2011-11-21 ■ 【オウム裁判終結特別寄稿】「異物」排除する社会 作家 森達也‐中国新聞 始まりの頃をあまり覚えていなくて、それ以来ずっとよく知らないままで。 少し知った頃には疾うにどうにもならなくなった事ばかり*1で、それで終わり*2と言われても、何と思ったものだろう。 この感覚は『下山事件』を読んだ時に似ている。どう思おうと何をしようと、それでも「オウム」後の社会に私は生きている。嗚呼『BILLY BAT』面白し。 *1:10年以上前から既に取り返しがつかない事ばかりだったと言えばそうなのだ。 *2:直面した、している人々にとっては何の終わりにもなっていないのだろうし、「風化させてはいけない」という言葉も言い尽くされているだろうし。