「ハートランドからの来訪者ハルト」＼(｀д´)ゝ
ヴァニラ・アイス（JOJO第三部）かな？ 現役放送時に見覚えがなかったが、なんとも傍迷惑で純真な兄想いだこと。人死にが（多分）出てないのが幸いなレベルでガオン被害が凄まじい。あと職務上致し方なくあるかもしれんが、カイトと友人であるドロワゴーシュがハルトのトラウマを刺激することしかしてないというね。
そして最後にV兄様が働いている……だと……？ あそこでカイトが来たら普通に良い話ダナーで終わったろうに、まあ新銀河眼を出す過程で必要だったのかもわからんが。結局ハルトはキャラメルをカイトに渡せたのか、思い、出せない……。
「インチキ効果も大概にしろ」入りましたー。またいつかのナルト（持たざる者）VSサスケ（失った者）の戦い、とは似て非なる……目的の為に相手を倒すしか考えられないし実際手立てがない一種脳筋同士にとって、互いの事情は究極的に他人事でしかないという話。絆キズナを強調するクロウ（故郷を焼かれたり同胞のカード化を見た事がない）も仲間など居ないと断じる黒咲（格差社会で育ってはいない）もその意味では同じ穴のムジナ。不審者を嫌う養い子たちが無茶苦茶してない（窃盗や潜り込みはする）のはクロウ（またシンジ）に守られてたからだし、シンジの革命があのまま進んだならいずれ煽られた観客達と同じように元トップス勢に当たったかもしれない。あるいはアカデミアが襲来し他人事でなくなっても、全部ランサーズの所為だとか言い出したりな……そんなシティ市民のありように心変わりした、とか言われてもなあ長官、野心が芽生えたとしか聞こえませんでした。ソラといいデニスといい、アカデミアの派遣工作員が出先に影響を受け易いのは確かなようだけども。
遊矢への誘い文句もいちいち胡散臭さ大爆発。赤馬社長は「遊勝の息子だから大丈夫」とか言ってたけど、割と言い負かされてるぞ主人公。アカデミアを信じるなと言いつつ元アカデミアを信じなさいという不自然矛盾に気づく余裕もないぞ。デュエルの腕と精神力は別物というか比例しない方が実際長官には都合が良い駒なんだろうけれど。
―――つまるところ、ツワモノ同士の大勝負になりそうだと思わせて確かに激闘なれど、いまひとつ気持ち良く観戦できないのだった。両者の性質と背景上、不可避だったことを思えば期待が勝ちすぎていたとも。かなしみ。
