ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週の観測ログと遊戯王ヴレインズ

新しい昼ドラが始まるらしい/ロボッピが癒やし VRAINS 第68話

 OPでもプリズンブレイク爆発ハノイレンジャーの時もそのままだったからアバターリニューアルくるとは思わなんだリボルバーP。ブルエン→ブルガも同じような予想外ではあったが。はたして「密会」……というよりまたまたサイバース殲滅ハノイレンジャーしてやがったという笑撃の結末。
 ようやく今どこにいるかはさておき全属性が出揃い、人間とはっきり利害対立する(というか一種まんま博士そのもののような思考の)イグニスが出た段でようやく第1期の頃のハノイや博士の物言いに説得力が出てくる。「わかったときに既に君は抹殺されている」というライトニングの物言いはある意味彼ら自身も指してるような……ともかくハノイ側としたらそれ見たことかよくもこれまで邪魔してきやがったなPMという心情は多少なりあるかもしれない。
 その一方で「崇高」「使命」とかいう彼らもまた了見本人が言うように「善人ではない」。博士がふわふわした危機に備え同意もなく人体実験やらかした尻拭いとはいえあんまりにも無関係の人間を巻き添えにしまくっているので。今回も(お兄様に捕まった時を彷彿とさせる)ヒーロー見参の如き登場仕方してるけど実際助かってるけど、同時に対立を決定的にしてもいる。あと「八十億分の一」って遊作のみならず博士のことでもあるよな。了見君からしたらたった一人の父親でもあるが。

 他方、ライトニングの声って「そんな約束はしていない」ってボーマンの記憶リセットかけたのと同じ人なんだよなあ。加えてウィンディのエコーにあたる人型もやもやシルエット、どうも鴻上博士じゃない? という疑念がありあり。イグニスとして生まれる為のモデルはまた別人なんだろうけど…遊作(闇)尊(炎)スペクタ(地)仁(風か光?)とこっちはまだ二人未登場か。
 先走り気味に思うにですよ。一応人類の未来を護るべく戦ってるとはいえ過激犯罪者集団に変わりないハノイの騎士らと遊作が、「遊作以外の仲間たちも一緒に」戦うためには一度、遊作が敗北するより後先は別にしても思想的に「折れる」「折る」必要があるんじゃないかと。具体的には何らかの形で生き延びていた鴻上博士が「人間とイグニスの対立も全て私の掌の上だったのだ。息子よ騎士達よ今まで駒として御苦労だったお前達はもう用済みだ」とでも言わないことには表向きにも裏向きにも悪人として罪状を重ね過ぎてると愚行する次第。まーそこまでやって仮に了見や三騎士がショック受けてもスペクターはロスト事件に「感謝」しちゃってる部類なんでな……アイツは何されたら悄気げるんだろう。


「アイドルは労働者(仮)」 第一部完