ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

目撃者と傍観者と当事者と――近年何度となく思うことは、後に歴史と呼ばれる時間の中を今、生きているという事。

 ただし今何が起こっているのかは、イマイチ判然としない。
 でも、何かが起きている。起こり過ぎと言ってもいい。
 あるいは、起こしている。起こしてしまっている。
 それは意図しての事か、どうしようもなくか。


 今は対岸、のように見える。でもそうでないのかも。たとえそうだとしても、そうでなくなるのかも。
 自分が何処に居て、どう立っているのか。見えているのは何処から何処までか。何を知らないのか。

―――わけがわからなさすぎて面倒臭さ此処に極まる。私は、SSが好きなだけなのだが。