ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「老人の記憶 くず鉄ファミリーデッキ」

 雑賀さん何やらお久しぶり。旧サテライトが復興しても情報屋のお仕事が途切れないあたりはまだまだ世知辛いというか、だいたい未来組のせい。
 半面、無印DM時代を髣髴とさせるデュエルディスク無しのソリッドビジョン設備という懐かしさ。いやつい先頃、デュエルマッスル超官はバイクに乗らずディスクも使わず相手だけ走らせるライディングデュエルやってましたが。そして活躍する「くず鉄のかかし」のお仲間方。便利そうだが、OCG化はしてない? まあ場に残り続ける効果が逆に敗北を招いたようだが……フレアネオスとかと相性良い/悪いかも。
 結局この話の何が凄いって、何処かのアートの如く廃材からスターダストの像を仕立て上げた爺様の技術力表現力じゃないかと。ZEXALにおけるデュエル庵の木像に通じるものがある。

 これまでも幾度かあったが、測ったように前作再放送に内容が地味に「掠る」ことが、バリアンが「かつて人間だった」と断言入った今週にも。あっちもこっちも相手が爺様。デッキは言うなればナンバーズの能力前提の【ドラゴン族メタ・重ドラゴン族】。無印DM時代、凡骨の意地が登場した頃とはデッキパワーが隔世の感かも。
 同属メタという筋ではOCG版キメラテック・フォートレスと似通うが、ある意味遺跡ナンバーズの例によって対戦相手に試練を与えるが如きプレイング。二枚目の鉄壁ドラゴンは代償が大きくないと無体にも程がないだろうか。最終的には【切り札を後出しした方が勝つ法則】に基づき、新銀河眼が効果無効化で何とかするんじゃないかと思うが。