ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「衝撃のスクープ!小鳥の危険な未来」\(`д´)ゝ

 フォーカスフォースさん! ラストバトルで唐突に出番があったと思ったら速攻で除外されたフォーカスフォースさんじゃないですか! なんてことはさておき、WDC編はなにげに小鳥=サンのモテモテ?描写回が頻出ですね。あとラッキーストライプに続き、使用者に明らかな異能を付与するタイプでもある……とはいえその破り方は少々大雑把、というより未来予知の仕方自体が今ひと、つ?

 あと「デュエリストはみんな仲間」とか「デュエルをすればみんな仲間」とか、相手を折れさせる一線まで突き抜ける遊馬先生とはいえまだまだ言葉に説得力が伴い切らない時代である。逆に考えると、ともすると笑顔云々が押しつけがましい上に親父のコピー状態な遊矢もいずれはその境地に達する可能性はある……? かっとビングにしたって父親譲りであるしな。遊戯王シリーズの恒例行事がひとつ、「最初慣れなかったものもその内なじむ」……最初?(アークファイブ現在74話目)↓ ペンデュラムはまだしもアクションは未だに彼是言われてる気もする。

 役者がそろって良い按配の新OP(対比されてるバレットとセルゲイが似過ぎぃ。ユズセレナの背中合わせ融合グッド!)、どことなくGレコな雰囲気のある御昼寝ED(本編展開に伴いデニスOUT、ソラIN。沢渡さんがセレナに……?)。しかしシンクロ次元入ってからの総集編である。これまでも遊戯王シリーズで定期的にあったことだが……いつもと同じなのか、台詞回しバトンタッチが斬新なのかがどうも判別できない記憶力。

 評議会はロジェ長官が異次元出身であることを知った上で都合よく利用し懐柔する腹だった。長官は長官で、アカデミアのスパイとしてではなくシティの支配者となることを企んでいた。単にアカデミアに対抗するだけなら、どっちが君臨してても関係ないというか寧ろ長官が王様の方が指揮系統が一本化してやり易い気さえするが、社長は協力の誘いを一蹴。しかし、何だ。帽子にだか脳直だか知らんがコード一発発信しただけでセキュリティが全員マインドコントロールされるって実にヤバイ感。それが長官個人のボスキャラとしての格に直結しないのもアレな話だが。そして次元戦争や権力闘争云々からは微妙に蚊帳の外にありながら、ランサーズからも長官も倒すべき対象と見なされているキングアトラスさんの存在感よ。
 また長官は(評議会もか)デニスがアカデミアに連絡してユズセレナ確保に部隊が送り込まれることを懸念して確保しようとしたが、それをさっくり妨害成功したのが久々に台詞のあったソラさん……しかしプロフェッサー直々にセレナ連れ帰りを命じられたとは言うものの、ほぼ同時にこれも久々なバレット氏がオベフォ連れで侵攻を命じられたりユーリ参戦が確定したりと何かおかしいような気がしなくもない。あるいは単に、「自分が」任務を完遂させたいという功名心的なものかもしれない(勲章好きな人は特にその傾向がある)。当初のセレナといい、ある意味ではアカデミアも「競争社会」と言えなくもない?

 ともあれ次回、表向きは滞りなく進行する大会二回戦の第一試合はユズVSセルゲイ。トーナメント順ではなかった、というより完全に長官の都合とそれ以外は適当に配分されてたなこれは。黒咲VSデニス戦で会場が破損したこともあって、ライディングデュエルは市街地……これは明らかに誰ぞが乱入してくるフラグですね。来週すぐとは考え難いが……逆に優勝者とジャックが戦うまで沈黙が保たれるかというのも疑問符。三つ巴のようでいて、内々の意志方向がバラッバラで独断先行上等臭。結果、何処の誰も予想していなかったような結末に、なる……?