﾚ'::::::::::!:::::＼　　　　　　　　　　周到に準備をした者だけがッ！！！
　　　　　　　　 ヽ｀rr'ﾆ´ｰ'￣´ ヽ　 　!:|::::::::::::ト､:::::::ヽ、
　　　　　　　　　 ヽヾ　　__‐,'ﾆ､｀〉 　/'!::::::::::::|　｀ヽ-､_ヽ＿
　　　　　　　　　　 ﾍヽﾆ'-‐'―''´ 　/　!::::::::::::|　 　 ヽ. ヾ　　 ￣｀　　　 .＼从_人_人从_人_人从_人_人_人_人从_人__人_人人从 ／
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