対照的な作画のアニメ。『氷菓』と『テルマエ・ロマエ』、京アニとDLE
製作が同じな上、箇条書きの範疇とはいえ……声優といい展開筋といい、めがっさ『CLANNAD』を想起させる『氷菓』の第1話を視聴し、また録り溜めて機会を逸していたノイタミナの『テルマエ・ロマエ』全3話6エピソードも見終えた。
同時期にかくも作画の方向性が違うアニメを見ることになるとは思わなんだ。『秘密結社鷹の爪』の名前だけは覚えがあったが、フラッシュアニメなるものも初めて体験した。アニメは進歩すると言いつつ、実際『氷菓』の作画は凄いものがあったが……そればかりが進歩の全てではないと、己の見識の狭さを知らされた思いである。本当に、アニメの表現は豊かだな、と。樹慶蔵的な言い方をすれば、選択肢に幅があることは素晴らしい。