ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

《未達への旅/Journey to Nowhere》


 『氷菓』第8話。なにやら裏のある手引きで、キャストは豪華だが微妙感の漂う自主制作ミステリー映画を手伝う事に。黒髪の女帝ことC.C.入須先輩もそれ以外も一筋縄じゃいかなそうだし、意図不明の舞台で「踊らされ」そうな折木に何が起こるやら。一度話が終わりそうになった時、なにやら動揺があったように感じたが。
 それにタロットのアルカナは何の伏線か。ラスト英文は「彼女は何故、江波に頼まなかったのか?」て按配だと思うのだが……導入につき疑問は尽きない。

 『坂道のアポロン』第9話。千太郎と律子、淳兄と百合香さんの物語は終わり、人生という冒険は続く。
 律子と百合香さんの友誼。男同士の果し合い。ぶつけ合うようなセッションを経て心残りは無い……筈だったが思わず「盗んじまった」兄さん。格好良すぎた4話あたりよりも、たぶん良い感じだよ。二人の未来に幸あれ。
 残るは、薫と律子。全12話だから、あと3話もあるのか……何をどう描くんだか、楽しみ。勿論演奏も。
―――あれ、4人セッションは今回で本当に最後なのか? どうなんだろう。