ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「イリアステルの三皇帝」

◎ 「決闘世界の漂着者たち」 21.光(luster) 〜 23.遠く(far) 【完結】

 伏せ罠or速攻魔法でもない限り負け確定状態だのに律儀に回避効果を発動させてグォレンダァ!全部食らって機皇帝は達磨に自分は胴体から捩じ切れるプラシドさんドM()。「年頃の男」の意地とかそういうレベルじゃねぇ。人間を否定しながら少なからず人間的……時間移動者と思しき「未来組」とは異なり言わば「預言組」というべきかな。ホセさん物の見方が巨視的すぎんよ……お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか? しかし修正の名の元さんざ殺させ死なせておきながら、リアルダイレクトアタックひとつで「本物のデュエリスト」か否かを判断されるとは……ボマーさんが偽物だったわけがねぇだろ!(渾身)

 相手のエースが№と判っているならアニメ版戦闘耐性に対策しない理由が無い。これを対人メタというべきか、そもそも主戦力がモロバレのまま戦う・戦ってきたカードゲームアニメによくある展開自体が……そういう意味じゃあチームユニコーンの情報戦は非常にリアルで良かった。あるいは原作無印の頃、危機の度に新しい切り札が……って何か違う。どう表現したものかな。実際問題として良くある展開だから仕方ない、のか? まあ二人に関しては「ずっと一緒に戦い抜いてきた二人の相互理解」と言えば感慨深くもあるが。自殺特攻じゃない限りあれは何かあると思うは必然、ナッシャーク戦の直後ともなれば一世一代最初で最後ともなれば尚更に?

 はたしてアストラルの動機はこれから遊馬が死ぬ(失う)のを阻止する為ではなく、気づかぬ内に失った「一番大切なもの」とやらを取り戻すために……無印DMかと思いきやGX、いやさ両方諸々オーバーレイ。まあ確かに「菩薩メンタル」とか「遊馬先生」とか呼ばれる程の器ないし包容力でもって、背負い過ぎ気負い過ぎたが為に……かといって「二十代」みたくデュエルを楽しめなくなったわけでもなく、はてさて。


別途:「アイビス×マサキ(スパロボOG)」 第十章 断たれた比翼 〜 第十二章 瓦礫の海の天使たち