ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

『極黒のブリュンヒルデ』アニメ第4話

「失われた記憶」

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―――あ゛あ゛〜、藤宮さん可愛すぎて浄化されるんじゃぁ〜(連載三年目にしてまさかの浮気)。

 『テッカマンブレード』か『ヴァルヴレイヴ』か『一週間フレンズ。』かと言われたり、まさかのヒロインが八つ裂きだったりした3話より、一章終えて二章。シリアスとギャグ、グロ*1とエロ、日常と緊迫感が入れ替わり立ち代わり……ある意味で『極黒』らしさが最も良く現れた回となったように思う。だがカズミちゃん様の天使スキップをカットしたのは許さない、絶対にだ(私服&制服*2姿より混浴サービスより、良太の顔面蹴り飛ばして凄む表情が一番魅力的に感じてしまった不可思議)。


沙織のイジェクトの描写とドラシルが思いのほかグロテスクでしたねえ。ドロドロに溶けるシーンは、モブ魔女のかなでに比べると明確に描かれているし、溶けた肉と血の混ざりあいがなんともきつい。そして、ドラシルに色がついて動くようになったからますます気持ち悪い。特にドラシルは、自分のイメージしていたカラーが赤色だったから、緑色だと判明したのは結構衝撃的。ああ、確かにこれはいきなり踏み潰したくなるわ。

エルフェンだーっ!!
坂東さん!坂東さんは何処だ!?(違

もうカズミちゃんのネット上の評価が手に取るようにわかります。
痴女とか淫乱ピンクとか言われてるんでしょ?w

それにしても「性器代」……新しい言葉です。

 今週は、少ない尺にエピソードを詰め込みつつも、学園描写を残しつつ、良太の『良い男っぷりが上がる』良改変が連発されてるなぁw
原作序盤にあった無神経さや、煮え切らなさは大幅に緩和されている。あと、逢坂良太さんの演技がやっぱり良いね。物腰が柔らかいながらに歳相応の若さが見えるw主に温泉シーンで(こぅらw
アニメ版の良太って、寧子を無茶苦茶、大事にしてるよね。いや、原作でも大事にしてはいるんだけど、夕立のお風呂とか、先に寧子に入らせようとしてるしwこりゃあ、モテても仕方なしw細かい演出と変更点が入るだけで、こうも印象が変わるかw

 高千穂円卓会議が今回、初登場。ホログラム映像での擬似会議で、各所からゼーレゼーレと突っ込まれるポイントだが、原作だと完全に黒シルエットだっただけに、意外なほど色が付いている登場シーンに驚いた人も多いのではないかと。

沙織がビーコンで監視されてることの会話は、原作より細かい説明がなくなったかわりにイチジクと黒服の会話が追加されて、沙織が常に監視されてることが理解しやすくなってる感じか。
あと良太のビーコンに対する考察や理屈っぽい発言が減った分、寧子と良太が沙織を助けようとする描写が追加。
過去話もだけど、アニメ版の良太は理屈っぽさが減った分、優しさがアップしてる気がするな!
(原作の良太が冷たいわけじゃないけど)

 閑話休題。沙織ハングアップを知らされたイチジクが視てる画面に【A008】と思しきソーサリアンが映っていたり、寧子から宇宙人の受精卵&端末を託されたりヴィンガルフの上部組織こと高千穂*3が登場したり、ある意味最大のトラブルメーカーこと鷹取小鳥が登場したりと……やはり後々までに尾を引く重大要素が盛り沢山。言い方を変えると、直ぐには回収されずその時点で重要性を判じ難い伏線が盛大にバラまかれているということである。そんな妄想刺激成分も極黒の魅力の一端だが、13話アニメでどこまで……いや逆に考えるんだ、回収できないからと謎伏線をカットしたら極黒らしさがゴリッと削れてしまう。いつか2期やるにせよやらないにせよ、原作への誘引としても不可欠。異論は認める。

 そして小鳥……あのお騒がせ娘というか、色んな意味で内外周囲が勝手に憶測を巡らせまくっただけというか……おお。そういえば今回は連載記事と併記じゃないんだった。キャラや髪の色が確定した上でのアニメ化となればもう全然そんな感じはしないけれど、当時はルーシーだ朝比奈さんだと見た目で、また状況類推としては原作よりテンポ良く―――この! あからさまに怪しい! あるいはあざとい! 巨乳! 魔性の女略して魔女! いけない魔法使いですな!(合掌)


……その真相については来々週くらいまで待たれたし。もしヒャア! 我慢できねぇ! となる場合は3巻まで購入、または犬良氏の記事から連載14〜19話の記事へ飛ぶのが宜しいかと。自前のは一覧からの検索し易さが売りのつもりだけども、最近に比べ感情先走りまくりで内容参照としては不適な気がして他薦(丸投げ)。
 あと今日は、犬良氏の声かけで聖地オフ会が開かれていたりする。参加者諸兄、良い城ウォッチング&極黒トークとなりますように。

*1:ハーネストの「中の人」ことドラシル(なにかイメージしてた色と違った)は言うに及ばず、良太斬殺は寧子より抑えていないし明るい室内で見る魔女の骸は肌色の広がりが存外にエグい。更には密告者の死も原作よりはっきり描かれている。

*2:廃村のコスプレショップ疑惑もさらりとスルー。ついでに言えば『エルフェンリート』縁の地である鎌倉行き(観光シーンは原作よりずっと描き込まれてほっこり)の間に佳奈の介護はどうしたのかという件もスルー。普通に考えてカズミに頼むしか選択肢は無いが。

*3:CVは三宅健太(“千変”シュドナイ)と丸眼鏡が津久井教生(ストレイト・クーガー)。このアニメはメインの若さに対し中年以上がえらく渋いチョイスで真子さん大喜び必至()。この上、小五郎は伊藤健太郎(トーマ・リヒャルト・シュバルツ)ときてる……というかキャラクター紹介を見るに、普通に奈波編で終了は確定じゃなかろうか。