ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

”想像せよ”。”イメージするものは常に最強の自分”――『カードファイト!! ヴァンガード』雑想

 え゛っ星海社の新書、今日発売なんですか!? まあいいや明日なんとかするさ! 
(昨日も同じような事言ってたような……)

 美大受験戦記 アリエネ』は第1話「セカイのハジマリ」第2話「ユガです!」に続き、第3話「愛の嵐」……ネームドキャラクターが一気に増えたな。1話で歌川有と葛飾夢のファーストコンタクトの際に、横で色々教えてくれたあの兄さん(小磯)はやはり只者(ただのモブ)ではなかったようだ。もうちょっと突っ込んだ感想はまた後日。

 唐突だが『カードファイト!! ヴァンガード』第41話のことで思ったことを書き出しておく。「症状」*1を更に悪化させ完全に図に乗っているアイチ君、回想シーン含め凄まじい小物っぷりを見せ付けたクラッシャー・キョウ様*2双方とも敗北フラグ全開という奇妙な対決ではあるけれど、まあアイチ君が勝つだろう。たぶん、きっと。でも『ヴァンガード』だから油断はできない*3、らしい。

「さあ、イメージしてください。圧倒的な力の前に敗北する、あなたの姿を!」

 ごめん、アイチ君。私には君がいつか同等以上のイメージ力*4を持つ相手*5に完全敗北する姿しかイメージできないよ……。キョウ様がかわいそうになるくらい完全に悪役面だよ……。

――「ヴァンガード」というカードゲームはMTG遊戯王、モンコレなどに比べて、よりクリーチャー・モンスター・ユニットの戦闘能力に依拠した戦いをするタイプのように思う。またバトルスピリッツ*6ポケモンカードゲーム*7デュエルマスターズ*8アクエリアンエイジ*9など私の知る幾つかのTCGと似た要素を複数持ち、それらを統合している。
 つい最近から私は正規ルールをよく知らないままで見ているのだが、その分にはルールわからないままでも勝負の趨勢はわかりやすい。実際にやるのとではまた違うのだろうが、今から見出しても面白いアニメなのではないかと思うのだ。背景もよく知らないままだが登場人物がごく真面目に視聴者を笑わせてくれるネタも豊富であるし。ニコニコ動画で視聴者コメントを伴うと尚更に。

……完全に余談だが、CMで良い感じのアニメPVを見せてくれるならモンスターコレクションを『モンコレキッズ』みたいにまた漫画化*10とかアニメ化*11とかやってくれいないものかな、と。新バージョンのスタートにコラボ、CMや初心者講座など新規プレイヤー誘致攻勢はその前兆だったりはしないかな、と益体なき個人的願望を発露しつつ筆を置く。

*1:どうしたって運ゲーの要素が消えないTCGにあって「僕は勝利への道筋がイメージできるんです」と断言するのは相当なものだ。この手のアニメ化では普通かもしれないが。

*2:ちょうど再放送で、彼の転落のきっかけとなったチームQ4対チームAL4先鋒戦をやっていた。原因は彼が弱いからというより、調子に乗って喧嘩を売る相手を間違えたからじゃないかと思った。あんなにも下剋上精神をむき出しにしたらそりゃ組織では疎まれる。そういえば”ブシロード本社”ことあの謎施設は遊戯王かDF刃かバトスピ最新作みたいな技術を開発してるんだろうか。

*3:主人公補正? なにそれおいしいの、というレベルで主人公が弱かった、らしい。

*4:運命力、プレインズウォーカー適性と言い換えてもよい。

*5:憧れの櫂君かもしれないしボスキャラことレンさんかもしれないし、また別の人かもしれない。

*6:ヴァンガードのニコニコchでは「ライフで受ける!」というコメントが多く流れる。

*7:最大6匹の相手ポケモンを倒しサイドカード6枚めくると勝ち≒6枚分のダメージで敗北となる。

*8:シールドトリガー≒ダメージ&ドライブトリガー

*9:上位カードへのブレイク≒上位グレードへのライド

*10:最近デジタルコミック(エイジプレミアム)で始まったようだがカードゲーマーの物語ではない。

*11:個性といえばそうだが『六門天外モンコレナイト』はTCGのアニメ化らしくはなかった。米倉千尋の歌は好きだが。そういえばアクエリも一度舞台設定よりでアニメ化したか。それ以前のCM曲もOPEDも良かったな、と。