ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

”踊れ・踊れ・炎の民よ”。”鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な闘争を望むか?”

鈴の音(火魅子伝) (『火魅子伝』二次創作長編”火葬戦記”更新停滞)
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※主人公性格改変、舞台設定独自解釈有り、オリキャラ+『蒼天航路』他別作品からのクロスキャラ有り、3世紀の戦場にダイナマイト爆撃戦術投入による殲滅描写+グロ描写有り。

 俺は九峪雅比古という。
 21世紀日本の高校生だ。
 天魔鏡の精・キョウの誤爆により異世界の3世紀に飛ばされた俺は、現代に残してきた恋人の日魅子の下へ帰るため、邪馬台国復興の旅に出るのであった。
 で、誰かが火魅子に即位して天の扉を開けてくれないと帰れないという事が判明。
 火魅子になるには、初代火魅子、姫神子の霊に認められなければならず、そのためには次の3つの条件が必要なんだそうだ。火魅子の血・信望・火魅子パワー。
 そして魔界の黒い泉の力を減じて姫神子の霊を解放し、火魅子パワー充填完了のキョウから七支之剣を取り出す。ここまでやって、やっと帰れる。
 現在、発見した火魅子候補は2名。方術士にして巫女・星華。刀持った狩人・伊万里
 火魅子候補とは何ぞや。
 それは、要するに上記の3条件のうち、最低でも火魅子の血だけは持ってるやつの事である。
 何しろ、信望と火魅子パワーをなんとかしても、血筋だけは先天的なのでどーにもならん。逆に言えば、血筋さえあれば、後の二つは後天的に獲得可能と見込めるのだ。これが火魅子候補。要するに、民主主義の欠片もないバリッバリの血統支配だ邪馬台国
 火魅子パワーとはキョウによれば『心の力』なんだと。なんだそりゃ。


 私は、自分の家の屋根にいる青い鳥などには全く興味がない。
 自分の家にさえいなければ、赤い鳥でも黄色い鳥でもなんでも構わないのだ。
 それが、生きる事なのだ。(亜衣)