ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

今週の遊戯王アークファイブ

―――超融合は、忘れた頃にやってくる。エクシーズが黒咲さんがRUMを連発、シンクロはクロウが実質デルタアクセルをやったりとなれば当然ありえた話だが……「相手のデッキを確認」とあるのに確認しなかったり特殊召喚封じなら他にも色々あろうに(GX初期の様にサイバーブレイダーを使うならまだしも)儀式デッキに融合入れなければならんあたり、明日香の融合封じは不完全に思わなくもない(原作版封印の黄金櫃だったら面白いが、弱いか)。三枚除外した後も融合発動を妨げるらしいものの、融合魔法なしに融合召喚できる効果も今作じゃあバリバリ出てきてるしな……それにしてもクロノス先生のアルティメットゴーレム懐かしかった。

 一人ずつ倒す為に分断されたのかと思ったら分断したのはこっちだった、と思いきやレイラがずっこけたせいで非常に間が抜けた絵面に。おまけに「自分のじゃなくて優等生デッキでやりまーす♪」と明日香に支給される予定だったアンティークギアをユーリが使う愉悦展開。販促と同時に噛ませなんてなかった。
 ボス格のデッキ交換と言えばヘルヨハン(ユベル)が三幻魔デッキでアモンと戦ったのを思い出させる。同時にこのレベルの敵が、「初めて使うデッキのプレイング」の「演技」なんて二重三重に煽り度合高いなって。おまけに早く早くって急かすのさえ遊矢ユーゴと同調してる演出の誰得感。そしてプロフェッサーの思惑からも外れた感ただようユーリの狂気は、相対的にプロフェッサーの脅威度合低下を示唆しているか否や。

 はたして次回予告。やっぱり「虫」が抜けてなかったルリ(兄妹デュエルの意味は!?)を相手に、復活のファントムナイツ……だと……? 振り返れば衝撃の37話ぶりか……おまけに「デッキに異変が」ということは、「常識的にも」事前に超融合を古代機械デッキに入れておいたりエクシーズ編で回収したRUMをEMデッキに挿した(あと謎のリトルフェアリー推し)のと違い、尋常の手段でない意図せぬ現象ということに。ゼアル⇒アークファイブ冒頭まででチートドローにデッキ改変はやり尽されてるとはいえ、せめてエクストラに幻影騎士団エクシーズが出現とかいった程度に収めてほしいものだなと。そんな風にそんな風に、ところどころに驚き楽しみ懐かしみがあるものの全体の流れに澱みを感じ続ける頃。


別々々途:「あんこ・オブ・ザ・デッド」 【完結】