ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週からのSS/スレ観測ログと今週の遊戯王ヴレインズ






ユーゼス・ゴッツォVRAINS 第98話

 しかしこれ、本当にボーマン(ハイドライブ)が元々地属性なので鬼塚にブチ込まれたアースのデータ回収不要な流れだな。

 「ちなみに」「雑魚にふさわしい」で絵面もなく人質に加えられるスペクター敵とすれば嫌なヤツだけど不憫。実際ハノイの騎士首魁としてやってきた事からすれば今更ではあるのだ。これがヘルカイザー対ヘルヨハンだったら遊作が制止しようが攻撃して向こうも何かしらで防御するんだろうが……不思議なものである。敵が実質命乞いしてきて、味方がそれを助長してるというのは。まあ遊作なりにリボルバーを思ってのことだし、勝利条件敗北条件云々もまあ確か。
 それにしてもzeroキャスターの「恐怖の鮮度」じみたむごい所業だ。そんなんじゃ、了見の通報で実際に助けられてもそれが本当のことだったか、いつ「現実」に引き戻されるかと怯えっぱなしになっても致し方ない話だ。「ライトニングだけ人類と繁栄できない」コンプレックス故のあれこれという線をはるかにぶっ千切ってやしないか。ウィンディほど掌グルングルンとまでは行かないがこいつも二転三転するキャラだった。そしてボーマン「意識データは私が預かる」じゃないよリボが攻撃を中止する前にやろうよ神のジャッジガバガバすぎる。前回から攻撃通ってれば実質引き分けにも持ち込めなかったしな(エクストラライフとは一体)。そうしたらそうしたで「リボルバーが消え際にアイの名前も呼ぶ」なんてことは起こらなかったと思うけど。

……というかだね。鴻上博士(前回予告でライトニング生成に関係してるかと思ったらそんなことはなかった)に電脳ウィルス仕込んだのがソルテクじゃないというのは第3期の主敵だろうと目されるソルテクの罪を薄め(無いとは言ってない。むしろ2期では増えてる)、更にイグニス全体→個々に調べられる前にやりましたというのは前々回さんざか言われたろう博士の落ち度を薄める(焼け石に水程度に)。だからどうしたというレベルで罪カウンターは溜まっているし、今回こうしたのには前期で遊作に「俺の復讐は終わった」と言わせたように鴻上了見にも一応仇を討たせた側面があるのかもしれない。これでライトニングが生まれながらに邪悪だった理由がソルテクor博士由来だったら更にややこしいんだがね。少なくとも了見を一段階、囚人状態から引っ張りだせた向きはある(ただそれはそれとして自分で犯した罪)。


「オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)」 【アギト編完結】