「魂の戦い！極神皇トール ＶＳ スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」
因縁自体が唐突だった分、割とあっさりケリがついた感。勝っても負けてもスカッとしたので良しとする潔さ？ の反面「俺のライフは終わってもデュエルはまだ終わっていない」、チーム太陽と似て非なる託し方。
こっから先、現役放送時に何故か次回だけはっきり見た覚えがあり……ネザースピリットとボガーダンハンマーを足して“割らない”面倒極まる能力に悩まされるという。攻撃反応系罠で除外、ないし墓地に送ってからDDクロウなど墓地対策系で除外するのが良さげなんだけども、如何にアニメでもそこまでピン刺しされてない……というより、どうにも主人公側は（公式でSW2バーン効果が採択されて尚）正面からブチ破るのが大正義と言わんばかりが為に。例外はホープレイVくらい？ 強力な神への信頼故か、当然のごとく搭載の専用罠も中核潰せば死に札でおいしいと思うんだが、キングならずとも皆「エンターテインメントでなければならない」縛り。Ⅲ＆Ⅳ対ミザエルのタキオンドラゴン封じ込め、みたいな動きも殆どやらない。うーん。
―――ペンデュラム召喚は各レベル１体ずつだと言ったな。アレは嘘だ。これまで同レベルモンスター並べなかっただけかい……てなわけで今後手札からエクストラから並べて高ランクエクシーズの可能性が……エクストラが決闘中に15枚超えていいならかなりエラいことになりそうな。社長が最後に証明し損ねたのもペンデュラムからのレベル攻撃規制を抜くエクシーズかシンクロだったと思われるし。「Pスケールの数値変動で範囲外になったカードは破壊される」てのは少し判らん所もあるが。
さてさてさて。既存四種にペンデュラムが加わる構造から、主人公ないし同位体君がペンデュラムと他の特殊召喚を組み合わせるのを密やかに期待していたわけだが。はたしてライバル？ こと赤馬社長がシンクロ融合エクシーズにペンデュラムも使う……OCGでも出てきそうな（流石に全部乗せは事故要因だろうが）デッキを先んじて提示という。まあ最初の段階でペンデュラム召喚の存在も使い方も知ってた模様ゆえ、それ自体は何もおかしくない。知ってる理由・背景が謎なだけで、またPカード自体や理解も不完全なプロト……まあ１話の時点でドローカード再構成やっちまったから自作カードもまあアリ、でいいのかどうか。そもそも（各々かなり効果が凄い）エンタメイトPモンスターは新登場の度に、みたいな感も拭えない。実際はあの時にデッキ丸々、だと思われるが。
ともあれ「俺だけの」唯一アドバンテージも消え自力の差で敗北、寸前で急報飛込み流れる。推定、年上の女性絡みかな……理事長の、社長がペンデュラムを使えるなら遊矢も塾も要らない、から潰すが実現されず本当助かったね。
そして決闘中の塾を守る為に勝たねば、が抜けて色々混乱必至の主人公に熱血修造先生が渇を入れつつ、親父を回想するエピソードへと？
