続々々*月イチ『僕のヒーローアカデミア』感想ログ(7月分)
□ (先月分の感想はこちら) (僕のヒーローアカデミアとは) (スピンオフ「僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!」) (アニメ版公式)
- 僕のヒーローアカデミア 1 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 2 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 3 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 4 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 5 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 6 (ジャンプコミックス)
- 僕のヒーローアカデミア 7 (ジャンプコミックス)
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【第97話】新米教師VS母の愛。同時にヒーローVS一般市民で、何故この2項が対立せねばならぬのか。見ている目線が違うからか。それ自体が悪というわけでもあるまいに。
……なんとなればこれが双方自分自身でなく「デクの為」であるからで、そして今回のキモもまた「三者」面談だったからこそ、となったろうか。ワンフォーオールの秘密は抜きに平和の象徴をして息子を「自分の後継に」と土下座までされ逆に跳ね上がっただろう緑谷母さんの心配を、力燃やし尽くした身で結局「命に代えても」という言葉を使わざるを得なかったオールマイトの覚悟を、折れさせたのもやはり「デクの為」……「雄英に通えなくてもヒーローになる道はもう諦めない」という折れたとも妥協ともいえない「決心」を提示したデクの為。
愛されてるんだな……愛ゆえに危険から遠ざけたくて、愛ゆえに危地に赴くことを生業とすることに耐えなければならず。苦しいな、愛。それに応えるには、本当の本当に「大丈夫」にならないといけないな。「僕が来た」と人を安心させるばかりでなく、自分自身が大丈夫であり続けなければならない。それこそが、これまで身を削って戦ってきたデクには無茶苦茶困難な道。でも、本当に職業ヒーローとなるためには不可欠なこと。はい、序盤も序盤から相澤先生にご指摘いただいてることですね。
またそれは此度、「命に代えないで、ちゃんと生きて」とあっさり死ぬことを許されなくなったオールマイトにもかかる難題……今後もヴィラン連合とどんな形でか関わらざるをえないのと「次代に渡したOFA継承者がどうなるか」問題を鑑みるといつか破綻する悪寒が絶えないのだけど……どうなんだろねい。本作が完結、ないし一定度合の締めを迎えても彼が無事だと、どうして確信できようか……ああ、良くないなこの目線は。なにはともあれ衣替えて、新生活始まれり。願わくば今しばらくは安穏が守られますよう、なんてお寒い祈りもあったものだ。
【第98話】相部屋とかなくて個室だった。その故に、突発レクリエーション企画「お部屋コーディネートセンス選手権」はーじまーるよー。
……いいか? 本当にいいのか? って幕引きのとおりに、実際戸惑いを感じなくもない。なにしろかっちゃん救出案件でデッカイ釘を刺されたばかりだし、かといってそれを気にしてばかりではいられないのも事実。そしてあの空気を率先して破壊したかっちゃん……素直じゃなくても本当切島君にユウジョウ感じてるんだなって。おまけに寮部屋もお隣さんである。ま、唐突に始まりそうなギャグだかコメディだかに一人我関せずで爆睡してるあたり興味関心行動に偏りまくって「らしい」話でもあるなって。
内通者探しやら忘れられてた仮免取得は先の話として、次回スピンオフ「すまっしゅ!」(アルバイター・ステインには苦笑)とも似て非なるアトモスフィアに包まれるのか、その裏で大人サイドの真面目シリアスが進行するのか……まあ前者なんじゃないかなという予断。
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して、こんなことしてて「いいのか!?」って……「いい」に決まってたんだよ。だって彼らは高校生で、クラスメイトで、友達で、仲間なんだから。ドシリアスに囚われることの是非すら他所に、一緒に過ごす時間を辛いものにしたくない、心に憚りを残したくない……梅雨ちゃんが人一倍自分の発した言葉を気にしてたからああいう締めになっただけで、皆気持ちは同じだったようだから。そんなこんなで笑って騒いでケーキ喰って、泣いて謝って受け入れて、かっちゃん救出にまつわる動いた者と見送った者の分断は収束の由。
てなもんで外側の事情やらメタ目線やらは一端おいて、改めてヒーロー目指そうぜ僕らのヒーローアカデミア! なノリに回帰する模様。思えばそういうのって何話ぶりだろうな……研修に行けば事件に遭い、合宿に行けば襲撃され、と(B組の鉄哲が気にしてたように)実践実戦の機会が
多かった長かった反面授業・訓練として切磋琢磨する場面はどうしても単発で短くなってたしね。
A A ,l=l v-‐‐-、,l=l|、 ___,‐-、 == /::::::Y /::::::::i _ / ヽ /〃メ// ̄,':::::::::::i O /:::::::::::|===y――――――― |二Vヽヽ`ヽソ二二二/:::::::::::::i /:::::::::::::i|三三三`ヽ――==== {二} // ト三三 || o )) ii::::::::::::::i i:::::::::::::::::iー―――´ヽ二二二二二二 ` ̄´>`ヽ__ハ二二{レ!::::::::::::::iv,|::::::::::::::::リ /` ̄ ̄< ヽ‐一ヘ∧::::::::/Y ヽ::::::::::ノヽ i /二i /ソヽ=ヘ ̄l三l |  ̄イ/ |i /::::::::::ゝ‐/ /// \ l三l/_/i iノ`ヽ ヽ</:::::::::::::::::|/,'ヘ;| |:::::::l`二´l / /| ヽ:::::::::::::::|/`ヽl| i`二二二二/`ヽ,二`ヽ 必殺、『俺の必殺技』っ!! `ヽ一/ /=/ \_/ / \_ | /三/ `ヽ / ̄\______\ ヽ レ三/ \__ || \i | =/ \二二ニ=- ―――― イ、 \\ /{i::::::::::`ヽ::::::::::::::::::::::::::i< i | i `ヽ:::::::::::::\:::::::::::::::/::::`ヽ | | > >´ ̄ ̄ > ̄:::::::::::::::::::::\ _>\ i―‐‐´::::::::::::::/ ` 、:::::::::::::::::::::::::::i | |\ 二二 /::::::::::::::::::::::< \::::::::::::::::::::::::ヽ | | r ― ゝv二二二二二/ ̄| `ヽ:::::::::::::::::::::::\ ___リ__ { iX<i}三 |__|_,,|/= ト、 >:::/ ̄`ヽ:::ヽ /::::::::::::::::::丶=リi ̄ |___/ ||二二l // ):::}【第100話】記念すべきナンバリングでもって「作ろう! 俺達の必殺技!」開始の巻。思えばデクも基本オールマイトの借り物ネーミングとフルカウル(本家から見れば前提未満レベルの強化)くらいしかなく、今のとこワンフォーオールを「ぶっ放す」以上のことはできてないのだよね。個性を応用して技らしい技を使ってるのはかっちゃんくらいのもので……あとお茶子さんが「
超必 」という言葉をよく使うくらいか(個人的ゲーマー疑惑)。体育祭トーナメントでのメテオフォール攻撃は結構必殺技っぽいが後が続かないという意味ではマイナスかも。ヒーローの仮免取得という観点だと自爆技ってアウトな部類感。今回委員長のレシプロバーストも認定受けたが初出時の短期決戦な印象……コスチュームでのリスク軽減とかもあったか。
てなもんで、筋繊維ヴィランとの戦いで限界突破な無茶をかました後遺症を抱えた上で、おかんにも心配かけないように念押し約束した上で、ガンガン試行錯誤してる周りに置いてかれないようどころか上を行かねばなんてハードル上げ過ぎなデク君でしたとさ。オールマイトの「倣っている」という助言は単純にモーション真似的な意味かフルカウル習得前のような認識違いか、はたまた(母が懸念したオールマイト血塗れ道的に)無理を押しているという意味でか……ともあれ、迷いから抜け出せないまま取りあえずコスチュームで腕の補助・負担軽減を図ろうって段にて、
/ \ _ /// {: { \ ./ 、 ーr―っ .//// {: { 、 ′ }ト、 ー ィ('//// Vハ 、 :, { :}: : ヽ __ <⌒ ー ´ _ -‐  ̄ V: 、 , ', { }: : :{ 、_ノ / ∨ \ 、', 、 }: : :{ 一' ∨ : ヽ \ ヽ }: : :{ 丶: : :\ 、 ', }: :∧ \: : : .、 、 ′ ,ノ: : : :〉 、 \ : : 、 、 ', :{: : : :/ 丶、 } : : : 、 ′ ∨ / 、 }: : : : : .、 ', ,ト、{ } }: : : : : : )、 ∨: : :〉 } ∨: : : :/ : )、 /: : :/ ′ ∨ : /: : : : )、 ′: :′ , }: : : : : : : : :}! 、 : : : : { { 八: : : : : : : :}!: :\ {: : : : 丶、 { /: : : : : : : : : 八: : | )、 {: : : : : : : >: . ._ {! _. . :<: : : : : : : : : : /: : : :| )、 八{: : : : : : : : : : : : :≧=――^ー――‐=≦ : : : : : : : : : : : : : : /: :/ :| .)、 {: : : : : : : : : : : : _: : : : : : : :\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/:/: : : :.| \__: : : : : : : : : : ̄≧=―- \: : : : : : : : : : : : : : : /: イ´: /: : : | ≧=r―― =≦(: : : : : : : : : : >: . _: : :、__,∠:彡: /: : : : : | } \\: : : :ー-: : :__: : ≧ー‐≦: : : :/: : : : : : :| } \ :ー‐: : : : : : :  ̄: : : : : : : : :/: : : : : : : : :|―――そのバストは豊満であった(誇張アリ)。発目さんちの明ちゃんさん顔合わせるのは体育祭ぶりですかね(あと期末テストの教師用重量ギプスに参画)。居合わせたお茶子さん含みで一方的ラブコメの波動を感じる……! 個人的に道具使用者と技術者の擦り合わせ・トライ&エラーな開発ターンは好きなのだけど、どのくらいの期間やってくれるかなと思いつつ今月分終了。始まった新生活、新カリキュラム。そして久々に会う人からの、新しい発想着想なりブレイクスルー成るや否や。