ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

『カードファイト!! ヴァンガード』AC編第35話――《輝く根本原理/Brilliant Ultimatum》

『カードファイト!! ヴァンガード』アジアサーキット編 ニコニコチャンネル (毎週火曜19:30配信)
(前回感想はこちら)

究極を超えろ! Ultimate Break !!

 第3期はアイチが高校生なんですってね。実際問題として誰が何歳かなんて些末事もいいところだけどこのアニメ。
 第1期から通算100話目にして、奇しくも闇アイチが正気返った第50話から倍ドンである。かつてはPSYクオリアの暗黒面に囚われたアイチの勝利のイメージを凌ぎ切る⇒アルフレッドアーリー⇒ブラブレSCで戦意を喪失させたが、今回は返しでプラチナエイゼル出陣⇒大勝利の流れ。結果的にヴォイドを水際で叩き返すZEXAL1期みたいな終わり方しそうだと予想しているのだが、今回だけで今期やった意味はある……とまでは言わない。キョウ様が大暴れしてる回の方が楽しかったし。
 要は飛び級少年達は1期終盤までのアイチであり仲間達であり、これに勝り救う事を成長の証とする為のキャラクターだったのだった。噛ませにされた(一方グレート合体でレンさんに勝つ大金星の)皇帝は結局シンガポールでどうしてるか描写無かったね……フェードアウトにも程がある。彼の視点が挿入されれば、あっさり過ぎた改心・仲直りがもう少し感慨深かったかもと小さな不満足。チーム毎退場させられ、地球で寝息を立てる様子には気が抜けてな……もう全部大丈夫なんじゃないかな的な。

 他方、蒼竜の仔の元に到着したのはNAL4が先。まさかの……という程でもないが、レンさんは道案内で疲れたとのことで後は任せたとに。彼としてもPSYクオリア能力者相手に「勝った」経験は……あるか。描写こそされてないけど。はたしてアイチと同じく、成長の証とする為に蒼竜の仔を倒し……てしまって、いいのか? それともまた敗北してしまうのか。予告では相手側が回想力を溜めてるので、それがどちらに転ぶか、かな?