ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

”我らは神の代理人 神罰の地上代行者 我らが使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一片までも絶滅すること――― Amen.”

【チラ裏より】(試作:末期戦モノ)幼女戦記Tuez-les tous, Dieu reconnaitra les siens (オリジナル長編)
(http://www.mai-net.net/)→SS投稿掲示板→オリジナルSS投稿掲示
カルロ・ゼン「【チラ裏より】(試作:末期戦モノ)幼女戦記Tuez-les tous, Dieu reconnaitra les siens」
※超越者達に観測されている「魔法の存在する異世界」で、主人公が「小柄なローティーン♀転生者」である事以外は、まったく第一次大戦前後のドイツっぽい。総力戦、世界大戦の始まり。
真面目に保身に専心している筈が勘違いされる幼女。具体的には優秀過ぎ扱い辛い猟犬扱い。

「・・・つくづく、人間性の狂った連中だ。つまらんことを考える。」
こちらの胸中を読んだ?
事実であれば、プライバシーと、機密保全上、極めて、好ましくない不快な行為だ。
「その通り。御主ら、他者への共感力のない連中の心を読むのは、不快だがな。」
「驚いた・・・。悪魔が実在したとは。」
「何を言うかと思えば。」
この世の理を外れうるのは神か悪魔である。
神がいるならば、世の不条理を放置するはずもなし。
故に、世界に神はいない。
よって、存在Xは悪魔である。
証明終了。
「・・・創造主を、過労死させるつもりか貴様ら。」


「その原因は、貴様の場合は、科学の世界で、男で、戦争を知らず、追い詰められていないからだな?」
「ならば、その状況にぶち込めば、貴様でも、信仰心に目覚めるのだな?」(存在X)

主よ、存在Xに呪いあれ。つまり、神が、存在Xであれば、自分を呪われたし。
違うのであれば、神を詐称する奴に災いあれ、というわけである。(ターニャ・デグレチャフ)