“愛を取り戻せ”――あるラノベ読者の驚愕→とある酔漢の物語中毒
(発見経路;はてなキーワード「犬マユ」→「読書メーター」→!!??)
- 『さらば富士見ミステリー文庫 愛(L・O・V・E!)の戦士たち』(子細、発行元はこちら)
昨年の夏コミ同人誌にこんなトンでもない代物が存在したとは……いや行ったこと無いんだけど。
私自身は、かの文庫の幕を引いた2作品を各2冊ほど積読にしたまま、河岸を変えて完結した『GOSICK』にも手をつけぬまま――未だ、終わりを受け止められていない。
かの2作の作者、片方はツイッターやってるけどもう片方は完全に消息不明じゃなかろか。そういえばスーパーダッシュ文庫の『紅』、漫画はイラスト担当の人が描き続けてるけど原作者どうしてるんだろうと。『電波的な彼女』がアニメ化するという話もあったようなだが……限定版のみのOVAですかそうですか。
いや他所様作家様の事はいいのだ。いやよくはないが気になるが、それが理由では果てが見えない。それを理由にしてはいけない、のではなく……増えるばかりの積読が「消化」できないから、これ以上そうではいけない。我慢できない――食欲が。
食いたい。読みたい。喰いたい。味わいたい。食いたい。感じたい。喰いたい。楽しみたい。悔いたい。愉しみたい。くいたい、クイタイ、クイタイ……どこの「文学少女(違)」かと。あれも途中で積んでたか。
―――例えばニコニコ動画の大長編動画シリーズ。例えばarcadia・なろう・にじふぁんの長編SS。例えばレコーダーに録り溜めたアニメ。例えば……部屋を埋め尽くす、大量の積読。
私がそれらを欲する理由は何かと。しかし目の前の物語に喰い付けない理由は何かと。
好きだから? 好きとは何か。好きだからとは理由足りえるか。
怠惰だから? 怠惰とはどういうことか。それは如何に打破しうるものか。
わかんねえよう。考えたくねえよう。ああ思考停止だとも。読みたくなったら読むさあね。生きてる内には読むさあね。読み切らぬ内にゃあ死ねぬと未練が数多、生きる糧だか枷だかねえ。遺作に遺稿を遺して逝かれた作家もいらっしゃいましたがねえ。死にたくないねえ読みたいねえ。書けるようになりてえねえ。
要はワナビー! 駄目かっ、駄目じゃないかっ……やらずにわかるわけあるかっ! 読め!