「戦いの果てに得たもの」
ご都合紙一重の勝利のち、互いにリスペクトし合い「決勝で会おう」フラグ屹立と悲しきかな早々回収（あとイリアステル関連ダイジェスト）。どんなに負けられないからといって負けないことにはならず、いつか来る敗北に際しそれをどう受け止めるか……彼らの潔さ清々しさはシェリーの意気込みとは対比的に感じたものだが、かくも邪道外道（脚本）の犠牲なりし不憫。
かつてベクター自身が一度へし折り鍛え直された主人公ぐう聖ぶりに、当人ぐう畜も値上げ根負け。心が有るとか無いとか、吸い込まれた手を掴んで放してとかバーロー親父トロン再現臭。ミザエル共々となった追悼EDは真ゲスっぽさが薄くて少し残念。
しっかし（真の姿がシヴァっぽい）ドンさん……ヌメロン宅配したのちカウンター瞬殺されたミザエルといい決戦の端からといい、シャイニングドローやドロー再構築真っ青の「相手プレイ改竄」とは……なんというTCG前提破壊で精神隷属機の更に上を逝くんじゃなかろか。鬼畜フィールド魔法の合わせ技とはいえ、これはまずOCG化できまいて。デッキからプレイという線では氷河跨ぎのワームという先例こそあれ。
