目撃者と傍観者と当事者と――近年何度となく思うことは、後に歴史と呼ばれる時間の中を今、生きているという事。
ただし今何が起こっているのかは、イマイチ判然としない。
でも、何かが起きている。起こり過ぎと言ってもいい。
あるいは、起こしている。起こしてしまっている。
それは意図しての事か、どうしようもなくか。
今は対岸、のように見える。でもそうでないのかも。たとえそうだとしても、そうでなくなるのかも。
自分が何処に居て、どう立っているのか。見えているのは何処から何処までか。何を知らないのか。
―――わけがわからなさすぎて面倒臭さ此処に極まる。私は、SSが好きなだけなのだが。