ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「潜入!アルカディアムーブメント 私のターンなんだから!」

「……俺は、お前に無事でいてほしい」


 ペロッ……これは、無事では済まないフラグ! そして1話で回収される展開の速さ。感情のあまり行動力が裏目に出て、行き先もデュエルの相手まで前回と同じ。ただ今回は本当に落命の模様。サイコデュエリストの恐ろしさ、ディヴァインの残忍さ以前に、再三静止されても危地に飛び込んでしまったが故の必然じみた結果。かくしてダークカーリーへと。
 結果論で言うならジャックは、あのまま彼女を連れて行って自分の住まいにでも軟禁すればよかった。それはそれで長官が手を伸ばして同じ結果になったかもしれないが、彼との接点を求める彼女の意志を見誤った。満足さんの復讐原理を鑑みると、Dカーリーの行動もそういった経緯曲解に則るのかね。

 後攻1ターン目で3体総攻撃力9000。そのターンに攻撃できないのはOCG的にもアニメ的にも隙が多いけども、LP4000ルールではオーバーキル気味の青眼・もけもけ並。しかして敗れ、フォーチュンレディーに転生せり(占い魔女はOCG化せず)。かのファンデッキは勝利を知らぬままなのだった。まさに幻の1ターン。