ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

《パラダイム・シフト/Paradigm Shift》/『極黒のブリュンヒルデ』第89話

(前回感想はこちら)

(第1〜3話の無料閲覧はこちら) (アニメ公式サイト)


尊いのは自分自身の命だけだ それ以外の命は全てそれに劣る(私も別にいいわ どっちにしろ1人じゃ生きていけないし)




前回の粗筋 に非ず

                         \
                         ヽ
                     ____ }
               _, -‐ 二 -―‐- 、`ヽ、_
             ィ=ー-、/        ヽ  `ヽ、
          , '´               \  \
         /       /       `ヽ   丶  ヽ どどど… どうしてそれを先に言ってくれなかったんですか…
      , '⌒ /  /:  /   /! l       丶   ヽ   ', 
      /  /// / /  / /  l  ヽ \     ハ    l
       〃 / l l  | l   ∨' ヽ ヽー-、   lヽ  l   l
.        !l l  | |   j_{ _,ノ \  l\`ー弋ニ T l  j |   |
.        !{ |  l l  l 乏≠ミ  \l  >fテ示ヾjl | ./ l  i l、
        ヽ ヽ .N ヽ l{i |ヘiii::l      lヘiii:::} i}| j∧リ.   i lヘ
             \ヽ j小 と)_;ソ      r'_;;(つ/ イノ    ヽjハ
              `ト ハ ゚:::::::.  '   .:::::゚ __/‐<ヘ     ヽ ヽ
             l: 八   (⌒¨¨⌒ヽ 〃´ ̄`ヽ、ム      \ヽ
             ノ  l> 、 ´ ̄ `´ /      `ヘ       ヾ',
               /    l    {>ー <{        ∧  i     \
            l   /l    l    / l          / ∧ l        \
            |    l∧ ` ヽ _ /  l       // ヽ |ヽ、       ヽ

―――エルフェンリートで言うところの「そうめん!」に当たる部分だったのかもしれんね(逃避)。改めて合掌。

 ところで先月、「モーニング」で『アイリウム』という漫画が連載開始しまして……「嫌な事のある日を過ごした後24時間分の記憶を消す」ことで体感的に時をやり過ごすドラッグが登場するのである。いやさ、単行本派に鞍替えるという話ではない、ないが……何と表現したものだろう、この「明日が怖い」感覚。かつてならば「怖楽しみ」とか嘯けたろうけど……。

 現在単行本は7巻、現状が収録されるには9巻か10巻か、その頃にはアニメが始まって終わってるんじゃなかろか。その頃に連載はどうなっているのか、なんて気にした所でどうにもならんとしても、やっぱりまだ速かったんじゃないかと思わずにおれず。一部の電撃文庫アニメとかローゼンメイデン並に何期も……という楽観もできぬ。最終章切ったARMSやほぼ原作と同時完結の「とらドラ」などはよくも実現したものだ(目逸らし)。


「Romeo and Juliet」

『ダメだ・・・!! カズミも・・・!! 初菜も死んだ!! 小鳥も死んでしまった!!』

「……どうしたの? 佳奈ちゃん・・・ 落ち着いて そんな連絡 なにもないわよ?」
『だってもう 時間が過ぎてるの!! 予知が起こる時間を・・・!!』

『なのに 予知が変わらなかった・・・!! みんな死んでしまったの!! みんな……!!』

ド ク ン 『!?』

(……うそ・・・)

(このままじゃ・・・ 寧子まで 死んでしまう・・・ もうダメだ・・・
村上も死んで私一人だけ・・・ 私一人だけになってしまう・・・)

『そんなのは 絶対 イヤだ』「えっ?」

『ちょっと おばさんにお願いがあるんだけど』
「おば…… なにかしら?」『ねぇ 私を起こして』

『私の首にあるボタンを押して欲しいの 一番上のボタンよ

「……押すと どうなるのかしら?」『……』

『私が 私でなくなる』「えっ?」

『……平たく言うと ずっと悩まされ続けていた肩こりが治るの』
「まぁまぁ そうですか」

(……さようなら 私の・・・)

ガ チ ッ

キ ィ イ イ イ イ

ブシュウ「えっ!?」

ー .._,;ゝ..,,、 `'-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.l- i、、゙ゝ、,、ヽ、   .i〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;/゛  '"  .,..-/!彡'".りシ',゙_      _..-
    ゙'''-、`'-、  `'-_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ`'ミ〟 `'''.lシ、  .l.;;;;;,i∴;;.″ ,- , ;;ソ」彡"  .,ノ".`--│  _..-'";;;;;;;
       `'''''≒  .`'-、;;;;;;;i..、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ゙〈ヽ、  .゙'、"x. l;;;;;|. ..!./  / .,rシ",il'"    亠    ._iir㍉;;;;;;;;;;;;;;;
...,,、            `''-_ヽ`'-、;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ,  ゙'ヘ   . l;;;丶;;;;} `  .,;;ソ゛               ´  /゙;;;;;;;; /
ー 二゙゙ヽ ,,、         `'!‐ `'-,;;;{. `'-、;゙!、    .l-'、.l.;;;;;;;;;.!  .,il″               _,, -'";;;;;;;;;;;`¬
..,,..........フ;;;;;;;;`''‐ ,,、             ,゙li/、  `'、.l,    .`'/'./ ;;;;;l゙゙ ./               , r二-''''" ̄ ̄´゙''y;;;;;
^゙゙゙゙゙゙'''''".'''''.'''ヽ-..;,゙ニ_        `゙゙''''>x, ゙ ll、    .!、/.l;;;,! i'               ''"          `-¬'''
             `'''`-ヽ,,       |、`''ニi几     ″|;;'!
..,......xi,            `'''ミ;;x、    ´   .` l、     l、;.lz'ア   .,i;;|lrl!!!!¨'″   ,,,
  ̄  ..,,u..-..、          `''スッ、  y ..、   !li     `l/ l/   ..il′       ,,il'"´
:ニニ;;;;ュix..,,,,,_. .`'s、           ゙''く、 |;,_}   .ゝ    .″,l′.,,         .,.″ .=  .r!″ '.ly
      . `''-゙二;;;;`゙''''、             ゙" ″          iリ.,〃          , .` j,i′         l!
___,________i;;;;;;;;;;;;"― ..,_                       l;;リ"  i、    .,ij" _,/.l_、 ,,irー     .∧ ._.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.xッ----`-=- ..               i|'" -`--ミヽ、..,,ノ;フ'"゙'-ぃ〈 ̄.コ;;-、___,.. -";;;;;~゙ィ
.,ン;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一'''''''ー、,;;;;;;;;`'ー- ..,,、                 ゛      `'.lミ,゙゛      \;;ヽ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./       `くv-¬'''"゙゙´                      !.i''~lュi,,、     ヽ,,,,゙' \ ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐′                                      !;ヽ   `'L     ゙".! ! `ぃix,;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/       : _,i〟                _..〟              |;;;;;;;゙''-、、.リi    !>   ゙'i lヽ.;;
;;;;;;;;;;;;./      ,..r/「″         ,,rj″     Y''フ'´  .▽       ,i";;;;;;;;;;;;;;.l'!ミiv 、   ,.l|x,    ヘ.l.ヽ
;;;;;./     .,r彡'"           '!レ'"      .//   .,r、           f'"`''./ ;;;;;;;;\.゙'-、''-..,,,};;;;;ヽ    l"l,.
/       ´            、     ,ノ;/    ¨゛     .,,〟    .ヽ;;;;;;;;.l゙'!)i、`\;;;/'''''-\,  ∨
                  ,,、   ,,〃   .,..;;ニi /              ´       ヽ;;;;;;;゙;;、 `   ゙'ミ、   ゙゙'ニ;;、
             ,i彡   /│    ″.,〃   .,i;;    .,-、   .i;;;;;i     .l.;;;;;|..゙'|l、   ゙'li、    ゙'ミ
               ,iク゛    l";!I ., ―--グ  .n /゛    l/     .゙‐'"     .l;;;;;.l .゙'f、   ゙.lx    ゙'
     .,l    .,ング  ,.  / ;;;;゙‐',,、;;;;.;i′   :!┤ .lL  .`               l;;;;;.l  ゙|''、   . lヽ
     .,l|   ../ ;/  〃  ./ ;;;;;;;;r'" !" .l゙l    : |;;|  `               ゙lュ   !;;;;;.!  ゙'i;ヽ  i、 ゛
 ,    !}  ,i";;;;l゙ ,iリ ,/;;_ン-/    |;l    l´;;;.l               l;ヽ 〟l;;;;;;.l   .`┤ .゙┘


ドサッ「えっ・・・!! 肩こりの・・・!! 肩こりのツボじゃ・・・!!」
(寧子・・・)

(寧子・・・ 死んだら・・・ すぐ・・・ 寧子のところに行くから・・・)


「急いで!! 普段は地下近くに隔離されてるヴァルキュリアが外に出てるのよ!? 今を逃したら もう殺すチャンスなんてない!!」
「ちょっと待て!! 私の体は子供なんだ・・・!! 少しは加減してくれ・・・!!」
「泣き言言うな!!」

「!? ……いた・・・!!」

「やっぱり……1107番はイジェクトされて死んだのね・・・」

「手順はわかっているな 私がヴァルキュリアの魔法を無効化する その隙に 二人が銃器で襲撃するんだ」
「9mmパラでこの距離は心許ないが・・・ 丸腰の人間相手なら 何とかなるだろ」
「油断しないで こないだみたいに(いちじく)が銃器を隠し持ってる可能性もあるのよ?」

「わかってると思うが 私が魔法をキャンセルできるのは8秒間だ」

「もし8秒でヴァルキュリアを殺せなかった場合 私たちはその瞬間に全滅だ」

「わかってんよ」


ヴァルキュリア 目を覚ませ 今までそいつが言っていたことを思い出すんだ
今まで何度も聞いただろ? 九は 自分の命以外を全て無価値と考える異常者だ
妹を生き返らせるためなら どれだけ人を殺しても構わないと考えている殺人鬼だ
他人の痛みを感じることが・・・想像することができないんだ」

「お前がどれだけ尽くそうとも そいつはお前に感謝することもない!!
それどころか 次に裏切られて殺されるのは間違いなくお前だ!!
お前は ただ九に利用されているだけだ!!」


「あなたは私を利用しているだけなの?」

「そうだ」

「私は あなたのそういうところが 好き」

(……ダメだ こりゃ・・・ こいつら二人揃ってどうかしてる・・・)

「私は・・・千怜(ちさと)の役に立てるなら それで嬉しいのよ 千怜の命は 私の命より大切なの」

「私と千怜の間に あんたが口を出す余地なんてない」

「……っていうか なんでまだあんた生きてんの? 殺したはずなのに・・・
たかが人間のくせに・・・私に生意気を言うなんて・・・ 許せない・・・」パァアアアア

ビシィッ 「!?」
ギチギチギチ 「ぐああああ!!」

「やめろ!!」グッ「!?」

「寧子・・・あなたにもお仕置きよ
そこでこの男が苦しみながら死ぬところを眺めてなさい 手足を一本ずつもいでいってあげる」

ビチビチビチ「ぐああああああ!!」
「いやぁあああ!! やめてぇ!!」

「今だ!!」 ガクン「!?」

「ちっ・・・!! また魔法が使えない!! まさか あいつらがまた・・・」

「もらった・・・!!」

ダ ダ ダ ダ ダ

            :,:           :(::)
            /⌒''⌒) :,,゜      '         ,,,,,,,
           (:::::::::::::::!'                 (::::::)
           ヽ::::::::';'''                 ''``   。
           τ'::/ .;:
            )/
         。            '  、       ;: 。
                               `'''`~''・    ' `
     f''`⌒(     ,,,,               !:(',,,,、              ::,,,,,、...
     ,!,,,、(     /::τ             ノ:::::::::::::::::)          。  !::::::::::`! 、
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       ゜     (/      ⌒・ .   ・、;::::::::::::;;.;`` ''
     ,,、..   //   ノ'          //'''`'`'` `       ..,,.. _,,,.、 ・         ,, ...:・..
  π /;::::::::(,.,.(;;;::::(   ,,.,  ・っ                    ;,;;( ):::::;.    c::── '`'''::::::::::;''
   ):::::::::::::::::::::::::::/  '''''`   `        '`                     ⌒ ` !.:::τ'' ``
 τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ               :'`'``:!
   (::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`'    、,:'::::::`:::,,,,        !:::::ノ         ・
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ゴポゴポッ 「!?」

「……あり得ない・・・」
 
「九が・・・自分の命を捨てて 誰かをかばうなんてこと・・・」

「千怜……どうして? どうして 千怜が私をかばうの?」

「私・・・ 千怜のためなら 死んでもよかったのに・・・」

「早く!! あと3秒よ!!」ダダダ ビシュビシュビシュ

「早く ヴァルキュリアを 殺してぇ!!」


「Pyramus et Thisbē」

 (比較的)安全な留守番一転して全身から血を吹く佳奈、魔女狩りの銃弾から真子を庇い続けるイチジク。思い余って儚んだか文字通りの自己犠牲か、また想いに自覚があるのかないのか……ただ心交わす暇も無き擦れ違いばかりが共通。そしてメインヒロインの見せ場も順当に無かった。
 前回及び前々の予想が大外れたり微妙に掠ったり、また後々への伏線断片も少々撒きつつ……一体何がどうしてああなった。いかん。うまく言語化できない、想像どころか憶測までもが……ヤバイな、「他人の痛みを想像できない」とはこういうことなのでは(戦慄)。

「土屋 ここでは個人的な感情は出さない方がいい
人間とは不思議なもので・・・大義さえあればどんな残酷なことも出来るようになる
それに慣れることが ここで長生きする秘訣だ」
(第54話 長いお別れ)

……って、嗚呼。こういうことだったのかな(磨耗)。あの頃の記事読み返すとテンションが違い過ぎて困惑する、してしまう。あの二人が当然の如く殺された時からか、もっと以前からか。凍え震え、更なる立て続けに麻痺して、自分でも何を想い感じているのか判らなくなってくる―――あ゛?


寧子さんの村上くん置き去りによって、状況は一転。本来、強みとなる絆が、全て、悪い方向に作用したか。仲間をかばいあう気持ちがすれ違いを生み、大事に思う気持ちが後追い自殺めいた暴挙を誘発する。誰も悪い奴はいない。むしろ、悪意が無いのに、展開は最悪の方向へと一直線。

 あと、転時の特性上、記憶を持ち越すのは『発動した魔女一人』ってのも致命的。良太が状況のヤバさを認識したまま、仕切り直しの再スタートが出来るわけじゃないから、どうあがいても、上手く行くとも思えない。
真子さんが良太に運命の改変を託して全ての事情を話すとも思えないんだよなぁ。そもそも、九を救うという条件を良太が飲むとは到底思えないw

 と、これらが転時リセットの可能性が薄いと思う根拠なのですが、リセットがないとすると、ヘクセンヤクトは全滅し、所長は死んで、真子さんだけが生き延びて寧子さんと村上くんが殺されそうになったところに、人喰い生物と化した佳奈ちゃんが乱入とか、なんだこのカオス過ぎる状況w痛み分けってレベルじゃねぇえw収拾が付かねぇぞ、こんなんww

もう戦うこと自体無意味となった今の事態ですが、この期に及んでもヴァルキュリアのネジの外れっぷりが酷いですねえ。九所長に利用されていること自体が、ヴァルキュリアにとっては愛されているそのもの。元から価値観が狂っているキャラですが、九所長が小鳥ちゃんに話したことを聞いた影響で更に狂ったという感じだな。ここまで救いようのない奴を見るのは久しぶりだ。
 しかし、もう少し寧子も頑張ろうよ……。ヴァルキュリアが強いのは分かるけどさ、何も出来ないまま金縛りにあうのはちょっと……。いい加減リミッター外して戦うぐらいしようよ……。このままヒロイン力を下げたまんま、この話を終わらせるつもりですか?

はっきり言わないでええええええ!!!
久しぶりに登場したというのに、絶望的なことを口にするんじゃない!
小鳥はともかく、カズミと初菜はまだ確認できてないし…。

いやいやまさか、こんな立て続けにヒロインが死んでたまるもんか。
死んだらってどういうことだろう。幽体離脱的なものか。
カズミが言ってた動こうと思えば動けるってこういうこと?
ネコの場合、このボタンを押したらリミッター解除されるらしい。
やっぱり制限がかかっているものを解くボタンなのかね。
とにかく、カナの覚悟は見て取った。

やっとこのときが!という感じだな!
でも、想像では、体が動くようになってすごい力が使えるかわりに
命が尽きてしまうもんだと思ってたけど、すぐに血まみれになってしまったな…
「死んだらすぐ寧子のところに行く」ってことは、死んでから何かが起こるのか?
瑞花みたいな、精神体だけ飛んでいく感じか?
もしくはドラシルのみで動くのか。それか、他の誰かに寄生して?
その場合、すぐそばにいるのは家政婦さんだけどなw
しかし家政婦さんがかわいそうすぎるwww平たく言うと肩こりが治る、じゃねーよwwwwww

―――真子がイチジクの死を無かった事にする為に力ずくで【転時】に覚醒(有効時間のことが無くても未知初見であれば封じられず阻止不可)、もしくは【再生】(現時点で持ってないのは確か)で自身を融解させ致命傷を癒す……だけでは状況は好転しない。犬良氏はじめ界隈諸兄はこの絶望にあって良く考え良く感じて、まっことタフなこと。

「やめろ遊馬! そいつに心はない! 助けてもまた、裏切るだけだ!!」
「だったら……だったら、もう一回信じる!!」

「心がないなら、心ができるまで、俺は信じる! それが俺の、かっとビングだ!!」

……希望を謳え、ムーサよ。願わくばこの暗雲を共に越えて往く、未来を。もしも繰り返せるのなら、何度も、何度でも? そんないつものマルチEDエロゲー化徒然。