「絶望と葛藤の先に・・・」
「チーム5D's、3人目のメンバーが決まったな」
劇中屈指のガチBFが無双したら予選が盛り上がらんので逆判官贔屓の由。これで対戦相手悉くBF刺さるデッキだったら笑う。前々回のブラッドメフィストの件といい、またダグナー事変に身内巻き込まれた事といい、よくよくリアル効果カードとの悪縁なるかな。下手人のことは現役放送時にチラと見た覚えがあったり。ユニコーンの盤外戦術が相手の手の内を探り自分のを誤認させる情報戦にあるとすれば、いかにも噛ませ悪党臭のする彼らのそれはライディングデュエルという形式（加えてオートパイロット無しという大会規則）そのものを利用する手口である。
はたして追い詰められた所から逆転勝利寸前で時間切れ終了。相手の伏せ次第では勝負が判らなかったあたりシェリー戦と似た流れと言えたが、時間見る余裕ぶり、更に情報に差をつけられ強敵かつ難所の印象を強める。その線において公式戦一回出場したきりのアキ代走は想定外を突けるかもしれんが、やはり経験値の低さが不安視され、どう転ぶやら。
魂魄トークンが絶妙に卑猥なベクターがメラグを容赦なく再殺したりアリトが命と引き換えでギラグを正気に戻すも即座に吸収されたり、月面に飛んだカイトがビリーバットも真っ青なモノリスに囲まれ因縁の戦い（またドラゴン創世神話）が始まったり……と同時巻き進行。チラと聞いた話ではゼアルは普通にここらで終わりらしいが、となると例の1stED伏線は幻に終わるか否か……「玉座」、玉座ね……それはそれとして追悼EDスタッフ全力で遊んでやがる。
そしてシリーズ５作目“アークファイブ”でシンクロエクシーズは共存できるか否か。あるいはゼアル放送中にOCGで大活躍するも全く触れられる事の無かった（販促不要とはVGと対照的、いや強ければ当然なのか）デッキ群、またブルーアイズやサイバー流が再び……なんて展開があったらガンダムビルドファイターズ的な意味で大喜びなのだが（夢想妄想）。
