《悪戦+苦闘/Driven+Despair》/岡本倫『パラレルパラダイス』第96話
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— 蔵間マリコ@パラレルパラダイス応援中 (@kuramamariko) 2019年9月21日
今回は、極黒のブリュンヒルデやエルフェンリートの作者、岡本倫先生の週刊ヤングマガジン連載の異世界ファンタジー漫画『パラレルパラダイス 第96話』の感想でも。
興味のある方は、遊びに来てください!!#パラレルパラダイス
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— ミケイラ (@mikeira_rihu) 2019年9月22日
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— 岡本倫 (@okamotolynn) 2019年10月2日
(前回の感想はこちら) (感想記録モーメント2)
越えてはいけない一線。: 続・黒のノエル
―――この頃は、パラパラに限らず全体的に記事更新が遅くてどうにも(第8巻発売よりも遅い)すまないね。誰に向かっての言葉とは聞いてくれるな。
戦況は、まあ順当に悪い。ミサキの腕が引き千切られる寸前でインターセプトしたのが陽太で、そのまま後頭部から串刺しにしたのは割合に意外だが。ヒトの枠を飛び越えた相手とはいえ覚悟決まりすぎじゃありません? まあ対怪物に関しては怯むのも致し方なし。ルーミの白属性剣(カリバーン)が魔法防御のない怪物態に通じるも体内に奪われたり、キアの手榴弾がかなりの破壊力を出すも再生力が強すぎたり。非弱点への物理攻撃はカルにつけケートスにつけほぼ無効なの本当難儀。相応に「エレメント」を消耗してる可能性はあるが、隠れ潜んでたカイに比べても短期間で大量に喰ってるから燃料切れは期待できないかもわからん。
特筆すべきは、サンドワームにぶっ飛ばされたモモが命を惜しむ素振りを見せたこと。まあガーディアン達の中でそういう気質があるとすれば彼女だろうとそう驚くところでないけれど、むしろ陽太からすればそういう人間が居ることは安心材料にすらなり得るかもしれないけれど。ともあれ彼女の動揺が実際行動に結びつくのが今の戦いの中でか、それとも後でかは明日以降にて。『極黒』1部の頃、カズミや初菜を想えば、いかにも自分可愛さで何かしそうと見せておいて……てなこともありうるが未だ不透明。予断予断。
そして遂に、一種当然のようにアマネの【銀眼】が発動せんとする。情報も足りず実質無策で挑んだらそりゃあ止められもせず。どうやって仕込んで、どういう原理で効果を発揮するのかも知れない一発勝負。弱点を知れたとてそれを突けるとも限らない。でもやらねば全滅必至……「かつてあったかもしれない時間線」ではそもそも此処に居たのはアマネでなくリリアだったかも、てのもあるなあ……それが含意するところも計り知れない。そんな本当わからんだらけ、が岡本倫作品ではいつものこと。ひとまず、ひとまず明日。