ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

『カードファイト!! ヴァンガード』第53話――《大闘技場/Grand Coliseum》

『カードファイト!! ヴァンガード』ニコニコチャンネル
(前回感想はこちら)

レン「決勝進出の皆さん。ここまで来てくれてご苦労様でした……優勝の望みはゼロだというのに」

  • PSYクオリアを秘匿する気がゼロとしか思えないレンさんの迷調子。スキー漫画『ノノノノ』でも似たような物言いの人が居たなあと。公共電波に乗る放送事故モノで、この上負けると即死物だが。
  • 返そうとしたら叩き落とされたシャドーパラディンデッキ。“光と闇が”云々は結局どうなるのやら。そもそもがブロントさんに影響された勝手なイメージだけど。
  • 素で強くなりすぎにも程があるチームQ4ストレート勝抜け。PSYクオリア? 何それおいしいの?
  • 一発キャラじゃなくてよかったと思ったらFFBS……ヒロミさん台詞が無いよ! 紫の人はファイトもさせてもらってないよ! レンさんはドS。「勝負」をしたいのではなく相手をただ蹂躙したい人なのか……そうなってしまったのか。「僕は、あなたみたいになりたくありません」そういえば何時アイチ君はAL4に誘われたんだろう。というか何故誘う必要があるのだろう。結局の所レンさんはPSYクオリアを持ち同等にまで上がってきた闇アイチ君と闘いたかった訳ではなく、ただ相手を屈服させたい……或いは、その“愉しみ”を共有する仲間が欲しかったのかね?
  • そして僕らの腹筋クラッシャー・キョウ様復活! クラッシャー・キョウ様復活っ!! 出番チョイだけど空気を一瞬塗り替える存在感。一体どういう目に遭ってどうやって娑婆に出てきたかは知らないが、打たれ強さの成長ぶりという意味では劇中随一かもしれない。そもそも凹まないタフさ(鈍感さ)という意味では森川が最強……かも。
  • 先鋒中堅が頑張った御蔭で、結局アイチ君闇落ちから復帰してからというもの、一度も公式戦を戦わないまま*1準決勝に来てしまった……。一度や二度くらい誰ともつかない相手との真剣勝負でPSYクオリアを……って展開になるかと思ったが、よく考えなくてもそれって遊戯王GXにおける遊城十代が覇王時代の後遺症で“融合”使えず苦戦する展開だった。別段命や世界の命運が懸かってる訳でもなく、暗い空気が(基本的には)長続きしないのが「ヴァンガードらしさ」か。レッカ嬢「シャドーパラディン無しで決勝大会勝てるかなぁ?」と心配してるけど……対カエサル戦は展開上負けるわけにはいかないが、“楽しんで”戦えそうな相手だというのが懸念フラグを一時的に抑えていて、決勝の対レンさんにおいて一気に噴出かと憶測。あるいは、第1期のラスボスが彼でさえないとしたら……? チームに帯同しながらも、決勝の試合に出ないと明言した櫂(抑えきれず溢れるデレ)の相手が、何処かに……?
  • OPは変わらないがEDは新しくなった! SDキャラが愛らしい、のはさて置き、空耳弾幕の形成早いな本当に……。恐るべきは訓練されたニコニコ視聴者というやつか。これがなかったら、私もこうまでヴァンガードに嵌まっちゃいなかっただろうし――さあ共に往こう、1期の果てまで!

*1:劇中では「黄金の騎兵」を使う森川相手の敗戦のみ。