ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

 一昨日(7日)の事であったか。2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの元専属医師が過失致死の罪に問われた裁判で、地裁は有罪の評決を下した。それを受けて弁護側は控訴の方針だそうだ。

 ここ数週間……数ヶ月間? アメリカCNN(CNNJ/302ch)では毎日のように裁判の模様だか薬の云々だかを流していた。少し前のリビア問題ほどではないが頻繁に報道していた。事の是非はさておいて、そういうところでは日本とあまり変わらない部分もあるのだなと思う。
 毎日のように事件やら事故だかは起こっていて、それを追う事もままあるけれど、その一方で集中的に報道され続ける(人々の関心を引く・引くために報道される)話題がある。そしていつしか報道は途切れて、人々の口の端にも乗らなくなっていく。けれど現実に問題は続いているのだった……当事者たちにとっては。

 ニュースや新聞の情報量は多いようでいて時間や紙面の制限がある。まして新しい情報が次々沸いてくる以上これを報じないわけにもいくまい。ネットでは見ようとしたものしか見ない・見えないというのも確かだが、テレビで広範に垂れ流されることも紙面に大きく載ることも無くなった情報を追うには有用……な筈?
 ネット情報の一次資料もテレビや新聞が主であるはずだが、所謂「報道しない自由」とやらが行使された場合、どこまで追い続けることが可能だろうか。草の根やネットジャーナリズムの力はどこまで伸びるだろうか。今この時に世界で試み、試されていることである。

 ネットで足跡が途切れたらどう捉えればよいのか?
……気がつけば本ブログは疑問符と問いかけばかりであるな。