ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「孤高の光 セイヴァー・デモン・ドラゴン」

研磨されし孤高の光、真の覇者となりて大地を照らす! 光輝け! シンクロ召喚! 大いなる魂、《セイヴァー・デモン・ドラゴン》!!

『私の本当の願いは、あなたが全ての人に愛され、みんなに幸せを与えられる本物のキングになること―――あなたならきっとなれるわ! ジャック・アトラス!』


 相手に生死を委ねる選択カードやら、殴り勝てるところを自爆心中やら……デュエル自体は微妙に見えるが、二人の物語の締めとしては、これ以上なく。強いて言えば、デュエルに懸けるものの重さ故にこそ、ただ勝てば満足できるわけではない、と。「もう一度占ってあげる。あなたの本当の運命」に前後する展開の美しさは、ベストバウトではなくともベストシーンであろう。合掌。

……それにしてもZEXAL、日野聡(宇宙刑事)が「もう目を覚まさない」とか本格的にGX3期っぽく。過程は省略して直ぐ因縁の相手と1対1が3組という違いこそあれ。
 あと1期の時もあったが、スピードワールドと違い片方のみに不利なフィールド魔法が事前設置とか不公平にも程があるだろう。いっそのこと今回のジャック&カーリーみたく、この瞬間に生まれたばかりのセイヴァーデモンの効果を把握できていれば良いものを。