ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)キックオフ!炎のストライカー・国立カケル」\(`д´)ゝ

 モンスターコスプレ(GX文化祭)ならぬコスプレモンスター、どころかギャラリーも巻き込むフィールド魔法。つい最近もアークファイブの宝船で仮装ネタやった(しかもデュエルは中断した)のに、どうしてこうもシュールに感じるんだろうね。一度いい按配に名勝負やってキャラの株上げたエンジョイさんに対し、完全に一発キャラ(あからさまにパロディなのだ。カードを粗末にするし)だったせいもあるかな。かといって長次郎氏が今後も大活躍し続けるとも言い切れないが、シンクロ次元の歴史経緯的には重要な存在なのだよね。あと、沢渡=サンの宝船はまた出番がある、かもしれないから?
 閑話休題。CV斎賀みつき、サッカー一家三男(≠万丈目三兄弟)にデュエルも仲間を信じるチームプレーをざっくり教授。ゼアル2期の終盤、また東方決闘鉄的な文脈に従えば「相手(の強さ)も信じる」ってのがあるけど。そして「魔人」XYZ初出……素材に使ったガガガガールの効果使ってないのでは。まあチアコスでサービスしたからいいんじゃないかな、かな。

 ワンキル宣言してきた占い娘ミエルを逆にワンキルが初登場だった月影、されど日影がカード化された際は自分が守って兄が攻めるのだとライフを削りまくり仲間をガード。HAGAの昔より【甲虫装機】経て侮れない昆虫族、からハチ(wiki見るにキラービー以来7枚?)だけ切り取ったと思しきブラックフェザーならぬ「ビーフォース」を相手にどういう動きになったかというと……忍者が忍者らしかったどうか、昆虫が昆虫らしかった(むしろシンクロ次元らしかった)かどうかより先にニンジャがニンジャだった(あれはバイクで先行せずともAカード取り放題じゃなかろか。ミエルは大逆転クイズではなく朧手裏剣14連射に敗れたのか?)。
 P召喚等も使わず序盤はドバっと攻めたし後半守りを固めたし、最後の「回避」を使ってればまだ判らなかったが敢えて敗北(そういや黒咲初戦でのソラは結局取れたか否か曖昧)。かといって忍者を貶められた時に何も感じてないとも言えんだろうが。兄貴が犠牲になってるんだからそれも致し方ない話。同時に「自分がない」とか冗談にしか聞こえないレイラの承認欲求裏返って月影への負けろコール(幼い無自覚の悪意)が即座に「お前の姿はお笑いだったぜ」状態……忍者の方が余程自分を殺して仕事に徹してるような対比?

 他方、のっけからキレてるシンジさん(諸事情は赤馬兄弟の都合です)、トップスコモンズ双方に喧嘩を売っていくスタイルから強烈なアジで暴動一歩手前の空気を生み出しトップスやMC姉さんをビビらせるの巻(反面、セキュリテイ長官は涼しい顔だが)。実際問題シティの社会構造は絶対多数派からの恨みを買ってる、にも関わらず「フレンドシップ杯」で上辺を取り繕う?というか天辺とそれ以外を近づけてみせてるのがリスク管理を微妙視してしまう。且つ、それを思うと最初にユーゴ&ユズが不法侵入で通報されたり子供がDホイールに近づいただけで悲鳴をあげる母親の方が自然に感じる不具合―――そういえば長官が融合次元のスパイ状態(元からか後からか「これから」かは別に)だとしたら、そういう問題を助長するのは彼にとって好都合だよなとも。
 話がズレた。「本当のコモンズ」云々はさておいて観客の大多数を占める人々が熱狂したのは一種必然(結果どうなるかは判らん)として、少し気に食わなかったのが忍者への物言い……あのやり口だと相対するデュエリストがことごとく体制シンパに貶められる悪寒がして、組み合わせ表を確認したくなくなっちまうのぜ。普通なら使ってるカテゴリや戦術は人格人生に直結しないけど、カードゲームアニメことに遊戯王だとそうもいかねえからなあ……。

 はたして次回、ユズVS長次郎という「シンクロ次元以前の身内」対「シンクロ次元以降の知人」パート3にしてとうとう遊矢がユズの姿を確認できる瞬間。負けたらCDデビュー満足鉱山送りだと知らされた上なお複雑。↑で書いた直後に、これが復帰にして最後の表舞台になる可能性も高いかエンジョイさん……でも権現坂に匹敵するレベルで負けてもしゃんと出来る御人だってのは、ある意味信頼性が高い話だとも。備えよう。


別途:「人生詰んだからMMOにハマってもいいよね?」 第一部 エピローグ1

別々々途:「やる夫は才能豊かな劣等生」 第23話