「開幕！ＷＤＣ（ワールド・デュエル・カーニバル）」＼(｀д´)ゝ
舞網チャンピオンシップも大概な側面はあったけれど、それ以上に（ルールも出場資格も）ガバガバなWDC編はーじまーるよー！ さりげに高度に情報化された郵便配達やら通行人のAR普及率やロボット監視網とか未来感。
申請忘れでムンク遊馬爆走、「俺は俺なりにデュエルに向き合っていく」で良い話の流れから速攻受け取る方も超人のカード投げ。「悔しいでしょうねえ」ファンサービスさん素晴らしく悪役！（だいたいショタ親父のせいだけど本人も名優というか嗜好） と濃厚アバンからセカンドOP（ブレイビングメモリー元ネタ）＆ED。ヴァンガードみたく旧OPを挿入する機会は最終回マスターピースくらいしか無かった気がするが、どんな曲だか忘れてた不覚。
勝ちも負けも関係ない、デュエルと勝負は別、（アストラルを守るためなら何だってする）勝ち負けより大事な物という思想に世界大会前に目覚める主人公。負け方でウケ取ったせいで十代に失望されかけたおジャ万丈目みたいな例は別として、エンジョイ長次郎みたいな先達もいることだし……現役主人公評は中座。だいたい今回の遊馬もライバル公認の「ただのバカ」で、ウッカリで酔っ払いゴネ得少年だと言われたら返す言葉もないしな。そして蹴り飛ばされた「ボールは友達」が直撃から第一試合へ。
そもそも一回負けただけで（最終的には優勝者以外全員、もしかジャックに負けた優勝者も）ほぼ実力者揃いの出場者を強制労働送り（「もう見られない」）にすることの何処に道理があるのだろうか。そしてそれを見下ろす「勝ち組」トップス勢は、ただの一度も勝負をしないというのだろうか。でもトップスにもデュエリストいるよな……なんだろう、この競争社会と見せかけただけのナニかっぽい悪寒。あるいはユベル邪神復活の為にデュエルエナジーを供給させる為、とかなら判りやすいんだが……単純にトップス勢を肥え太らせ愉しませる為だけ？
はたして長次郎さんのオトボケに和みつつ噂話の恐怖、兄貴にさえビビるレイラ……オカンの態度も大概だったが、実の兄貴じゃないのか。遊矢の憤りや理由は大人側からすれば五十歩百歩だと思う今更だが（幽鬼うさぎカワイイ）。主人公感情ほとばしりまくりなのは良いとして、社長も社長で建前とは別にレイラの存在価値を（推定オカンに対して？）確保するため、かもしれないと憶測。対アカデミアで「他人になりきる」能力というのは神楽坂（GX遊戯デッキ回）を想起させてニヤリとなるが……それがキーパーソンというのは未だ理解が届かない。そりゃあオベフォを見れば同一デッキによるコンボ攻勢の凶悪さは明らかなのだけど。
ともあれニンジャ！？ ニンジャナンデ！？ が代理。むしろ彼は負けた方が権現坂ほか敗退者の安全確保及び救出のために都合が良い気はする（しかも大会中レイラが戦う必要がなくなる。実戦経験……）。そして次回、じわじわ危険な匂いを漂わせてたシンジさん爆発の時きたれり。
