『極黒のブリュンヒルデ』アニメ第7話
「希望のかけら」
/: : : : ミヽノ从リレミ、 /: : :/´ ̄`´ ̄`ヽ彡、 /: : / iヽ: :} !. . ,' ィ==、、ヽ ノィ==、、|: : | { ! rtッ、 } r'ィtッ、 ヽ. .! ゝ | ノ !_ | ノ f∨ /ゝ‐ソ‐'ヽ .! } 実に素晴しいッッ!! _ゝ| {ィェェェェェ、 | リ { ヽ、 |lェ⌒⌒ リ.! , ' } _}ヘ ゝゝ==ノ リ / ,--≦、 ̄` |/(__)ゝ\ ` ̄ ノ,イ| / ≧、{r‐<ハ_>─</ヽ、 / ≠≦ ̄ /7{  ̄_ } \ /^\ \`丶、 / //  ̄/´|`ヽ{  ̄____} ヽニ=}\|ヽ丶 丶___ V/ / |l、_ノ ゝ ´___ノ、 、l:::ハ 丶\ ヽヽ l /l l リゝ_二7´_j | ヽ 、::l丶 ゝ ヽ |ハ ∨| 、ゝ ノ \  ̄フノ \ 、_ 、 |リ } | ! ヽ \\  ̄ 彡' ヽ ヽ ∨/ ノ ! |
――――――星白ォーーーー……ッ!!!?(『シドニアの騎士』話
OP抜きでアバン中に小五郎対談を終わらせる辺りに、限られた時間に何をどれだけ盛り込むかの苦心を感じる。また前回スキップされた部分と場面や台詞を混ぜこぜ、鎮死剤が間に合わないと知らされるまでがAパート。寧子のカラオケと結花(CV本多真梨子)の家庭教師をブッキングさせて早引けする良太の女性関係に敏感、というツンデレツインテールの気性を前フリする妙手。台詞はほぼ新規だが漫画は漫画で、お兄ちゃん好き好きが漏れ出て良太の難聴に罵声を放つ可愛さ()。彼女にしろ寧子にしろカズミにしろ、絶望的流れの一方、あるいはだからこそ魅力輝く瞬きに心揺さぶられる極黒の飴と鞭()。最近はあまり書いてないが、作者はドSと何度言ったか数え切れない。
またBパートでも台詞回しが上手いこと改変されている。秋葉原行きを決めてから水着姿で宇宙人*1談義のち、ヴァルキュリアに反応した佳奈が寧子の気にする「破滅」から話題を変えようと鎮死剤の可否を問う⇒モノクロショックの流れは彼女の知るだろう彼是から自然。メイド喫茶と端末の逆順にしてもそうだが、漫画とアニメで一話一話のまとめ方が変わるという話。また合間の高千穂会談で【1107番】【ドラシル/グラーネ】という重要キーワードがアニメ初出。当時は随分と振り回された(妄想を捗らせた)ものだ……(遠い眼)*2。
ところで、いつからか暴力系ヒロインという言葉があるが……男の酷いボケに対するツッコミ激しい(また今回は挨拶で殴った)カズミと、鼻歌をからかわれ直接殺傷力は無いとはいえ魔法をブチ込み髪を逆立てる寧子=サンと、はたしてどちらが当て嵌まるだろうか。いやさ二人とも当て嵌めるなんて枠付けに収まりきらない娘ではあるが、思いついた分には書き記しておかねばという手前勝手。
っていうか、原作だとカズミのヒロイン力がココらへんから増大しすぎて、正ヒロインである寧子さんが、空気になってしまうのだが、アニメ版は圧縮展開なため、キャラの立場的に、寧子さんの存在感が殆ど薄れてないのがスゲェな。ここでマラムケを消化するかww
さすがに、パルコをヤリコと勘違いは、露骨すぎるのでカットか。いや、それ以前に、パルコって実在の商標に係る問題だから、スルーしたのが正解かもなw
っていうか、逢坂良太さんの、ノリノリの悪乗りが炸裂しまくりでww寧子さんのオリジナル珍ソングへのおちょくりっぷりと触れられたくない過去の汚点に触れられた寧子さんの怒り爆発っぷりがアニメで超絶強化されてて、なにこれwwwイロイロと、ズルいwwwやぁ、これは見てるだけでニヤニヤしちゃうよぉ!w
カズミが『死の恐怖』から『本気で良太を誘惑しようとする』流れを、強く補強している流れだなぁ。瑞花編がおそらくカットされるであろうことを考えれば、一足早い、カズミフラグの補強措置とも言える。
……と、もっともらしいことを言ってみても、基本的には、水着回なんだがね(ぉ
寧子さんや結花がヒロイン力を増強しても、難なくそれらをブッちぎるカズミのヒロインっぷりがもうなw
そして、暴言の数々も、バッチリ再現wwさすがに、深夜アニメとはいえ、未成年の高校生が、18禁なエロゲー屋に入っちゃ不味いでしょ、だから、店の外から大声で罵るタイプに変更……って、あれ??より、原作よりも悪質になってる(錯乱大通りで、童貞・処女問答とか、チラシ配ってるメイドに釣られて、メイド喫茶に行きたい!!とか、この辺、良太じゃなくても、いい加減にしろよ、おめーわwと思ってしまうが、良太のカズミの好意への鈍さもかなり増強されている(特に、カラオケでの寧子さんへの対応が、原作よりも露骨にデレてるためw)ので、ある意味、良いバランス。
オムライスの『忍』リクエストは、明らかに良太がカズミの応対を面倒臭がってることへの、遠回しな抗議だよね、これww
自分のためだけでなく、他人のために生きるっていいですよね。
でも、誰々のために、その誰々は寧子ではなく、自分であって欲しい、と願っている女の子が他にいるかもしれないのです。
カズミちゃん……やめろ…やめてくれ。
街中で叫ぶなw買い物が終わったら、思い出にメイド喫茶。
……そう、思い出に。このバカップルが何をしているかは、画像をご参照ください。(血涙
さて、個人的に今回の一番の見所は、なんといってもカズミ!!原作でもカズミの株が急上昇する場面でありますが、アニメ版も遜色のない可愛さ。意味もなく鞄で良太の頭を殴るカズミ、水着でセックスアピール(水着の造詣がしっかりしていたのがGOOD!!)をするカズミ、避けられぬ運命に一人涙するカズミ、秋葉原の街並みと人を見てはしゃぐカズミ。最近の御時勢の関係か、エロゲーショップの件がなくなっていたのは残念だけど、それでもカズミの魅力を描くには十分すぎるほどの描写と、M・A・Oさんの演技だった。
『マラムケ』ネタには笑いましたねー。
当然、ここで寧子ちゃんの歌ネタに触れる良太くん。
逢坂さんバージョンで寧子ちゃんソングが聴けたのは収穫(笑)。カラオケ、秋葉原&メイド喫茶の描写もじっくり描かれていて楽しめました。
原作で散々読んできていても、何だか新鮮に感じるのですよね。
原作の小鳥が好きじゃないわけじゃないけど、アニメになって仕草がついて一番好きさが上がったのは個人的には小鳥です。
佳奈が若干地味なのは仕方ないとして、それでも良太が寧子を好きと言ったりドン引きよだったり。
ってかマンガだと慣れてしまったけど、アニメだと佳奈が普通にしゃべるだけでも見を引くからなw
あと佳奈に限らず、マンガだとちょっとぐらいセリフがあってもあんまり印象に残らないけどアニメだと、そのキャラが抜かれて実際にしゃべるからちょっとしたことでも印象に残りやすいのかもしれないなと思ったり。
そしてそしてそして、お待ちかねの秋葉原デートキターーーー(・∀・)ーーー!! 実は次回もアレなんでカズミのバトルフェイズはまだ終了していないんだけども、破壊力は既に十二分でオーバーキル気味*3。メインヒロインを益々空気たらしめる*4追撃の第4章はやらないやれないという悲しみを塗り替えてあまりあるアニメ化の甲斐……うん、今の内にあれ言っておこう。
――――――カズミ・シュリーレンツァウアー、蕩れ。これ以上の言葉は今のところ出てこず、当分は繰り返し視て噛み締めるだろう。